象の鼻と豚の鼻2011年03月09日 22時32分56秒

パワー不足のDトラ125である。
ネットで調べていて吸気口の拡大をみつけたのでやってみることにした。

エアクリ加工 001

ノーマルはこのようになっている。まさしく象の鼻である(笑)。
吸気制限甚だしい。これを豚の鼻に替えるのである。

エアクリ加工 002

エアクリ加工 003

エアクリ加工 004

用意した豚の鼻。これをノーマルと合体させる。
あちゃら製のため納期がかかった。KLX110純正である。620円也。

エアクリ加工 013

象の鼻はボックスに接着してあるが強引にむしり取る。

エアクリ加工 005

象と豚の比較(笑)。全然ちゃうやんけ!

エアクリ加工 007

エアクリ加工 006

不要な部分を容赦なくぶった切る。

エアクリ加工 008

ゴムが微妙に柔らかく切りにくい。ガタガタである(笑)。

エアクリ加工 009

エアクリ加工 010

エアクリ加工 011

エアクリ加工 012

加工したノーマルと合体。一応接着剤で固定した。

エアクリ加工 014

エアクリにつけるとこんな感じ。特に接着はせずはめてあるだけである。
隙間から多少空気を吸っても問題ないだろう。

とりあえずこの状態で試乗する。ノーマルでは聞こえなかった吸気音が聞こえる。
まだマフラーはノーマルだがマフラーを替えると吸気音は聞こえなくなるだろう。

開け始めや低速では違いがわからない。高回転や高開度ではどうか。
極端な差はないがパワーアップを感じる。ハイスロ効果もあり良い感じだ。
確かに違うが気にしなければ気付かないかもしれない。

ここまでくるとついで?なので既に入手していた社外品フィルターも付けることにする。

エアクリ加工 015

左のサイドカバーを外しエアクリの蓋を外すとフィルターが現れる。
一応、整備性は考えているようだ。

エアクリ加工 016

エアクリ加工 017

エアクリ加工 018

用意したのはノートイル製。定番のツインエアーより1000円以上安い。
微妙に違うようだがかなり似ている。出所は同じだったりして(笑)。

エアクリ加工 019

ノーマルとの比較。

エアクリ加工 020

手持ちのツインエアーの純正オイルを塗って組み込む。

そしてさらに試乗。しかしエンジンが掛からん。何でやろ?
いらんことはしてないが…すったもんだしていると何とか始動に成功。
薄くなりすぎたため、冷間時の燃料増量が足りないのか?
一度掛かってしまえばそれ以降は問題なかった。
学習機能があるらしく始動時にはさらに増量するようになったのだろうか?

気を取り直して試乗する。
先ほどとはそれほど違いは感じないが多少上乗せあるような気がする。
とはいえほぼ同じといえる。
劇的な変化はないが確かな効果があることがわかったのでパワーチェックで
確認や。というわけで野口商会に向かう。

パワーチェック20110226加工

パワーチェック20110126-0001

パワーチェック20110126-0002

今回の計測結果と前回の比較である。
今回は9馬力越えとなった。
前回は空燃比はほぼ理想値であったが今回はかなり薄くなっている。
特にアイドリング付近が顕著である。
排ガス規制対策のためメーカーとしてはそうするしかないのだろう。
開けていくと濃くなっていくがそれでも薄い。
たかだか吸気系の改造であるが思いの外影響があるということだ。

計測に当たっては一つ注意点がある。
ダイナモを新しくしたので誤差を考えないといけないとのこと。
同一車両同一条件でも物が違えば計測結果に幅が生じるらしい。
しかしながら特性は同じで性能向上の幅大きい。
また実走での結果よりパワーアップしているのは間違いない。

このままマフラー交換するとさらに薄くなることは必定である。
その時には禁断のインジェクションに手を付けるしかない。
現時点では市販品はほぼ皆無で選択肢がない。
ほどほどの価格であればかなりの需要あると思われる。
今後に期待しよう。

作業終わってから気付いたことがある。
そう、面倒なことをせず象の鼻を外すだけでよかったのである(笑)。

ジータのハンドガードその32011年03月14日 21時56分30秒

その2より続く。

ガード取付方法変更によりウインカーの配置に問題が生じた。
新たにステーを作ることも考えたが、ふと思い出した。
今のガードにはウインカーを付けることが可能なのだ。
ややこしいことをせずにそうすることに決定。

ハンドガードウインカー 001

入手したウインカー。ウインカー付ガードの価格は8000円ほどだが
ウインカー単品で買うと5000円もする。どういうことやねんと思い調べてみると
ガードのみだと3000円なのである。ウインカーの方が高い…
うーん、それは妥当なのだろうか。

ハンドガードウインカー 002

ガードに


ハンドガードウインカー 003

ウインカーを取り付ける。車体に組み込んで配線すれば作業完了である。
トップブリッジのクランプにウインカーがなくなったのですっきりした。

不安心理2011年03月19日 22時07分26秒

昨日は北陸方面に行っていた。
途中の北陸道で消防団の団体に遭遇した。同じ地域だが所属はバラバラである。
県で派遣部隊をまとめて編成しているのか。

消防車はなく、人員のみである。地震から1週間経過している。
以上より新規派遣ではなく交代要員ではないかと思われる。
全人員や機材を提供すれば地元での火事に当然対応できないし、1週間不眠不休で
活動出来るわけはないのだ。

緊急車両は通行止め関係ないはずであるが混乱を避けるため北陸周りか。

隊員には観光半分のおちゃらけ気分は感じられない。
悲惨な状況を把握しているということだろう。

それ以外にも消防車や救急車の一団も見かけた。
出発地によって対応違うのか。

本日のことであるが某ディスカウント店に行った。
関東では水や食料、はては燃料まで入手困難であると報道されている。
しかし大阪では売っている物に不足はない。
だが普段と違うことに飲み物コーナーで気付いた。
箱で売っていないのである。
何やら張り紙がある。それによると地震の影響により入荷量減っているため
一人当たりの販売量制限しているという。
そのため箱売りはしていないのである。
とはいえ棚にはびっちり商品置いてある。どういうことやっちゅうねん。
買い占める奴おるのか、それとも売り惜しみか、微妙なところである。

その後別の店にも行ってみた。
そこでは制限はないが、箱はなく売っている量も少なかった。
大阪では特に影響はなく焦って買う必要は全くないのである。
ということはなんとなく不安になって必要以上に買い占めたくなるのだろうか?
そんなことをすると他も買い占められる前に買い占めなアカンと思うようになるのである。
こうなるとドツボである。
買い占めが買い占めを呼んで、最終的には何も売っていない…ということになる。

ちなみに電池はほとんど売り切れていた。
電池なんて普段そんなに使うわけないやろ!なんとなく買い占めてどないすんねん!

ちなみに酒のコーナーはどうなっているのかと思いチェックしてみた。
うずたかく積まれたビールの山。
酒は買い占めし放題や(笑)。
買い占めれるんやったら買い占めてみんかい、ワレ!(笑)。

日本人は何となく場の雰囲気に流されやすい。
冷静な対応必要である。

今日は車に燃料を入れた。東京では入れるのに何時間も並んだなどという。
ここ大阪では全くなにもなく普通に満タンにできた。
昨日の北陸道では給油制限中の案内が出ていたことを考えると、拍子抜けである。
しかし先のことはわからない。
西日本からはかなりのタンクローリーが被災地に向かったとされる。
また燃料も被災地に優先的に回されているようである。
となるとどいういうことになるのか。
めったに車に乗らないのに、買えなくなると思ってスタンドに殺到する可能性がある。
しかし、今必要ないのであれば、焦って入れるべきではないのだ。

カクカクのハンドル2011年03月21日 09時00分10秒

ちょっと前に気付いたことがある。そうハンドルがカクカク動くのだ。
パイプハンドルだがトップブリッジには直づけではなくラバーマウントされている。
それはよいがゴムのへたりか、かなり動くようになった。

バイク屋にて
俺”ハンドルめっちゃ動くんやけど”
バイク屋”うわっ!ホンマや!かっくかくや!これはアカンやろ(笑)!”
      ”これは酷すぎや(笑)。ここまではなかなかないで!(爆)”
      ”おまけに捻れてるし(笑)。

呆れるのを通り越して笑ってしまうレベルである(笑)。
笑いのネタを提供しているのでは断じてない。

近くに10年落ちネイキッドがあったのでハンドル触ってみた。
確かに動くが、ちょっとだけや。俺のはまだ1年で2000キロ台…
ハンドルポストのナット緩んでいるのか?いやきっちり締まっている。
ということはゴムのへたりである。

バイク屋よりメーカーへ連絡したところ、”あぁぁ…それは…”ということであったらしい。
何や身に覚えあるんかい!
というわけでクレーム処理となった。

ハンドルカラー交換 001

ハンドルを外してゴムを交換するが下側が抜けそうでなかなか抜けない。
まさに知恵の輪状態である(笑)。

ハンドルカラー交換 002

新旧の比較。右が新品である。わかりにくいが高さが違うのである。
交換後は元通りに組み立てる。
完成後、ハンドルを動かしてみる。びくともしない。これが普通やろ。
ゴムはタイ製である。メーカーも悪いのを認めている。
何故悪いのかというと水のせいだそうだ。ゴム作るのに水使うの?
たしかにイタリアのゴムも悪いが。
よくわからん。ゴムが悪いのであれば交換してもまたなるではないか。
サービスマニュアルに1年ごとに交換と書いていたりして(笑)。

ゴムが悪いのであればOリングやシール類はどうなるんや?
究極はタイヤである。タイヤはカクカクで済まされないのだ。
数年前TT91GPでタイ生産品があった。
俺は使ったことはないが日本製に比べてかなり悪かったらしい。
性能もそうだがすぐにひび割れ発生したそうだ。
結局はいつの間にか日本製に戻ったそうである。

交換後、帰る時そんなことが!というトラブルに見舞われた。続く。