自損型輸入その82024年04月19日 23時58分47秒

その7より続く。

円安進行中。この程度で終わらない予感。
インフレとなってから、これまで国内でやってたものが急速に輸入に置き換わっている。
食品で顕著になっている。前はなかった中国産マグロを見て驚いた。
どのみち遠洋漁業なんだろう。
となれば国産と出どころは同じで物に問題ないとの考えもある。
あんな国に依存するとどういうことになるか全く考えてない。
円安進行してもそれは変わらない。
国内業者はどうなるのか。
そこへの配慮や敬意は全くない。高いから仕入れない、ただそれだけ。
国産から輸入に切り替えると、国産に戻すことはまず出来ない。

どんなに値上がりしても輸入をやめられなくなる。
インフレ進行の原因になるだろう。
どんなに高くなっても買えるだけマシ。
今後の予測困難な時代。
自分が食えなくなったら、外に売る奴などおらん。
それを想像すると恐ろしい。

紅ショウガを見て驚いた。原産地はタイ。
こんな物まで…
現地で需要あるのか、疑問だ。
となると日本人が主導しての自損型輸入となる。
それに気づいたのは今で、もっと前からそうなってたかもしれん。
今までその国でやってなかった(供給体制がなかった)ことを人件費が安いというだけで
日本人が主導してやらせる。
未経験者を集めるということだ。
ならば円安となれば日本で同じように未経験者を集めて始めることも可能だ。
しかし、それは聞いたことが無い。

こんなことがあった。
お試し的に安い値段で開始。
あくまでお試しで、客寄せなのでそれを維持することは不可能。
500円で始めたが、維持できなくなり750円に値上げ。
しかし、客の反応は冷淡だった。
値上げ前までは客の入りは良かったと思うがそれ以降は激減したのだ。
誰が見ても分かるほどに。
サービスに対する評価がよかったのではなく、安さが評価の全てだったのだ。
つまりは値上げしたなら、存在価値は全くない。
1.5倍だが俺はそれぐらいの価値はあったと思う。
価格戦略の失敗か。600円から始めたら違っていたのか。わからん。
そこはほどなくして、潰れた。
値上げは絶対悪だと嫌でも認識させられたはずだ。
物価上昇率は2%ぐらいとされているが、それには罠がある。
生鮮食品は含まれない。
上昇著しいそれを除外して何の意味がある。
それを加味するとそんな程度では済まないのだ。

台湾産パイナップル。中国による嫌がらせ。
ウクライナ産穀物のロシアによる妨害と同じだ。精神構造は同じやな。
中国に変わって日本が買い取る。カミーユ美談なる扱いとなっている。
しかし、それまで主流だったフィリピン産は円安でも安いまま。
日本が買わないと、お前ら他に売るとこないやろ。
円安になった分、安したら買うたるわ。
台湾には友情があってもフィリピンにはないということだ。
そんなことで付き合いが維持できると思うか?

デフレ根性が売る方も買う方も染みついている。
こんなことでは、デフレの方が遥かに良かったと思うのが大勢だろう。

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