チェストガード2011年10月02日 08時37分20秒

ライクアウインドでの無法地帯スプリント。
クラッシュにより縦回りした自車のフライングボディプレス!をライダーは
自分の胸で受け止めた…
アレを見てサーキットでも胸の保護必要なんやなと思い知らされたのだ。
各社から市販品出ているのだがいずれも結構ごつい。
ツナギはそのつもりで作っていないので、収まらない可能性大。
収まりそうなのを色々と探す。
タイチから薄いタイプ出ているのを確認。それにすることとした。
しかし店に置いていない。厚いタイプはあるが…
呼びでいくと4ミリタイプと8ミリタイプがある。
というわけで注文したのだがなかなか入ってこなかった。
薄い方は需要が少ないのか。結局は1ヶ月ぐらい要したのだ。

RSタイチ胸部プロテクター 001

RSタイチ胸部プロテクター 002

商品名フレックスチェストプロテクター、定価6300円。高いのか安いのかわからん。
ツナギ専用タイプとなる。
その表と裏。

RSタイチ胸部プロテクター 003

皮めくった状態。

RSタイチ胸部プロテクター 004

パッド部の度アップ。

RSタイチ胸部プロテクター 005

警告文あり。これがないと、”使ったのに怪我したやんけ!どないしてくれんねん!”
って奴絶対出てくるんやな。装備したから怪我しないわけではない。
絶対怪我しない装備あれば即、買うわ(笑)。
あくまでダメージを減らす程度と認識すべきである。

さて実際に使ってみた。ギリギリでツナギのファスナー締まる。
薄いとは言ってもそれなりの厚さがある。
そのため装着している間は胸が盛り上がりマッチョマンに変身する。
”兄ちゃん!エエ体しとんな!自衛隊に入らへんか!”(笑)

装着位置はみぞおちの上となる。要は肋骨の保護なのだ。
走行してどんな具合か確認する。とくに動きにくくないし挟んでいるだけだが
ずれることもなかった。この辺はツナギのサイズ次第か。

保護性能は付けただけでは当然確認のしようがない。
まさか確認のため壁に突っ込んだりはできんやろ(笑)。
拳で胸を叩いてみたがやはり痛い。
ちなみに公認レース以外でもレースにより義務づけとなっていることもあるらしい。
出番がないことを祈る。

タイチ製買ってからクシタニ製を見る機会があった。
タイチよりもガード範囲広いようでそちらのほうが良いように思われた。
厚さはタイチと同等か。
値段はちょい高めである。今更買い換えることはないが。
クシタニはここ大阪ではクシタニでしか売っていない。
店の数少ないし、近くにはないので買いにくいのである。

委託整備その12011年10月10日 22時34分20秒

来るべき堺カートランドでの転生
前にやっていたレースの代替わりとのことである。
猪名川と同じ主催者なので当然ながら?出るベースとなる。

その準備進めている。
50Rは去年からほとんど走ってないし、偵察前に少々整備済みなのであまりやることはない。
監督のほうは色々とやるつもりのようであるが、時間が足りない。
よって車両整備手伝うことにした。

委託整備 001

委託整備 002

ということで引き取ってきた車両はNSR。ノーマルクラスに参戦となる。
年式は94らしい。街乗りの放置車両ということである。
転倒歴もあり、相当放置プレーされたようである。

委託整備 006

ハンドル曲がりあり。これは宿命か。別にあるらしいのでそのまま。

委託整備 008

ブレーキもかなりきているようである。

委託整備 009

タンク内さび。へこみもある。こちらも別にあるとのことでそのまま。

委託整備 010

燃料ホースをワイヤーで縛るか?扱いがわかるというものである。

委託整備 012

まずは無用な保安部品を外す。エアエレメントは劣化で触るとバラバラになっていく。
この辺は放置車両の常識なので驚くことはない。

委託整備 013

チェーンはさびさび、使用不可。チェーン!カムバック!(笑)。

委託整備 014

どんどん作業を進める。

委託整備 015

委託整備 018

ウオーターポンプカバーのボルト感触おかしい。
折れたらドツボなのでCRC塗りつつ慎重に外す。
なかなかのさびだが、全部さびていないのが腑に落ちない。
ボルトの予備ないため、清掃して再利用するが交換が望ましい。

委託整備 019

タコメーターケーブル断線、死亡。

委託整備 020

ラジエーターホースは表面に少々傷あるが奥まで達していない。
保管状況によるが問題ない。さすがに日本製。

委託整備 021

委託整備 022

クラッチも綺麗。走行かなり少ないということになっているが、実走みたいだ。
放置による痛みがほとんどのようである。

その2へ続く。

1コーナーに散る2011年10月12日 00時38分24秒

10日は転生に向けて堺に練習しに行った。
前回はノーマル~SPであったが今回は63である。
本番はこれで出る予定である。
前日に積み込みするが、委託整備に手間取り自分のをやる時間がない。
元々すべてやる条件ではなかったが、やるべき所はやらないといけない。
ホイールの組み替えなど残っているが、それをやると日が変わってしまうため
現地でやることに。

8時過ぎに現着。3連休の最終日のためか意外と客少ない。
まずはホイールを組み替える。
そして前回、不具合のあったラップショット電源落ちを対策するべく電池から
電源を取る。これで解決。

武川のメーターだがタコが動かない。
前日にわかっていたが調べている時間無かった。
前にもあったが…色々と調べる。
メーターハーネスの信号線の接触(正確にはカプラーへの差込み)が悪かった。
奥まで押し込んだら直った。
この辺はメーカーで接触不良起きないようにしてもらいたい。

そんなことをしているとすでに10時である。さっさと走行を開始する。
50とは別次元のパワー。立ち上がりが、ストレートの伸びが全然ちゃうわ。
2コーナー手前でメーター読み100キロに迫る。
最終コーナーをうまく回れば100キロ越え確実。
どの程度正確なのかわからないが50ではそこまで出なかった。
前回のタイムをあっさり更新した。まさしく排気量はパワーの源である。

パワーが上がると車体の挙動が変わる。バンク時にパワーバンドに入ると
タイヤが耐えきれなくなり流れ始める。微妙に流れる程度では問題ないが
いきなり来るとコントロールできなくなる。
そこでスプロケットロングな方がマイルドになるかと思いセッティング変更。
それでも流れるときは流れる。
あまりロングに振ると加速悪い。開けないとタイムでないのも事実。
落とし所が難しい。

水温は80℃を越える。この日25℃以上あったがそれでもかなり高め。
もっと濃くしないといけないのか?MJを上げていくが水温はほとんど下がらない。
結局は手持ちで最も大きなMJとした。
プラグの焼けでは薄い感じはしないが。何らかの対策必要か。

4コーナー。ここは何故か転倒多いようである。逆バンクぽい?
目一杯で走っていたわけではないがいきなり後から転倒!

堺20111010 001

堺20111010 002

ペダルは板金修正して復活。ステーはそのままでエエわ(笑)。

修復後、走行再開。なかなか思ったようなタイムでない。
タイヤはまだ使える中古(走行少ない)だが、状態良くないのか。
乗り方も考える必要がある。

この日、Tテックも来ていたのでアドバイスを求める。
そちらは今後の課題やな。

走行を続ける。他のノーマルと比べるとパワーの差は歴然としている。
コーナーで離されても立ち上がりやストレートで簡単に追いつく。
素晴らしい(笑)。
パワーあると別の難しさも出るが一度そのパワーを知ってしまうと後には戻れない。
しゃ○と同じやな(笑)。耐久では楽に走ることができる。

淡々と走行をこなすが1コーナーで事件がおこった。
膝をするレベルであるが、コーナーといっても実質ストレートでありその手前で
6速に入れるのである。
ひたすら全開である。ところがいきなり前から転倒!ここは転倒するような所ではない。
そのつもり全くなかったので、グリップ握ったまま肘を路面に擦りつける。
少々バイクとは分離せず合体したまま滑っていった。
イン側の縁石からグリーンまで飛び出た。
80以上出ていたはずだ。長い時間滑っていったのが明らかにわかったのである。
転倒により後続(NSF?)をコースアウトさせてしまった。
当たったりはしなかったようで謝るまもなく走り去っていった。
サーキットではそういうことも起こりうるが、悪いことをした。

堺20111010 004

ステップバーのボルト激しく曲がっている。強度ないと確実に折れる。
サイレンサーも多少内側に入っている。

堺20111010 005

堺20111010 006

数々の転倒対策が功を奏してダメージはたいしたことはない。
怪我はなく走行時間はまだあったが、戦意喪失したのでこれで切り上げた。

堺20111010 003

なんでこけたんやろ?(笑)。
前からではなく後からならまだわかるが…タイヤか、それともオイルか何か?

パワーは魅力的であるが開けやすい方がタイムは出る。
方策は考えてあるが、確認する時間はないな。

委託整備その22011年10月13日 23時43分05秒

その1より続く。
今回はエンジンをやる。不動車のエンジンは如何に。

委託整備 024

委託整備 025

キャブ腐り。外は汚くても機能上は問題ない。中身が問題だ。
燃料があった形跡はない。
残っていればもっと悲惨なことになっていたと思われる。
時間掛ければ復活すると思うがそんな時間はないので適当なキャブ用意するよう
監督に連絡した。

委託整備 027

リードバルブに開きはないので、外しもしなかった。

委託整備 032

委託整備 031

委託整備 033

委託整備 036

委託整備 035

メーターの表示では走行かなり少ない。しかしそこは中古車。
それだけで判断は出来ない。
外には錆びあるが、内部はかなり綺麗。一部に汚れあるが極上といえる。
ホンマに走っていないみたいだ。
オイル分かろうじて残っていたようで、錆びもない。
水分の侵入あれば内部錆びてボロボロになるようである。
ピストンも外さなかった。リングも外さずそのまま流用。
最終的にはどこまでやるのかということに行き着くのである。
やり出したらキリがない。問題ないと思うのでこれでエエやろ(笑)。
ただベースガスケットがケースに激しくこびりついて除去するのに難儀した。

クラッチも傷みほとんどない。
スプリングはやや縮みあるもののまだまだ規定値内。
開けただけでそのまま戻した。
クラッチの枚数やリフターに年式による違いがある。
ちなみにこれは3枚クラッチとなる。
4枚にするにはハウジング替えないとできないのか?
その必要はないと思うが。

キックは残すよう指示あったので、残すが再組み付けに手間取った。
当然無い方が整備しやすい。

その3へ続く。