今津駐屯地70年記念行事その1~74式戦車2022年12月05日 22時42分58秒

12/4。
滋賀県高島市にある今津では宇治とは違って戦車を使って派手にやるらしい。
動きがない宇治とは違って激しいとのこと。
74式の退役は迫っていてこれが最後の可能性もあるのか?
よって宇治から続いて2週連続参加となった。

今津駐屯地70年記念行事 001

宇治とは違って隣の演習場が駐車場となる。
入口に案内が全くなく、わかりにくい。
かなり行き過ぎてだいぶ時間を無駄にした。
現着10時。すでにかなり来ているがかなり広いので満車になることはなさそうだ。
天気が悪いのは分かっていた。
雨のモトクロス場のような極端なことになならないとは思ったが、念のためスノトレを用意。
小雨だったので必要なかったが場合により必要かもしれない。
急に寒くなったし、大阪よりは間違いなく寒いので寒さ対策もしておいた。

今津駐屯地70年記念行事 002

民間の施設ではないので勝手な移動は禁止。
バスはなかなか来ない。
会場入りは1030。
すでに始まっているが挨拶はどうでもいい。

今津駐屯地70年記念行事 093

宇治同様にローカルな祭りっぽい雰囲気。

今津駐屯地70年記念行事 005

今津駐屯地70年記念行事 032

これこれ!74式。最高のかっこよさ。
これを目で犯そうではないか(笑)。
イベントに合わせたスペシャルカラーらしい。
何もない平原に雪が積もっているなどということはなく、実際には木があったり土が見えていたりする。
それ故に白1色だと逆に目立ってしまう。
ジャーマングレー風?3色迷彩は新鮮な感じだ。

今津駐屯地70年記念行事 012

今津駐屯地70年記念行事 036

同じ部隊でも車外装備品はもろとも塗られている場合とそうでない場合とがある。
この違いは何か。

今津駐屯地70年記念行事 034

今津駐屯地70年記念行事 052

フェンダーは装甲ではないのでペラペラだと思っていた。
前側は現地ではごつく見えたが、後で写真を見返したら折り返しているので
厚く見えただけだったと分かった。
模型ではここを薄く成型できないので実物はどうなっているか気になっていたのだ。

今津駐屯地70年記念行事 085

今津駐屯地70年記念行事 087

今津駐屯地70年記念行事 089

おさわりコーナーあり。 キャタピラ一切れ20キロ。増加装甲としても使われるのも納得。
スプロケットは消耗する刃のみ交換可。
アルミホイールの片側は50キロ。
いずれもかなりの手ごたえがある。

今津駐屯地70年記念行事 035

摺動部には潤滑が必要となる。
ホイールは給油式。
兼用式の赤いドレンと給油口あり。液面計も装備。実に興味深い作りだ。

今津駐屯地70年記念行事 257

バイクのスプロケットと同じような消耗の仕方。

今津駐屯地70年記念行事 095

退役した戦車の新旧。こちらは常設展示となっている。
緑1色というのが俺の74式のイメージだがいつの間に2色迷彩となっていたのだ。

今津駐屯地70年記念行事 097

今津駐屯地70年記念行事 098

昭和51年式、79両目と初期型?
装甲には苔…
ただし、新車時の状態ではなく改修されているのを確認した。
ブロックかまされて亀の子になって、ホイールをパクられた車ではない(笑)。
車高調整可能な油圧式懸架装置は放っておくと車高短になるようだ。
臨時展示とは違い制限はない。
車外装備品は取り外されているので止め方が一目瞭然となっている。

ひぃぃ!!ひぃぃ!!ひぃぃ!!
独特な大きな音が聞こえてきた。離れていてもはっきりと聞こえる。

今津駐屯地70年記念行事 126

何と74式が迫ってきたのだ。動く戦車を見るのは初めてだ。
めっちゃうるさい。
排気音ではなく、エンジン音。
当時はバイクも車も今の感覚では規制がないのと同じだったわけだ。
それを考慮してもうるさいので元々騒音対策は考えていないことがわかる。
50キロほどしか出ないので原付に負ける性能である。
ひぃひぃ音はシフトによる変化のようだ。
シフトの忙しさは2ストミッション原付以上か。
アイドリングも相当高い。2000ぐらいか。
空冷2ストロークディーゼルと知ったのはちょっと前のことだ。
その件はまた後で。

今津駐屯地70年記念行事 132

白煙と黒煙。
排ガスも強烈に臭い。
ブローバイガス還元装置ぐらいしか規制がない時代だったので音と同じと思う。
しかし今でも戦闘車両に排ガス規制は関係なさそうではある。

今津駐屯地70年記念行事 211

砲塔旋回サービス。
タイガー戦車では1回転させるのに1分を要したという。
現代では10秒かからないぐらいと大幅に性能が向上している。

その2へ続く。

今津駐屯地70年記念行事その22022年12月07日 21時38分08秒

その1より続く。

今津駐屯地70年記念行事 176

今津駐屯地70年記念行事 168

今津駐屯地70年記念行事 174

今津駐屯地70年記念行事 170

74式からこれに切り替わるというのは知っていたがすでに配備されていたとは。
実はすでにこれを買って半年以上。
全く作る予定が立っていないのが現状である。
装輪式は装軌式に比べるとオフロード性能が明らかに劣るのは常識らしい。
雪は降っていないのにタイヤチェーン巻いている写真もあったりしてそれを裏付けている。
戦場での機動力よりも戦場までの機動力重視。
装甲は厚そうに見えるが74式よりも10tも軽い。
これで敵主力戦車と撃ち合うのはどういうことか。。
ビッグEガンでソルティックに真っ向勝負を挑むチコがロッキーにお前はアホと罵倒されるようなもの。
世界的に戦車よりもそっちに向かう流れがあるらしい。
本州からは戦車がなくなるそうだ。
実戦になったら結局は戦車と同じように使われるのだろう。
そうなると厳しいと思う。

今津駐屯地70年記念行事 182

戦闘車両もモビルスーツ化?が進行中。
大型のカメラやセンサーと思しきものがある。
それだけだと壊れたり攻撃を受けると視界を失う。
アムロのようにメインのカメラがやられただけだと言うために目視できるようにはなっている。

今津駐屯地70年記念行事 171

社外装備品はダークグリーンではなく、オリーブドラブで塗られている。
今はこれが標準か。

今津駐屯地70年記念行事 184

戦車ほどではないが、これもうるさい。
戦闘中だと静かな方が有利なはずだが、そういうことは考えていないようだ。
戦車のマフラーには黒煙はいている割にはすすがほとんど付着していない。
しかし、ここは煤けているのが不思議だ。

今津駐屯地70年記念行事 180

今津駐屯地70年記念行事 179

左のライト内側は激しく浸水…
バイクや車ではそう簡単にこうならない。品質は…

今津駐屯地70年記念行事 177

放射状に開けられた穴がマズルブレーキに役割を果たす。
穴の付近の塗装剥がれが興味深い。

今津駐屯地70年記念行事 214

今津駐屯地70年記念行事 215

宇治にも来ていたパトリオット。
その時は気づかなかったが、大と小の2種類ある。
対ミサイルを含む対空戦闘は陸自ではなく空自の所掌とのこと。
装填はどうするのか気になったので聞いてみた。
すると筒ごと交換だそうだ。ということは筒は使い捨て?
装弾数以上に撃とうとすれば筒交換用に重機の帯同が必要になる。
1基動かすのにそれなりの人数が必要か。
輸入と思わせて三菱製。ライセンス品か。
旋回部分の作りが良く分かるが、そこはむき出し。
巻き込まれたりする奴おらんという発想だろう。

今津駐屯地70年記念行事 218

無人君。
ラジコンとドローンはどう違うのか。

今津駐屯地70年記念行事 250

今津駐屯地70年記念行事 247

様々な装備があることに感心する。それだけ人手が必要ということでもある。
軽トラの荷台に箱を乗せるかのような固定方法に注目。

今津駐屯地70年記念行事 203

今津駐屯地70年記念行事 209

今津駐屯地70年記念行事 207

戦闘車両用タイヤにもスタッドレスある。
宇治の時から気になっていたことがある。
それは大概、タイヤの年式が古いこと。
スタッドレスに顕著となっている。
製造年月は一般用と同じはずなので2008年39週製造となる。
トマホークとか騒いでいる。
政治家というのはやたら派手なことばかりしたがる。
タイヤを替えることができないのにトマホークが扱えるか。

その3へ続く。

今津駐屯地70年記念行事その32022年12月10日 22時31分55秒

その2より続く。

今津駐屯地70年記念行事 220

音楽隊。
曲は某戦車アニメ。

遠くから戦車の音が聞こえる。この時は移動しているだけだと思った。
そしてヘリの音。
ん?
パパパという連続音。機関銃か。
んん?
さらには、凄まじい音。
!!
本日のメインイベントか?!!
タイスケを持っていながら、それを勘違いしていた。
この時、離れた場所で食事中だったので動くに動けない状況に。

今津駐屯地70年記念行事 137

今津駐屯地70年記念行事 138

今津駐屯地70年記念行事 139

今津駐屯地70年記念行事 145

今津駐屯地70年記念行事 143

戦車長から別れを告げられる…
到着段階で引き上げる最中だったのだ。
その場にいながらメインイベントを見逃す。
なんじゃ、そりゃぁ!!
遠くまで来たのにこの残念さは…

大きな音は戦車砲の音だったようだ。
数えたわけではないが、数的には僅かであった。
もう、終わりな感じ。
過去実績からしても少ないようだ。
後で湯中部でどんな感じだっか確認するという、更なる残念さ。
戦車回収車やドーザー付も確認できた。
到着した時点でそのタイミングかと思った次第。

この日は小雨が降ったりやんだりであった。
泥は大したことないと思わせて、短時間しか走っていないが泥の巻き上げがすごい。
やったことがあればわかるがモトクロスでは天候により汚れ方が極端に違ってくる。
雨降ると文字通りの泥沼となり、チャンバーの周りは熱で泥が固まって 瀬戸物が出来る(笑)。
タイヤでもそうであるから、装軌式では耕運機状態になるのだろう。
展示の機動戦闘車では運転席ペリスコープまで泥が飛んでいた。
ハッチから顔を出していたら顔面ぶっかけ間違いなしだ。

音は空砲でも強烈だが、それで思い出したこと。
昔、某キャンプ場にいった。
朝食時に轟音が当たりに響き渡ったのだ。
それがすぐに大砲の音だと分かった。
一瞬、戦争が始まったのかと思った。
何とキャンプ場の横は自衛隊の演習場だったのだ。そうなるまで気づかなかった。
戦車の音もそうだが、発砲音はテレビではその大きさが分からない。

今津駐屯地70年記念行事 148

今津駐屯地70年記念行事 150

今津駐屯地70年記念行事 157

今津駐屯地70年記念行事 151

戦車試乗会。
テキーラガンナー状態だ。
乗り降りを容易にするための積丹状態に注目。
模型作りを始めてから戦車はどうなっているのか知りたくなり本を買って研究していた。
ステアリングのない戦車はどう曲がるか。
内側のキャタピラを減速させることで左右で速度差を作って曲がる。
強引過ぎるが、見ていると内側のキャタピラの回転が遅くなったのが分かる。
円を描くように綺麗に曲がらいことにも気づいた。
カクカクと多角形的に曲がるのだ。
一定で片側のキャタピラを減速させるとうまく曲がれないのか。
運転手の動きが想像できる。
直進していてもピッチングしながら走っている。
微妙にドリフトしているのも分かる。
路面は大して荒れていないのに乗り心地は明らかに悪そうだ。
サスのない菱型戦車では乗員はどんな状態だったか想像できる。
乗るのに整理券必要だが、かなり並んでいたので止めておいた。

戦車はかなりうるさい。
アイドリングも高いと思ったが、運転手が意図的に上げているらしい。
族乗りなわけはないが、意味はありそうだ。
2ストディーゼルということで気になることがある。
ぱりん、ぱりんというチャンバーサウンドが響き渡るのか。
それはなかった。
次いでは混合なのかということ。
ガソリン車のタイガー戦車の燃費はリッター180m!で、ディーゼルのT34は400mほどであったらしい。
一般の車では考えられない悪さだ。
ウクライナでは1日にどれほどの燃料が消費されているのか。
燃費からタンク容量を推し量るべし。
乗員が混合容器をシャカシャカして…
などと想像したが実際にやると気、狂ってまうわ(笑)。
強制潤滑らしくそういうことはないそうだ。

今津駐屯地70年記念行事 155

装輪式も試乗有。

自衛隊の状況は一般には分からないものである。
思ったよりは若いのや女性隊員が多いことを確認した。
これは宇治でも同じだった。
どの組織でも不祥事や問題点が外に出るのは極めて一部である。
常時人員不足なので早急に問題を解決する必要がある。
日本は戦争をしませんと言えば安全だとは思わない。
自衛隊とか護衛艦とかちんちくりんな言い方は頭の良い役人が考えたんだろう。
日本軍にしたら安全になるのか。

男塾04

塾長が名乗ればそれで全て解決。
そんな言い方だが、その根拠は何だ。

軍事費倍増しても予算消化という”ノルマ”達成に動くだけだ。
年度末に道路工事が増えるようなもの。
タイヤを10年も変えることができない。
隊員が装備を自前で買っているような話がある。
それではロシア軍と変わらん。
実行力を裏付けるのは地味な部分だ。
歩くことができない人間がどうやって走れるというのだ。
そんな組織が急に増えた高度な武器を扱えると思うか。
手を付けるのはまずはその辺りからだ。

今津駐屯地70年記念行事 259

今津駐屯地70年記念行事 260

自分の車にもウェザリング。
最後にオチがあった(笑)。

ミノフスキー粒子その42022年12月13日 22時50分23秒

その3より続く。

水木一郎の死亡記事が出ていた。
世代的にそういう時期か…
人によりイメージは色々あるだろう。
湯中部でもトップに多数出てくる。それだけ影響力があったのだろう。
今もそれを流している。
湯中部だがいらん広告多い。ド亜ホが。
頭だけでなく途中から入るのもある。
そんなん見たい奴どこにおる!
そういう時はすぐに音を消して、スクロールして絶対見てやらん(爆)。

俺の名は 俺の名は ハカイダー
潰せ 壊せ 破壊せよ

昔の番組を見ていて、ここでも水木一郎かと何度も驚いた。
ハカイダーにテーマ曲があるなんて全く記憶がなかったのだ。
歌詞も素晴らしい。

作曲の方もちょっと前に死亡記事が出ていた。
この組み合わせは知る限りでも結構ある。

ワンセブンもそうだ。
エンディングで74式戦車出てくるが、何の関係もない。
劇中にも話とは関係なく1回だけ同じものが使われていた。
昔は不可能だったが、巻き戻しスロー再生など思いのまま。
何かちゃうわ。
ジャブローにて。
ガンダムがいっぱい。
ちょっと違う。
いやだいぶ違う。
そんな感じだった。
量産車ではなく、試作車らしい。世の中詳しいのがいっぱいいるのだと思った。

主人公は光明寺博士の息子だったという事実にまた驚いた。
他の出演者もそういうことかと納得。

番組の方は、科学特捜隊が使うような武器は一切出てこない。
主人公の所属する組織の制服は自衛隊風であったりとミリタリー風味が効いている。
70年代でこれとは制作側はかなり頑張ったのだろう。

人工知能が人類が地球にとっての害であるとして抹殺を図る。
実際そのとおりだが子供向け番組でそのような考えが40年以上前にあったとは。
子供向けだからといって侮れない。
俺は抹殺されたくはないが。

ラストは子供向きの終わり方ではない。
最終回で宇宙人側に突然、反乱が起こるのとは全く違う。
あの番組と同じというはどうかとは思ったが。

自衛隊といえばこんなことも思い出した。
美少女戦車アニメなるものの模型が売られていたのだ。
何なんそれ。
暫くしてそれを見る機会が訪れたのである。
見てなるほどと思った。
貧弱な火力では重戦車に手も足も出なかったり、戦車の特性に忠実だったり。
マニアしかこんな企画は考えないのでそうなると納得。

劇中に出てくるあのポスターは?!
小林源文。
なるほどと思わずにやり。そういう世代やな。

しかし、漫画的な演出が多々あった。
そんなわけないやろ、と斬り捨てると極一部のマニアしか見ない内容になるのだろう。
リアルさを追求すると戦争映画になるわけで。

新しいものはわずかして見ていない。
当時を今一度どんな感じであったか確認したいだけだからだ。
過去に生きているわけだが、今超合金が欲しいわけではない。
魔神號からすでに半世紀か…
俺が激しくオッサン化するのは当然である。