パノリンカップ2014~最終戦生駒2014年10月21日 22時34分52秒

10/19。いよいよ岡田杯最終戦。
抜群の仕上がりとは言えないができる範囲内で仕上げた。

5:40現着。この時点ではまだ完全に夜。
そして夜が白々と明けて…
レースの何がつらいのか。
事前の準備もつらいが、それよりも当日の朝が早いほうがつらい(笑)。
荷物多いため卸してウォーマー巻いて着替えて走行できるまでに1時間掛かる。
これは本当。
ただでさえ、忙しいサーキット。本番では尚更。
遅くに来るとレースまで間に合わないわけだ。
極稀に、運転手が寝坊して電車が動かんなどということがあるが、そんなことは許され
んというプレッシャーは当然ある。
当チーム、集まり悪いので準備は全て一人でしないといけないのだ。

さて、ランキング同率3位で迎えた。
数字としてはタイトルの可能性あるが現実的には厳しい。
いくら頑張っても相手あってのこと。
ともかく出来ることをやるだけだ。

写真撮ろうとするが、うんともすんとも言わん。
電池不足。前日に充電したが…
電池脂肪で当日の写真はなし。なんぢゃそりゃ。

今回は関係チーム3台でのエントリー。
除愚はキャブ?がアカンらしい。貴重な練習時間は虚しく過ぎ去る。
スクーターはセッティングが難しい。
駆動系か?それともキャブか?
事前の準備がいかに重要か。
本番中にセッティングやな(笑)。

去年はほぼ1日中降っていたが、今年は雨の心配はなしのは助かる。
まずは練習から。
まずは俺が乗って確認する。
その後他のライダーも走行する。
不調ではないが一部、不具合発覚した。

減速時に前がカクカクする。
ハンドルクランプの緩み。
トップブリッジと隙間あるため締め切れないのだ。
さらにはステムベアリングの緩みも発覚。
本番まですぐで、走行して確認する時間はない。
締めすぎたらアウトの可能性が。
失敗する可能性あるが勘で締め付ける。
それだけではなかった。

不具合ではないがセッティングについて。
スプロケットはショートに振った方が良いとの意見。
ダブルヘアピンをうまく回らないと裏ストレートでの速度が落ちる。
裏ストレート終わりの突っ込みは勝負所でもある。
加速が良い方が有利であるが、低すぎると2つのヘアピン間でシフトアップして
またシフトダウンすることになる。
そうなるとかなりロスするのである。ショートのセッティングはテストで確認していない。
ここで決断を迫られた。
変更しなければ、それ以上悪くなることはないが、変更が失敗するともっと悪くなる
可能性大。
リスクあるが、ショートに振ることに決定。
本番までの僅かな時間で慌ただしく交換した。

なんとか作業完了。息つく暇もないな。
ここで燃料入れていないことに気づいた。
危ないところであった。
色々していたので、プラグの確認も完全に忘れていた。
以前よりアイドリングしにくいのが気になっていた。
おかしいことはないはずだが…
よってキャブセッティングは事前テストのままとなった。
コンディションはさほど違いはないので、そのままでいけるだろうが。

決勝であるが練習の時点で当チーム同様、各チームすでにドラマが起きているようだ。
グリッドは7番手となかなか。
定石どおりまずはエースライダーを投入する。
スタートの混乱が前に出る最大で唯一のチャンス。
そこでいい位置につけると有利にレースを運べるわけだ。
そしてレーススタート!

さすがにエースライダー。なかなかやるな。
予定どおりいい位置につけている。
今回は何故かモニターの表示が無く、順位がさっぱりわからない。
堺方式で30分ごとに順位張り出し方式となった。
余裕のエースライダーは、バイクに飢えているらしい(笑)。
猿にオ○ニー覚えさせると死ぬまでやり続けるなどと言われる。
ホンマか!という突っ込みはあるがそんな感じ(笑)。
1時間で2番手に交代。
1時間経過時点でなんと総合2位。おおぉ~。

2番手はどうか。
2番手も1時間の走行予定だが。
なにやらサインを送っているぞ。予定からはだいぶ早い。
3番手は…
おらん。どこにもおらん!
ここでライダーにサインを送る。

プロレス01

増すカラスな感じで(笑)。
ここでライダーは状況を理解したようで、そのまま走行を続ける。
ところで3番手はまだ見つからんのか?どこに怨念。
やむなく、俺が先に走るかと準備するが…
ようやく容疑者確保。
急いで準備。

そして3番手に。2番手は密かに転倒あったらしく順位を落としたようだ。
3番手も猿(笑)なので1時間の予定。
総合5~6番手辺りのようでいいペースをキープしている模様。

いつの間にやら赤旗。裏ストレートでオイル出たらしい。
前戦のように赤旗の乱れ打ちになるのか…

ライダー曰く、シフトアップしづらいらしい。

岡田杯2014生駒 005

リンク式シフトペダルだが、セレーション部にガタあり。
締め付けるが締めすぎると折れそうでほどほどとした。
軸側のがたであろうか?内部にもガタあるのか。

スプロケットとステムはちょうどいいらしい。
博打的作業であったが、結果的には当たりであった。
ところが…

岡田杯2014生駒 003

なんぢゃこりゃあぁぁ!!
アルミキャッチタンクだがステー破損!
1カ所のボルトは脱落している。
ボルト入れ、タイラップにて応急的につり下げた。
その後レース再開。それ以降は何事もなく。

そして4番手は俺。
前戦は1時間走行を目論んだが体力の限界であったため軟弱にも30分を選択。
いつも思うが上と下のレベル差が激しすぎる。
わずか30分で同じ車両を何台も抜いた。
周遅れはお互い抜くことも出来ずに集団で走っているのだ。
そこに引っかかるとペースがた落ち。
せいぜい35秒しかでない。全然アカンわ。
ペース乱され気分が乗らない。
さらには膝がカクカクしてきて体力も限界に…
俺の走行で順位落としたようだ。

リアタイヤが厳しくなり、すっ飛んでいきそうになった。
操作が荒くなると流れやすくもなる。
前回はそこでハイサイド喰らってしまったので、ペース落として転倒を避ける走りに。
守りばかりの人生よ(笑)。
そしてライダー交代。
最後はまだ時間ちゃうんか!とそればかり考えて走っていた(笑)。

ここで休憩するが…
ピットに戻って来ているではないか。何事か?

岡田杯2014生駒 004

わかりにくいが、キャッチタンク満水。
全然吹けなかったらしい。俺の時もその前兆はあった。
容量はかなりみているので、今までここまで溜まったことはない。
オーバーフロー気味か。とにかく抜いて再スタート。
その後は順調?なようだ。
この写真は実はレース後に撮影したもの。
そう、またしてもここまで溜まったのだ。
明らかに何かある。

さて、ライダー一巡したがレース時間はまだある。
残りは両方の猿(笑)で頑張ってもらおうか。

傍目からは順調のように見えるが実はそうではなかった。
俺の時から水温が高いのを確認していた。
驚愕の98℃などと表示されていたのだ。
これまではせいぜい80℃そこそこであったので明らかにおかしいが、原因を調べる
時間はなくかなり不安を覚えつつもそのまま走り続ける。

最後のライダー交代を済ませあとはチェッカーを受けるのみ。
ここにきて乗ってきたのか、前車を次々とパスしている。
タイヤの状態は厳しいが、終盤でなんと32秒台に入れる。
なかなかに速い車両と思うが、そこまで出るとは。
最終的にはライダー次第やな。

岡田杯2014生駒 006

結果はクラス2位。
ライバルには勝ったが、ポイント差を逆転できるほどではなかったので年間
ランキングも2位。
初戦は首いわして参戦見送ったのが響いたな。

レースは終わったが、それだけで終わりではなかったのだ。
こんなことが…

岡田杯2014生駒 002

ラジエーター脂肪。
わかりにくが、写真中央マウント部のフィンが千切れている。
ラウンドラジエーターと化したので曲げに追従できなかったフィンが損傷したのだ。
これは転倒が原因ではない。
荷物多いが、帰る準備している時に衆人環境?の中での積み込みであったため
焦って強引に積み込んだ。
そのため荷物とラジエーターが当たってダメージを受けたのだ。
これは修理出来るのか?
軽くエンジン掛けた状態では漏れはないようだが、走行すれば漏れるような気が。
さて、水温の方は…

岡田杯2014生駒 001

これまたわかりにくいが、リザーブタンクにかなり水が移動している。
冷えた後、かなりラジエーターに帰っている。
走行直後は満水となっていた。周囲に一部噴いた形跡があったほどだ。
タンク内は空の状態で走行開始したのだが。
ラジエーターよりも上側に取り付けているのでただのキャッチタンクではなく、
リザーブタンクとして機能する。
タンク内の水で圧が掛かって(ごく僅かだが)、噴きにくくもなる。
キャッチタンクであれば水噴いて終わっていたのではないか。
レース直後の水温は113℃!であった。
エンジン脂肪、となっていてもおかしくない領域。

今日シリンダー開けたが、明白な原因は確認できなかった。
原因究明はこれからだ。
3日の堺が本年度の最終だが、それまでに間に合うのか微妙なところではある。

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