PWK28Bその62014年10月10日 20時40分34秒

その5より続く。

1歩進んで2歩下がる(笑)。
そんな状態が続きなかなか良くならないがチマチマと。
何かすると必ずしも良くなるとは限らないし、仕様変更により部品のマッチングも
変わってくるだろう。

色々考えているが時間も金も足りない。
完全な満足というのはなかなかないわけで。
やるにしても来年のこと。

さて…


シン13

ママ~裸ぢゃ嫌~(笑)。
モロでもいいが、ファンネルぐらいはつけたい。
というわけで

PWK28ファンネル 002

PWK28ファンネル 004

PWK28ファンネル 005

用意したのはキタコ製。ノーマルとは違って選択肢が少ない。
バッタ臭い物は当然パス。
ロングとショート。
ショートの方が高回転は伸びるが中速がイマイチ。
ごぼつきが非道い。
対してロングはごぼつきはかなりマシになるが、高回転がやや落ちる印象。
旋回速度を上げて高回転を維持できれば、ショートの方が速いがそれなりの
技量が必要。
ピークを使えるのは極わずかでもある。
よってロングの選択となった。
すでに実戦投入済みであるが、ダイナモ上でも確認すべく、野口商会に向かった。

パワーチェック20140914 003

NS50R-20140914-01

NS50R-20140915-02

ノーマルキャブとショート、ロングの比較。
クリックで拡大や。
両ファンネルともノーマルよりも中速が無くなっている。
ファンネルの違いも乗っての感じと一致している。
ショートの方は中速の谷が非道い。
パワーチェック時に明らかにごぼついていた。
何かのトラブルかと思うぐらい。
大口径だが、全開にしないと不思議だが何ら不都合を感じない。
全開時のみごぼつくわけだ。
もう少し口径が小さいと扱いやすく高回転のパワーも出ると思うが…

乗っての印象と計測値が一致したところで、今後の対応を考える。
高回転の落ち込みが少ないと、高回転を維持しやすい。
回しきって走るとシフト時の回転落ちが少なくなる。
或いは中速を増強するか。
並の4ストはストレートで抜くことができるほどの速さを誇る。
しかし中速の差で立ち上がりは劣る。
加速が良くなれば最高速も自ずと伸ばすことが可能となる。
やはり中速は重要。高回転型はいいが高回転のみはダメなのだ。

堺20140919 002

チャンバーであるが、セッティング用としてフランジ部を3種類持っている。
短いほど高速よりとなるが、これまでは最短を使っていた。
この3種とファンネル長短を組み合わせてセッティングを探る。

長いとやはりトルクは出るが高回転はやや落ちる。
乗りやすさのバランスを考え中間フランジとロングファンネルに決定した。
意外にも影響が大きいのだと改めて感じた次第。

まだまだ続く。