改善対策2014年10月04日 19時47分17秒

ある日のこと。メーカーから郵便物が。

プラグキャップ改善対策 001

プラグキャップの不良。
これのことやな。
せっぱ詰まった感はなく、別にええんとちゃうんと思うが。
何かあったのか。
この手にも種類ある。
リコールは最も厳しいが、サービスキャンペーンなんというもある。
改善対策とはどないちゃうっちゅうねん。
四輪の世界では大規模なリコール隠しなんてあった。
闇から闇へ処置するなどという噂もある。

プラグキャップ改善対策 002

対策品。日本製。

プラグキャップ改善対策 003

プラグキャップ改善対策 004

プラグキャップ改善対策 005

従来品も日本製。
対策品の方がプラグ側のゴムが長い。
だから?という感じではある。
中身が異なっているのか。

プラグキャップ改善対策 006

プラグキャップ改善対策 007

さくっと交換終了。
ちなみにプラグの焼けはこんな感じ。
4スト、インジェクションなのでもっと焼けても良さそうだが。
なお番手は7番。
始動確認して作業完了。
何も変わったことはないのだ。

ワコーズ杯2014~近スポ前編2014年10月06日 21時47分58秒

今日は台風のため影響あった。
1駅分移動するのに1時間を要した。
なんじゃそれ。
台風の影響あったのは今日だけではなく昨日も。

10/5。
近スポでのワコーズ杯に参加した。
ここは4年ぶりだろうか。
スリック禁止、レイン禁止、改造禁止。
しゃらくさい。故に改造さんの自前車両は使わずに監督のXR-STでの参戦となった。

わかっていたことだが、台風の影響で雨。
イク前から気が重い。

夜明け前に出発。
しかし早すぎて手前で時間調整。
まだ夜であるが、山奥の細道に突っ込んで行く。
相変わらず、すごい山奥である。道端に鹿が。
鹿がおるとは知らんかった。
猿もおるらしいな。
何事もなかったから良かったが、あのことを思い出した。
そして白々と夜が明けて…

ワコーズ杯2014 001

この一角、業者の祭典と化していた(謎)。
狭いところに人がひしめく。この辺だけ人口密度高く屋根が足りない。
勝手がわからん部分あって失敗した。

ワコーズ杯2014 002

ワコーズ杯2014 003

ワコーズ杯2014 004

さて参戦クラスは2時間耐久。
46秒切ったら罰ゲームとある。うーんな感じ。
俺は切ることはないだろうから心配ないが。
それよりも問題ある。
タイム計測磁石はここにはない。
磁石はないのかと聞いて数年後行っても入っていない。
数年後にも変わらず。
さらに数年経過したが今でも同じだろう。
その場でタイムわかるということはいかに重要か。

朝の練習開始。
コースはウェットでドライタイヤ。
この時点ですでに戦意喪失。
前にあったかどうか記憶が無いが、電光掲示板でタイムわかるようになっている。
しかし決勝ではわからないだろう。
タイムは56秒。全く話にならんわ(笑)。
遅すぎてセッティングについて評価のしようがない。
ドライタイヤでもいけるような気もしないではないが思わず引いてまうわ。
怪我なんかしたら明日から困る訳で。
ウェットでもエースライダーはそこそこのタイムを出す。
本番では俺の分も頑張ってもらおうか(笑)。

ワコーズ杯2014 008

一応、予選あり。
このまま行くと完全ドライに。
それは希望的観測に過ぎないことが後で明らかになる…
予選結果は5位と頑張ったと思う。

ワコーズ杯2014 012

ワコーズ杯2014 013

ワコーズ杯2014 014

ワコーズ杯2014 019

ワコーズ杯2014 023

ワコーズ杯2014 024

これは本当の業者の祭典、ショップ対抗60分レース。
事前にはレギュレーションが不明という謎。
ノーマル50スクーターらしいわ。
監督は一応?業者なので参加資格あり。
2ストでも良いらしいがそこを敢えて4ストで挑む漢達。
モビルスーツの性能差は戦力の決定的差。
ストレートで置き去りにするとは。
連邦軍の2ストは化け物か!(笑)。
性能差はともかく体重差も影響大。
音はしゃあぁ~で緊張感がない。事前の予想通り全体的に緩かった。
ドライな感じでスタートしたが中程で雨。本降りだ。

この時点で追い打ちを掛けられ、すでにグロッキー状態な俺。
しかし、やめるという選択肢はないので不本意ながらも次ぎに始まる本番の準備を始める。

後編に続く。

ワコーズ杯2014~近スポ後編2014年10月08日 21時25分03秒

前編より続く。

本番に向けて準備するが。
エースライダーは車の中で落ちてるし(謎)。
誰もおらんテントで、俺は一人で雨に濡れないよう荷物を避けてるし。

さて120分耐久本番。
雨。しかしドライタイヤ。ウォーマーも禁止。
やる気喪失。家を出る前からだが。
今回は3人のライダーで回す。
まずはエースライダーでスタート。順当な選択だろう。
そしてレース開始。
ドライタイヤでも頑張っていると思うが、徐々に後続に埋もれて…

ワコーズ杯2014 027

完全ウェット。
レギュレーションではレーシングレイン禁止とある。
しかしスクーターの部ではオフィシャルの前で正々堂々とレインに交換するライダー。
鯖タイヤ。
レインタイヤだが公道用レース用ではないから、問題ないという。
後で調べたら12インチレインだが、公道禁止とはなっていない。
ロードコース用はまた別。
そんなもん公道で使う奴どこにおる!
このはし渡るな、と言われてそれなら真ん中ならエエんやろという一休さんみたいな
屁理屈が世間で通用するか!

ウォーマーも含めて今やそんな物は普通に買える。
それなら俺の使う17インチレインはどうか。
こちらは公道禁止。
12インチはよくて17インチはあかんのか?
今回俺の車両は使っていないので関係ないが。
雨ではまともに走るだけで困難となる。
ウォーマーもそうだが、普通に普及しているので潔く認めたらいいだけのこと。

数台レイン履いた車両ある模様。
いかにエースライダーといえども、タイヤの差は如何ともしがたく…
と思ったら1コーナーで転けたようだ。
どうも止まりきれなかった車両に


バリ伝01

を食らったらしいわ。
そいつは悠々と走り去ったとか。
どこのどいつや!
俺も過去に食らったことがある。
ハイスピード故にダメージが心配だが。いつの間にやら復帰しているし。

さて予定時間経過し2番手は俺に。
相変わらず完全ウェット。
それでもレースはやるわけで、つべこべ言わずスタート。
1コーナーで土が出ている。
台風で崖が崩れてきているのか?これは恐ろしい。
先ほどのガードレールターン他多数、ここで餌食になった模様。
至る所で転倒多数。
レインは必須やな。
ここの突っ込みでリアがロック。つ~という感じで真っ直ぐ行ってコースアウト寸前に。
そんなに突っ込んだつもりは毛頭無いが…
ペースは上がらない。タイムは全くわからないが話にならないレベル。
相当ラップされた。
俺が追い越せるのは周回遅れだけ。かなり厳しい。

最終全開でいけそうな雰囲気だが、思わず戻してしまう。
エースライダーはここでアウト側縁石におもっきり乗っていたのだが…
転倒するよりも、ペース落として走り続ける方がまだまし。

ワコーズ杯2014 029

わかりにくが霧が出てきて視界も悪くなる…
ここで持ち時間終了。練習よりはタイム詰めたように思うが確認不可能。
走行中、自分でもフォームがおかしいのを感じていた。
バンクさせずに体をインに入れる。それでも膝を摺る。
所謂ところの無理膝という奴(笑)。

ワコーズ杯2014 028

最後は監督が締める。
ところが交代直後から雨が激しくなり…
スクーターの部でも雨だったらしい。
明らかな嫌がらせ(笑)。
かなりの雨。そして霧。これって赤旗ちゃうんか!というレベル。
しかしレースは続行される。

ワコーズ杯2014 031

結局は予定どおりでレース終了。
一応23台?の内、シングルフィニッシュ。
俺が足引っ張った形。
あと3秒ぐらい!は速く走らんとあかん。
明らかに開けていない。

ポジションに難あって難しい。
管理下にない車両故、どうにもならない部分あった。
そうでなくても気分乗り切らなかった。

雨でも優勝チームはドライタイヤという驚愕の事実。
最終的にはライダー次第というのがオチであった。

PWK28Bその62014年10月10日 20時40分34秒

その5より続く。

1歩進んで2歩下がる(笑)。
そんな状態が続きなかなか良くならないがチマチマと。
何かすると必ずしも良くなるとは限らないし、仕様変更により部品のマッチングも
変わってくるだろう。

色々考えているが時間も金も足りない。
完全な満足というのはなかなかないわけで。
やるにしても来年のこと。

さて…


シン13

ママ~裸ぢゃ嫌~(笑)。
モロでもいいが、ファンネルぐらいはつけたい。
というわけで

PWK28ファンネル 002

PWK28ファンネル 004

PWK28ファンネル 005

用意したのはキタコ製。ノーマルとは違って選択肢が少ない。
バッタ臭い物は当然パス。
ロングとショート。
ショートの方が高回転は伸びるが中速がイマイチ。
ごぼつきが非道い。
対してロングはごぼつきはかなりマシになるが、高回転がやや落ちる印象。
旋回速度を上げて高回転を維持できれば、ショートの方が速いがそれなりの
技量が必要。
ピークを使えるのは極わずかでもある。
よってロングの選択となった。
すでに実戦投入済みであるが、ダイナモ上でも確認すべく、野口商会に向かった。

パワーチェック20140914 003

NS50R-20140914-01

NS50R-20140915-02

ノーマルキャブとショート、ロングの比較。
クリックで拡大や。
両ファンネルともノーマルよりも中速が無くなっている。
ファンネルの違いも乗っての感じと一致している。
ショートの方は中速の谷が非道い。
パワーチェック時に明らかにごぼついていた。
何かのトラブルかと思うぐらい。
大口径だが、全開にしないと不思議だが何ら不都合を感じない。
全開時のみごぼつくわけだ。
もう少し口径が小さいと扱いやすく高回転のパワーも出ると思うが…

乗っての印象と計測値が一致したところで、今後の対応を考える。
高回転の落ち込みが少ないと、高回転を維持しやすい。
回しきって走るとシフト時の回転落ちが少なくなる。
或いは中速を増強するか。
並の4ストはストレートで抜くことができるほどの速さを誇る。
しかし中速の差で立ち上がりは劣る。
加速が良くなれば最高速も自ずと伸ばすことが可能となる。
やはり中速は重要。高回転型はいいが高回転のみはダメなのだ。

堺20140919 002

チャンバーであるが、セッティング用としてフランジ部を3種類持っている。
短いほど高速よりとなるが、これまでは最短を使っていた。
この3種とファンネル長短を組み合わせてセッティングを探る。

長いとやはりトルクは出るが高回転はやや落ちる。
乗りやすさのバランスを考え中間フランジとロングファンネルに決定した。
意外にも影響が大きいのだと改めて感じた次第。

まだまだ続く。