山陰~山陽トランポツーリングその2 石見銀山2009年11月07日 08時44分41秒

10/30。

上月PAを出発し、勝央SAへ向かう。ここで朝飯に。
ようやく米子道に入る。総じて快調に走る。米子道終点からは山陰道となるが
無料区間と有料区間が混在している。ややこしい。そんなことは気にせずひたすら走る。
この道は延伸度合いが甚だしく、以前は宍道で終わっていたが月末には
出雲まで開通するそうだ。高速終点からはR9で西へ向かう。
海沿いの道の駅キララ多岐でバイクを降ろす。車はそこに置いて石見銀山に向かう。
この時点で昼前である。予定より半日遅れているので先を急ぐ。
石見銀山へは約30キロ程だ。R9は流れがよいのでそれほど時間が掛かるわけではない。
標識に従い、左折し現地に到着。銀山に向かう前に起点となる大森で飯にする。
大森から銀山までは約2キロある。微妙に登りなのだがきついわけではなく十分
歩けるだろう。バスもあるようだが。他には輪タクもある。時間や好みで選べばよいと思う。
小1時間ほどで銀山に到着。間歩(まぶ)と呼ばれるかつての坑道へと入る。
龍源寺間歩400円也。

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間歩の入口。

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中の様子。一部狭い部分あるも観光用に開発されているので総じて歩きやすい。
身長2mだと頭つかえるかもしれないが(笑)。

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こんな感じで横穴が何カ所もある。これはかなり広い部分で這って入るのが限界のところも多かった。
這って入ると当然、戻ろうとするとまた這ったままバックするしかないのである。
なんとも劣悪な労働環境である。粉塵、暗さ、わき水さらには崩落…
間歩内には銀山の様子がわかる絵の展示がある。現代人ではとても無理やな。

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地上の写真ではない。日が届かない地底にも植物が生えている。

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間歩の最も奥となる部分にて。垂れた水が成長すると…

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そう、鍾乳石となるのである。

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拡大の図。凄まじい。

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ここからが佳境となるらしいのだが一般には立ち入り禁止となっている。
ここに突っ込んでいけたら川口浩探検隊になるな(笑)。
絶対おもろいと思うが入れないのではどうしようもない。

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外に出る道。観光用に掘られている。

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出口。坑内は一方通行なので戻ることは出来ない。
もっと激しいのを期待していたのだが、拍子抜けだ。他には一般に開放されていない
間歩に人数限定で入ることができるようである。たしか3800円と激高だったのでそちらにはいかなかった。

この後は徒歩にて大森まで戻る。

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清水谷精錬所跡。石垣が立派である。これ以外にも小さな寺や神社がある。
ブラブラ歩くのがよいだろう。

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大森の町並み。かつては大変栄えたとか。

大森よりすぐそこの五百羅漢へ。500円也

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石造りの太鼓橋が独特な感じである。ただ渡れるのは1本のみである。

まだ夕方ではないのでこれからの予定を検討。銀山からわりと近い三瓶山へ行くことに決定。
県道46号~R375~30号にて三瓶山に向かう。三瓶山をぐるりと一周する道がある。

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ゆるやかなコーナーとストレートの楽しい道である。天気がイマイチなのが実に惜しい。
銀山に来たらついでにセットで回ることを勧める。山上へ登ることも出来るようだ。

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山麓は牧場となっている。

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必死に草を食らう牛。写真ではわかりにくいが顔面草まみれだ(笑)。

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いかにも高原っぽい。

三瓶山一周後、県道56号を経由し大田市でR9に入り道の駅に戻った。
積み込み後、本日どこで寝るか検討する。明日は松江方面攻めるため宍道湖に近い
道の駅湯の川へ移動した。

本日の走行距離 キャラバン 239キロ SM125 120キロ