大阪モーターサイクルショー2024その22024年03月19日 22時46分05秒

その1より続く。
ヤマハに続いてはカワサキ。
こちらも今回の目的の一つ。

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電動忍者。
原付2種扱い。
値段はともかく、航続距離が短すぎる。
バッテリーが巨大でも問題なければ1000キロでも走れるようになる。
そうすると2輪車の寸法や重量に収まらなくなって、成り立たなくなる。
車ならまだしも、2輪では現実的でないということになる。
これは誰がやっても同じこと。
バッテリーの大幅な容量増加と小型軽量化を達成しないと実用の域に達しないということだ。
そうなるまで数年では済まないことから、今の発売に至ったと思う。
ヤマハ同様に電動もやってます的なアリバイ工作だ。
生産数はかなり少ないはずだ。ちょろっと作ってそれで終わりだと思う。
初物が好きで、起点からの移動距離が少ない人はどうぞ。

10年ぐらい前か、中国製電動スクーターが出回ったのは。
最初は時々見かけたが、すぐに見ないようになった。
まともなものは皆無だったと思われる。
そんなんと比べると、国内大手がやることだから物は確かだろう。

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電動の横にはハイブリッド。
基本エンジンということで、こっちの方が遥かに実用的である。
クラッチも無ければ、シフトもない。どういう作りか。
クラッチが無ければ、車が止まればエンジンも止まる。直結のカートと同じように。
ミッション付きということでベースエンジンのクラッチとミッションを電気的に制御するようだ。
クラッチはともかく、カチャカチャするのが楽しいわけだ。
感覚的にはスクーターに近いのか。
実用車ではないので、それでいいのか。
電動同様、こちらも値段強烈。日本では売る気ないやろ。
ヨーロッパでは既にエンジン車禁止の場所あるらしい。
そこではモーターのみで通り抜ける。そういう狙いとの説ある。

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エストレヤが名前を変えて再登場。
91年ごろの登場だったはず。時の流れに驚く。
発表時点ですでに見た目が古かったので、どれほど時間が経過しても古くならないのだ。
230エンジンを搭載し、新たにWを名乗る。

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同車をベースとした目黒も用意。
排気量別で既に発売済。どうやろ高級路線らしい。
目黒はマッハ以前のはず。それを知っているとなるとかなりの年配となる。
今その名前を使うのはどうやねん。

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日本ではもう売らないと言ってたはずの6R。
実際は細々と続いている。
裏筋がつりそうになるR1と比べると、ポジションは控えめ。
しかし、オッサン化進行している俺としてはここまでの速さはいらんわ。

大阪モーターサイクルショー2024 131

中型としては4気筒の独壇場となっているカワサキ。
250共々、好調だそうだ。
市場の先を切り開くのはいつもカワサキ。
ZXRカラーを見たかったが、意図的に外したのか?
ポジションは割と緩め。
エンジンは圧倒的に速いのは間違いないが、車体はSLのような切れはないだろう。
当然やな。

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忍者杯か。
参加には指定のツナギが必須。
すでに持っていても新たに買う必要がある。
言い方は悪いが、ツナギメーカーとの癒着とも言われても仕方ない。
今はレンタルもあるようだ。
今更自由にしたらわざわざ買った人々からツナギ代返せ!となるわな。
安い既製品もあるし、装備は自由でないとアカンと思う。

続いて本田。

大阪モーターサイクルショー2024 048

電気的にクラッチを制御する物。
シフター装備車両増えた。クラッチ装置だるいということだろう。
レースでは戻さないことはタイムに繋がる。
街乗りではそんなことは関係ない。
渋滞に車と一緒に付き合えばそりゃだるい。
すり抜ければ、どうということはない。法的にはどうかは別にして。 自分でカチャカチャするから楽しいのだ。
楽さを追求するになら、車に乗っとけとなる。

こういう作りでは従来あるエンジンにも適用可能だろう。
ただし、クラッチカバーが大きくなるのが難点。

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既にエンジンやめると言い切っているのである。
その割には本気度が全く感じられない。
原付1種相当。
後輪駆動デモあり。当然、エンジン車では会場内では不可能で静かでもある。
カワサキ同様に足が短すぎる。

大阪モーターサイクルショー2024 117

そこでバッテリー共有サービス。
本田規格らしい。
国内メーカーで規格統一するような話しあったと思うが、違うのか。
十分な足に長さと充電がすぐに終われば、このようなことは全く必要ない。
根本的な解決は相当な時間掛かるというのをメーカーが認めている証拠だ。
なんで原付1種やねん。2種の方が今では売りやすいし世界でも売れると言うと。

大阪モーターサイクルショー2024 118

2種のコンセプトはこちらとのこと。
まだその段階か。
車両価格にバッテリーが占める割合は聞くと相当なもの。
本体そのものが複雑な構造のエンジン。
さらに多数の補器も必要。ミッションも必須。
音や排ガスも考える必要があるが、電動では考える必要はない。
バッテリーとモータさえあれば、動力系は完結する電動車。
バッテリーが何故そんなに高いのか全く理解できない。
実用化はバッテリー次第という結論だ。
電気が足りなくなると言う問題は考えないにしても。

大阪モーターサイクルショー2024 115

ガンダムと本田との関係とは。

知らんわ。
そういうことか。

鈴木だが、個人的な意見だが俺の心に響くものは全くなかった。
レースから撤退してるしな。

その3へ続く。

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