炎上!パノリンカップ堺2014前編2014年08月25日 21時39分34秒

8/24。前戦琵琶湖に続いて、いよいよ岡田杯第3戦本番。
やる前からすでにドラマがあった。本番ではさらに何かあるような予感が。

5時過ぎ現着。すでに先客多数。ピットは1つしか空いていなかった。
今回37台!のエントリーとか。一部はお断り食らったそうな。
そう聞くだけで何かが起こることを暗示している。

天気は曇りでひょっとして雨降るかもという感じ。
気温はさほどではないが、暑い。

今回はチーム内で人事異動が(謎)。
6人体制となった。各自の持ち分1時間。

まずは朝の練習から。
俺の車両に乗ったことのないライダーというか面識のないライダーも参加。
そのため確認および皮むきのため、俺が軽く走る。
予想通り、コース内は芋洗い状態。
焦ることはないので、さくっと43秒。
順繰りにライダー交代する。
エースライダーは39秒と決勝では期待できそうである。

練習走行は実質40分ぐらい。
前後新品KR410だが、前は余裕だが後の消耗が進んでいる。
これでは6時間保つとは到底、思われない。
そこでバックアップ用として持ってきたTT900を後に装着することにした。
そんなつもりは全くなかったが。
本番直前に慌ただしくなる。
しかし当然そんなテストはしていないのでどうなるのかは走ってみないとわからない。
この辺はまた後日。

グリッドはベッタに近い。1コーナーまで遠い…
スタートライダーは活きのいいエースライダーを選択。
スタートの混乱でいかに前に出るか。
そして6時間のレーススタート!

岡田杯2014堺 011

一気に10台以上抜いた模様。

岡田杯2014堺 013

写真では4位だが、一時3位だったようだ。素晴らしい(笑)。
しかし密かに転倒などあったらしい。

何事もなくレース進むかと思われた矢先のこと。
赤旗。何が?
クランクシケインの手前で大量のオイル!が出たらしい。
起こったことは仕方ないとしても、その後の対応に問題があった。
ピットに入るライダー。赤旗に関係なく余分に周回するライダー。
処置終了し、レース再開だが…
なんと電光掲示板の表示がリセットされている。
今までの周回はどないするん?
この件については案内はないが、2ヒート制の合算周回ということだろう。
こうなると正確な順位は終わるまで誰にもわからない。

次は俺の出番。コース内は一部渋滞が発生している。
今回かなり台数多いが、増えたのは下の方のチームばかり。
速いほうはほぼ固定されているように思う。
増えたと単純に喜べない現実がある。
慣れていないと何かの時の判断を間違うし、予測できない動きを見せるのだ。
この日転倒多数であったが、大半は下の方だろう。
おまけに単独ではなく多重クラッシュが多い。

クランクシケインでクラッシュ。
なんとコース上でタンクが転がっている!そして燃料ぶちまけ。
走行中断させずに、処理しようとするが結局は赤旗。
即出すべきであった。

赤旗出た瞬間、フィニッシュラインで減速するライダー。
そいつの後にいた俺はもうちょっとで激突する寸前であった。
赤旗中にさらなる赤旗の原因となるところであった。
走っているのは己だけではないという、当たり前のこと。
ホンマに初心者は恐ろしいわ。
本人にそんなことしたらアカンとは言っておいたが。
言っている意味がわかっていなかったようだが…

赤旗中に平気で追い越すライダー多数。もう順番はわからんぞ。
今回は最終コーナーで待機となった。
やる気激減とはこのこと。

処置後再開の前に、先導の下フォーメーションラップとなる。
最終コーナーに戻ってくると…
そんなことが!!あり得ん!

DSC_1007

バイク炎上!!!
火の車!!
ファイヤー!!
これは消火中だが、一時は真っ赤な炎がメラメラと上がっていたのだ!
焼失せずともどのみち全損。恐ろしい。
漏れた燃料がマフラー?で引火したのか。
写真提供監督。

炎上騒ぎで赤旗延長かと思われたが消火後、あっさりと再開。
こっちの方が重大な事故と思うが。
今回は異常に激しすぎる。何が起こっているのか?

相変わらず芋洗いでペースが上がらない。頑張って41秒。
40秒はださんとアカンやろ。
電光掲示板に90番の表示が。ようやくここまで持ち直してきたか。
と思っていたら最終手前で前から後から流れる。
そのままいける、と思ったが耐えることはできなかった。
気力はともかく、体力の限界であった。
ハイサイド崩れ。3回転ほど転がっていった。
かなり激しい転倒であった。この時点で俺の走行は終了。

後編へ続く。