ダンロップKR4102014年07月31日 21時50分36秒

50Rに使うタイヤは10年以上モデルチェンジしていない。
そんな状況下であったが、ダンロップから新型タイヤ出た。
東南亜細亜では株タイプのレースが盛んらしいがそれ用とのこと。
フロントのサイズが50Rとドンピシャ(死語)。
各部寸法もTT900とほぼ同じ。
これを試してみる。

KR410 001

KR410 002

KR410 003

KR410 004

KR410 005

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KR410 007

KR410 008

KR410 013

フロント用を前後に履かせるが、特に問題ないだろう。。
その場合には意図的に向きを変えるという考え方もあるが指定通りとした。
溝付だが何故かレース用の扱い。
レース用ではグリップ重視のため、極端な断面形状になっていることが ある。
しかしこれは見た感じ大人しい。
構造はチューブレス。

KR410 009

溝の量は一目瞭然。それだけでグリップが良いことがわかる。
断面形状もさほどの違いはない。
さて重量を比較してみる。

KR410 010

KR410 3.2キロ

KR410 011

TT900GP 2.9キロ

KR410 012

BT39SS 3.1キロ
KR以外は中古でチューブタイプ。
あくまで参考までに。

TT900と比べると全体的に硬く感じるが表面は柔らかい。
今風のタイヤか。

地域的に温度が高いため、低温では?との話も。
さて亜細亜選手権が日本でもやっている。
そこでも使うことを当然考えているはず。
調べてみるとウォーマーは可だが、スリックとレインは不可らしい。
何でも自分でテストして結論を出すべし。

ちなみに一時はBSを使っていた。
性能的にはBSもDLもさほどの違いは感じない。
ただタイヤの組みやすさDLの圧倒的勝利。
強引にチューブレス化したホイールにチューブタイヤを組むわけである。
同じチューブタイヤでもビードの出やすさが全然違うのだ。
BSは極端に出にくいため、ウォーマーを掛ける必要がある。
そうするとビードワックス塗った瞬間から乾いていくのだ(笑)。
タイヤを組むのにも時間との戦いとなる。
サスとのマッチングが悪いのか、表面が妙に荒れるのも気になっていた。
というわけで再びDLに戻っていた。

いよいよテストする。
先日の堺でテストした。
まずは琵琶湖で使ったTT900で走行する。
暫く走ってからタイヤ交換。
フィーリングはTT900と似ていて妙な癖はない。
フロントが曲がろうとする力がTT900より強いように感じる。
中古と新品の比較なので正確ではないか。
切れるがインに切れ込むようなことはない。
切れ込むタイヤは前からのスリップダウンの不安からうまく走ることは難しい。

気になるグリップは。
この日激暑。気力体力の限界です。
ペース遅すぎてグリップ云々を語れるような走りはできなかった(笑)。
テストになっていない。
確実にグリップは上と思うが。そのため奥まで突っ込めるはず。
タイヤの限界よりも前回りの弱さが際だった。
ヨレつつも、タイヤのグリップで耐えるというのが有効か。

堺20140725 010

堺20140725 011

周回数少ないこともあるが、表面の荒れはない。
路面温度から考えて、保ちは悪くないと思う。
少なくとも12インチのようにボロボロになることはないだろう。
セッティング変更の必要も感じない。
ペースを上げていけば状況が変わってくる可能性はある。

2回目のテストに続く。

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