生駒テスト2013年10月15日 20時31分01秒

本番まで時間がない!!
前回に続き生駒でテストを行った。
三連休初日だが割と空いている。

生駒20131012 001

今回のメニューは。
前回出来なかった分とその後ちまちまと変更した部分の確認である。
事前に間に合わなかった変更は現地で行う。

そこそこの距離を走っているが、一度もキャブを変えていない。
可動部は消耗品とされる。
こんなセッティングになるのか?という疑問もあった。
というわけで新品に交換。

走行して確認する。特に問題なし。
キャブセッティングも変更。
ギヤもロング目の方がシフト回数少なく乗りやすい。
何でも確認してみないとわからない。

相変わらずラップコムの使い方はわからず難儀した(笑)。
一通り確認し終わったので残るは本番で使うタイヤの皮むきのみ。
この時問題が。
BSだがダンロップよりもビードが出にくい。
そのためウォーマーを掛けで出やすくする。
ただ、それではビードワックスが塗っている端から乾いていくのが難点である(笑)。
そして、コンプレッサーのレギュレーターをフルパワーにしてビードを出したのだ。
そのため空気圧パンパンになっているはずだが、1本だけ圧が低い。
ビードの密着が悪いのか?
いかにも漏れている感じはない。走行に問題はないと判断し入れ替える。
問題はそれだけでは無かった。
ウォーマー巻いて発電機を回してあったが、なんと線を刺すのを忘れていた。
あ~、あべし!

さらなるトラブルが襲う。
メーターの表示が消えている。
ラップコムの電池が切れたのだ…
走行開始直前にこれか。急いで線を刺し充電する。
満充電はせず、朝から点けっぱなしではあったが…
10時間保つとのことでいけるかと思った。
実は外部バッテリも持っていったが、配線を忘れるという大歩危。
充電器の差し込み位置が悪くステーと干渉する。
前から分かっていたが、事前に充電しておくので問題ないと思っていた。
しかし現地で充電するとなると話は別。
何かと慌ただしいサーキットですんなりできるようにしておくべきである。

これで終わりかと思ったが、更なる悲劇が襲う。
一応、今度こそは準備完了し出走準備を行うのだ。
ヘルメットを被るときにパキッという音が。

これは…

まさか…

ひょっとして!


北斗26

もしかして!

もしかして~!


北斗27

そんなことが!
眼鏡死亡!!
なんということか…
別の眼鏡も持っていたので取り敢えず走行は可能だが。
パフォーマンスの差は歴然。

そして。
悲劇は繰り返される…

水温が上昇している。キャブ絞ったからか。
さらに上昇。どこまで上がるのか?
ついには90℃越え。普通は60℃ぐらいなので明らかにおかしい。
ここでピットイン。
なんとリザーブタンクが満水となっていた…
プラグの焼けはそんな風に思えない。
釈然としないがまたセッティング変更。
水も入れて走行再開。
特に問題はないようだが。
新品タイヤはやはり良い、と思いつつ走る。
タイムは前回より出ている。この調子ではアレぐらいまでいけるな…

さて、気になる水温は。
むっ、またしても上がってきたぞ。どういうことや。
リザーブタンクを確認。
魚っっ!またしても満水に!
これはアカンわ。走行時間もあとわずか。
これにて本日終了。たわば。

帰ってきて疲れた体。そこを耐えてトラブルの原因究明する。

シリンダチェックその3 002

ヘッドのOリングに損傷が。
そのため燃焼ガスが冷却水に流れ込みラジエータキャップが開いたのだった。
所謂ところのガスケット抜けという奴。
しかし新品にしてから大して走っていない。
このままでは交換してもまた同じ事が起こる。
Tテックに連絡を取る。
どっちかというとOリングよりメタルのガスケットの方が保たないとのこと。
さすがにチューニングエンジン、ノーマルとはリスクが異なる。
しかしこの速さを知ってしまえば、しゃぶしゃぶと同じでそれ無しでは生きていけないのだ。

メタルの枚数を増やせば耐久性上がるとのこと。
場合によっては3枚もあるとのこと。
1枚でずっと走っていたが?
しかし、2枚が標準らしい。行き違いか?今となっては記憶が定かではない…

トラブルなどは起きて当然なのでテストを俺は重視する。
テスト無しのいきなり実戦生本番では確実に終わっていた。
原因はわかったのはいいがまたしてもテストせざるを得ない。
もう時間はないのに…
当初予定ではあとは実戦のみ、というつもりであったが…

生駒20131012 007

タイヤの件も、漏れ箇所を調べる。
しかし明らかな漏れは確認できない。分からないぐらいの微細な漏れなのか?
1日保てば十分なのでこれはこれで良しとしよう。

他にも一般的な整備も行った。
どこまでやればいいのか。
やろうと思えば、横ハチ∞!ということになる。
こればっかりでは嫌になって、もうエエわというのがオチではある(笑)。