バイク専用メガネその1 ― 2011年10月28日 22時15分07秒
俺は自慢ではないが、大概目が悪い。
悪さではそんじょそこらの奴らには負けへんぞ!(笑)。
メガネ歴も長い。
自然に目が良くなることはありえない。堕ちていくだけである(笑)。
昔こんなことがあった。ある程度の年で目が悪くなりメガネ作るとのこと。
一回使ったらやめられへんぞ。堕ちていく一方やと言ってやった。
するとそいつは暫くして、ホンマやなあ堕ちていく…と言っていた(笑)。
なんとか手術もあるが、それって安全なのか?
エエ加減なことをして捕まった業者(そういうのは医者ではなく業者という)
がいた。わけのわからん業者他にも多数いると思われる。
効果はあるそうだが、まともな医者でも意図的に目に傷を入れるのはどうなのか。
すぐには影響でないかもしれないが長期的に安全なのか疑問が残る。
人間は外界の情報を大部分目から得ているので失敗したときはダメージが大きい。
失敗は許されないのである。
俺はもっと実績積んで安全性高くならなければ危ないと思う。
コンタクトも色々あるようなので使ったことはない。
というわけで残るはメガネになるのである。
さらに悪くなったからと言って度を上げても目がすぐに慣れてしまう。
めっちゃ見えるなんて喜んでられるのは一瞬でしかない(笑)。
というわけでこの間のメガネは10年ほど使った。
10年使うとさすがに痛みが激しく限界となったので新しく買い換えた。
10年の間にメガネの値段かなり下がっている。
今に始まったことではないが、フレームはタダと一緒である。
高級ブランドなどを除き、金額の内ほとんどをレンズが占める。
度がきついと顕著である。
買い換えたのは普通のメガネ屋である。
10年前の半値以下。極端に安くなったのか。それとも元々高すぎたのか。
メガネしてバイクに乗るとわかるが、ヘルメットとメガネの相性悪い。
ヘルメットにうまく入らなかったり、ずれたり…
オワンだと関係ないことであるが。
新しいメガネは普段の生活で特に不都合はない。
ただバイクには向いていないだけのこと
これは以前からそうなのであるが。
そんなことを考えていると去年のモーターショーを思い出した。
そこでメガネ屋出ていたのだ。
それはダブルオーグラスギア。
長い(笑)。そこで少々話をして気になっていた。
新しくメガネ作ったばかりであるが、それは普段用に限定しバイク用を作ることにした。
場所は京都市と近くはない。
メガネ作るだけのことであるがそういう店は他には存在しないと思われる。
実際かなり遠方からも来店あるらしい。
というわけで9Rで向かう。大阪からだと最寄りインターは京都南となる。
名神を通るときには名神本線は車多いし、単調でつまらんのでいつも京滋バイパス
を通っている。今回もそこに入る。暫くして気付いた。
そう京滋バイパスからだと京都南にはいけないのだ。
気付いたのが遅く、すでに笠取まで行っていた。とりあえず降りるか。
地図を見ると山越えすると京都市内に抜けるようになっているので
その道へと向かう。しかし道はかなり険しくなる一方。
果てはゴルフ場の入口で行き止まりだ。
地図によると途中に分岐あるが、そんなものはなかった。
何でやろ?ゆっくりと戻るがやはり分岐はない。ガセか?
無い道を探してもしょうがないので笠取まで戻ってちょっとだけ高速に乗ることにした。
何しとんねん、俺!(笑)。
後日調べたがたしかに道は存在する。
そこは府道扱いなのだが実際は登山道みたいな激しいダートのようだ。
入口も狭いようでバイクで走っているとまず気付かないようである。
もし入口見つけても入ることはなかったが(笑)。
店に着くまでこれかい、と思いつつも目的地に到着。
早速商談開始。今回はバイク用と使途を限っているので話は早い。
そこで色々話した。
一般のメガネは手前の方に焦点を持ってくるものらしい。
メガネ屋はその辺を意識しているのかもしれないが、言われたのは初めてだ。
走行中は遠くを見るのでそちらを重視するということである。
バイクで使う上での問題は焦点だけではない。
当然であるがレンズの範囲のみしか矯正できない。
つまりは視界が狭い。
メガネ歴長いとそんなものと片付けてしまう。
ただ前傾姿勢だとフレームの上端辺りから見ることになる。
レンズで矯正される範囲は狭まるのだ。
そのためか酔ったような感じになり、危険な思いを何度もした。
特にサーキットでは究極に危ない。
上方向だけでなく左右の視界も狭い。
ならばどんなメガネであれば良いのか?
レンズを顔に限りなく近づけるのである。
そうするとレンズの範囲を有効に使うことが出来る。
またフレームを顔に沿うように曲げることで左右の視界も確保。
書いてしまえばなんのことはないが、曲がったレンズ(正確には球面)はかなり特殊で
あるためこれまではそのようなメガネを作ることは困難であったらしい。
フレームもレンズに合わせて特殊なので種類も少ない。
選択肢はほぼないので消去法でフレームを選択した。
焦点を遠くにするとこれまでの見え方が変わるとのこと。
そのために慣れるまでに時間が掛かりいきなり使うのは危険だという。
実際度を合わしているとき店の入口の字の見え方がおかしかった。
真っ直ぐのはずが曲がったり浮いて見えるのだ。
これは距離感が変わったためとのこと。
慣れてしまえば問題はないが2週間程度必要とか。
納期はかなり掛かるとのことで転生での使用は諦めていたが、猪名川レアルワン
見に行っているときに完成との連絡があった。
慣れるのに2週間であればギリギリ間に合う。
暫く取りに行く暇はないのでこの日の内に行った。
閉店までなんとかたどり着けたのだ。
最初に行った時、ツルの部分がヘルメットの内装にかなり干渉するのはわかっていた。
切って調整できるとのことで気にしなかったのだが、この日取りに行くつもりはなかった
のでヘルメットは持って来ていない。
家に取りに帰る時間もない。
二度手間であるがそちらは後回しにして、まずは慣れることを優先したのである。



これがバイク専用メガネだ。どことなくウルトラ○イ風。これで7に変身や(笑)。
湾曲したレンズわかるだろうか。
普段使いとしては派手目となるがバイク専用なので関係ない。
日々慣らしのため普段の生活で使用する。
見え方が今までとは違うので階段を下りる時などかなり危ない。
慣れるまでは走ったりバイクで使ったりは禁止である。
1週間ほど使ったら大体なれたし、車に同乗する機会があった。
そこでこれやといけるやろとの確信が持てたので車に乗る。
見え方にまだ違和感はあるが、危険なレベルではない。
これならバイクも問題ないと判断し三朝温泉の時も使ってみた。
内装への干渉は確認済みである。
顔に近い位置にないと駄目なので、無理矢理押し込む。
つるを手曲げして調整も出来る。
ただ調整や無理やり押し込むにも限度があり、すぐにずれてくる。
どのみち調整前提であったので、焦ることはない。
調整はまだであるが取り敢えずのインプレしてみる。
狙い通り前傾での視界広がっている。それだけではない。
RR5はRR4と比べて縁が下に伸びているようである。
ウェストバッグの中を見ようとしても帽体が邪魔をして下を見にくいのである。
車線変更時に目視する際も、縁が鎖骨に当たって身を乗り出さないとできないのだ。
9Rは今のリッターレプリカからすると前傾は控えめであるがそれでもそこその前傾となる。
ネイキッド系などでは前傾してないと関係ないとは思うが。
それがこれだと横方向への視界が広がったので乗り出さずとも可能になったのだ。
作った時には上方向はかなり意識したが左右は正直気にしなかったのだ。
上側はずれると駄目だがこれまでのように矯正された部分とそうでない部分が
混在するようなことはなくなった。
また度は落としたのだが、焦点を遠くにしたためだろう遠くは見やすい。
この時点でまだ見え方は変であるが、公道では問題ない。
レースで使うにはテストが必要やな。

内装の右耳部分であるが、写真中央が干渉部分である。

左耳部分も同様。
内装をへこませる方法もあるがそれだと安全性能落ちることになる。
メガネ側で干渉しないようにすることが必要だ。
俺はヘルメットを用途に合わせて複数個持っていることもある。
その2へ続く。
悪さではそんじょそこらの奴らには負けへんぞ!(笑)。
メガネ歴も長い。
自然に目が良くなることはありえない。堕ちていくだけである(笑)。
昔こんなことがあった。ある程度の年で目が悪くなりメガネ作るとのこと。
一回使ったらやめられへんぞ。堕ちていく一方やと言ってやった。
するとそいつは暫くして、ホンマやなあ堕ちていく…と言っていた(笑)。
なんとか手術もあるが、それって安全なのか?
エエ加減なことをして捕まった業者(そういうのは医者ではなく業者という)
がいた。わけのわからん業者他にも多数いると思われる。
効果はあるそうだが、まともな医者でも意図的に目に傷を入れるのはどうなのか。
すぐには影響でないかもしれないが長期的に安全なのか疑問が残る。
人間は外界の情報を大部分目から得ているので失敗したときはダメージが大きい。
失敗は許されないのである。
俺はもっと実績積んで安全性高くならなければ危ないと思う。
コンタクトも色々あるようなので使ったことはない。
というわけで残るはメガネになるのである。
さらに悪くなったからと言って度を上げても目がすぐに慣れてしまう。
めっちゃ見えるなんて喜んでられるのは一瞬でしかない(笑)。
というわけでこの間のメガネは10年ほど使った。
10年使うとさすがに痛みが激しく限界となったので新しく買い換えた。
10年の間にメガネの値段かなり下がっている。
今に始まったことではないが、フレームはタダと一緒である。
高級ブランドなどを除き、金額の内ほとんどをレンズが占める。
度がきついと顕著である。
買い換えたのは普通のメガネ屋である。
10年前の半値以下。極端に安くなったのか。それとも元々高すぎたのか。
メガネしてバイクに乗るとわかるが、ヘルメットとメガネの相性悪い。
ヘルメットにうまく入らなかったり、ずれたり…
オワンだと関係ないことであるが。
新しいメガネは普段の生活で特に不都合はない。
ただバイクには向いていないだけのこと
これは以前からそうなのであるが。
そんなことを考えていると去年のモーターショーを思い出した。
そこでメガネ屋出ていたのだ。
それはダブルオーグラスギア。
長い(笑)。そこで少々話をして気になっていた。
新しくメガネ作ったばかりであるが、それは普段用に限定しバイク用を作ることにした。
場所は京都市と近くはない。
メガネ作るだけのことであるがそういう店は他には存在しないと思われる。
実際かなり遠方からも来店あるらしい。
というわけで9Rで向かう。大阪からだと最寄りインターは京都南となる。
名神を通るときには名神本線は車多いし、単調でつまらんのでいつも京滋バイパス
を通っている。今回もそこに入る。暫くして気付いた。
そう京滋バイパスからだと京都南にはいけないのだ。
気付いたのが遅く、すでに笠取まで行っていた。とりあえず降りるか。
地図を見ると山越えすると京都市内に抜けるようになっているので
その道へと向かう。しかし道はかなり険しくなる一方。
果てはゴルフ場の入口で行き止まりだ。
地図によると途中に分岐あるが、そんなものはなかった。
何でやろ?ゆっくりと戻るがやはり分岐はない。ガセか?
無い道を探してもしょうがないので笠取まで戻ってちょっとだけ高速に乗ることにした。
何しとんねん、俺!(笑)。
後日調べたがたしかに道は存在する。
そこは府道扱いなのだが実際は登山道みたいな激しいダートのようだ。
入口も狭いようでバイクで走っているとまず気付かないようである。
もし入口見つけても入ることはなかったが(笑)。
店に着くまでこれかい、と思いつつも目的地に到着。
早速商談開始。今回はバイク用と使途を限っているので話は早い。
そこで色々話した。
一般のメガネは手前の方に焦点を持ってくるものらしい。
メガネ屋はその辺を意識しているのかもしれないが、言われたのは初めてだ。
走行中は遠くを見るのでそちらを重視するということである。
バイクで使う上での問題は焦点だけではない。
当然であるがレンズの範囲のみしか矯正できない。
つまりは視界が狭い。
メガネ歴長いとそんなものと片付けてしまう。
ただ前傾姿勢だとフレームの上端辺りから見ることになる。
レンズで矯正される範囲は狭まるのだ。
そのためか酔ったような感じになり、危険な思いを何度もした。
特にサーキットでは究極に危ない。
上方向だけでなく左右の視界も狭い。
ならばどんなメガネであれば良いのか?
レンズを顔に限りなく近づけるのである。
そうするとレンズの範囲を有効に使うことが出来る。
またフレームを顔に沿うように曲げることで左右の視界も確保。
書いてしまえばなんのことはないが、曲がったレンズ(正確には球面)はかなり特殊で
あるためこれまではそのようなメガネを作ることは困難であったらしい。
フレームもレンズに合わせて特殊なので種類も少ない。
選択肢はほぼないので消去法でフレームを選択した。
焦点を遠くにするとこれまでの見え方が変わるとのこと。
そのために慣れるまでに時間が掛かりいきなり使うのは危険だという。
実際度を合わしているとき店の入口の字の見え方がおかしかった。
真っ直ぐのはずが曲がったり浮いて見えるのだ。
これは距離感が変わったためとのこと。
慣れてしまえば問題はないが2週間程度必要とか。
納期はかなり掛かるとのことで転生での使用は諦めていたが、猪名川レアルワン
見に行っているときに完成との連絡があった。
慣れるのに2週間であればギリギリ間に合う。
暫く取りに行く暇はないのでこの日の内に行った。
閉店までなんとかたどり着けたのだ。
最初に行った時、ツルの部分がヘルメットの内装にかなり干渉するのはわかっていた。
切って調整できるとのことで気にしなかったのだが、この日取りに行くつもりはなかった
のでヘルメットは持って来ていない。
家に取りに帰る時間もない。
二度手間であるがそちらは後回しにして、まずは慣れることを優先したのである。



これがバイク専用メガネだ。どことなくウルトラ○イ風。これで7に変身や(笑)。
湾曲したレンズわかるだろうか。
普段使いとしては派手目となるがバイク専用なので関係ない。
日々慣らしのため普段の生活で使用する。
見え方が今までとは違うので階段を下りる時などかなり危ない。
慣れるまでは走ったりバイクで使ったりは禁止である。
1週間ほど使ったら大体なれたし、車に同乗する機会があった。
そこでこれやといけるやろとの確信が持てたので車に乗る。
見え方にまだ違和感はあるが、危険なレベルではない。
これならバイクも問題ないと判断し三朝温泉の時も使ってみた。
内装への干渉は確認済みである。
顔に近い位置にないと駄目なので、無理矢理押し込む。
つるを手曲げして調整も出来る。
ただ調整や無理やり押し込むにも限度があり、すぐにずれてくる。
どのみち調整前提であったので、焦ることはない。
調整はまだであるが取り敢えずのインプレしてみる。
狙い通り前傾での視界広がっている。それだけではない。
RR5はRR4と比べて縁が下に伸びているようである。
ウェストバッグの中を見ようとしても帽体が邪魔をして下を見にくいのである。
車線変更時に目視する際も、縁が鎖骨に当たって身を乗り出さないとできないのだ。
9Rは今のリッターレプリカからすると前傾は控えめであるがそれでもそこその前傾となる。
ネイキッド系などでは前傾してないと関係ないとは思うが。
それがこれだと横方向への視界が広がったので乗り出さずとも可能になったのだ。
作った時には上方向はかなり意識したが左右は正直気にしなかったのだ。
上側はずれると駄目だがこれまでのように矯正された部分とそうでない部分が
混在するようなことはなくなった。
また度は落としたのだが、焦点を遠くにしたためだろう遠くは見やすい。
この時点でまだ見え方は変であるが、公道では問題ない。
レースで使うにはテストが必要やな。

内装の右耳部分であるが、写真中央が干渉部分である。

左耳部分も同様。
内装をへこませる方法もあるがそれだと安全性能落ちることになる。
メガネ側で干渉しないようにすることが必要だ。
俺はヘルメットを用途に合わせて複数個持っていることもある。
その2へ続く。
コメント
_ はっちくん ― 2012年05月13日 20時36分15秒
_ ルイージ ― 2012年05月14日 21時34分21秒
コメントありがとうございます。
公開されていない金額については書かないようにしていますが、聞かれたので
お答えします。
全部で6万ほどしました。
眼鏡を使っていればご存じでしょうが近年、眼鏡は相当安くなっています。
フレームは昔からおまけですしね。
自分は文字通り度ぎついのでレンズ代がかさみました。
一般的な度だともうちょっと安かったような気がします。
特殊なレンズなので高くなるのは仕方ないかと思います。
それだけの価値を認めるかどうかでしょう。
公開されていない金額については書かないようにしていますが、聞かれたので
お答えします。
全部で6万ほどしました。
眼鏡を使っていればご存じでしょうが近年、眼鏡は相当安くなっています。
フレームは昔からおまけですしね。
自分は文字通り度ぎついのでレンズ代がかさみました。
一般的な度だともうちょっと安かったような気がします。
特殊なレンズなので高くなるのは仕方ないかと思います。
それだけの価値を認めるかどうかでしょう。
_ はっちくん ― 2012年06月16日 23時44分52秒
先日は当方からの質問コメントに御回答を頂き、ありがとうございました。ルイージさんの御回答のお陰で、私も購入しました。視線も問題無くて、買って良かったです。(ちなみに私も度数がそれなりにあるので、レンズ代はそれなりにしました。)
_ ルイージ ― 2012年06月17日 08時39分24秒
特殊な品物なので高いのは仕方ないとは思いますがもうちょっとがんばって欲しいとも思います。
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ルイージさんのブログでダブルオーグラスギアについて書かれているのを拝見しました。当方もメガネをかけているので、このメガネが気になっています。参考までにレンズ+フレームで概算でどれぐらいでしたでしょうか?不躾な質問で大変恐縮ですが,御回答を頂けると幸いです。(コメントでの返信が問題ある様でしたら、メールでの御回答でも構いません。)