ダブルヘッダー後編~岡田杯2012北神戸2012年10月25日 21時14分11秒

前日のナイトレースに続いてはOKADA杯6時間耐久となる。
というか明らかにこちらがメイン。
自前車両使うとトラブルなど起こらないようにする責任がある。
人のに乗るだけとは全く違う。

岡田杯2012北神戸 003

レースの朝は早く、睡眠時間はごくわずか。
一応、やるべきことはやってあるのでバタバタはなかった。

邪道レーシングも今回出走。
本人が現れる前から、チーム員が何故か整備している。
破壊兵器の音も聞こえる(笑)。
色々あるようだ。走る前から終わっているような雰囲気。何でやねん(笑)。
ひょっとしてアレ持ってないわな、と聞かれた。
当然持ってるっちゅうねん(笑)。で部品を貸す。

今回のメンバーは第一ライダー俺。
第二ライダーTOOL氏。
再三ライダー監督。これでいくことになった。
あまり走行時間を細かくしすぎると休憩時間が短くなりすぎる。
その辺を考え30分交替とした。
もう一人いれば完璧ではある。

まずは練習走行から。
1時間の内、俺がまず確認のため走行し残りは二人に割り当てる。
さすがに闇鍋車両とは別次元の速さを見せる。
感覚が全く異なる。タイムはイマイチながらも確認は十分のため交替。
他もタイム的には平凡であるが、本番ではもっと詰めるだろう。

予選はなくグリッドはくじ引きで。
ほとんどベッタ。1コーナーまで遠いな…
隣には邪道が仲良く並ぶ。こちらもアカンな(笑)。

岡田杯2012北神戸 011

ともかくスタート!ルマン式だといつも足が絡まって走る前から転けそうになる(笑)。

岡田杯2012北神戸 013

中段以降の混乱に完全に飲み込まれた。
スタート位置からしてどないしようもない。ともかく順番に抜いていく。
前が遅い。遅い割には妙にブロックしてくる。
前が詰まると旋回速度が低下し、さらには開けるタイミングも遅れる。
そのため抜くのは難しい。
このくそガキャァ~!今日という今日は許さんぞ、ワレ!
何がなんでも抜いたる!
そこで突っ込みすぎた。前からさようなら。典型的な握りごけ。
転けたところで後続に背中から轢かれる…
正確には勝手にこけて後続を巻き込んだだけ。
わずか6周ほどしか走っていない…
主催者曰く開始後30分以内での事故が多いとのこと。
俺がその通りにしてどないすんねん。
新型ノーマルスーツを投入してまだ2日目。1日目でこけなかっただけ良しとしよう。
後から思えばその後に起こることを暗示していたようであった…

ダメージはさほどなく、さくっと修理してからそのまま再スタート。
しかしラップショットは破壊してしまったのでタイムはわからない。
再スタートしたはいいがブレーキレバーが微妙に曲がって操作に難があった
のでまたピットイン。レバーを交換して走行を再開。
続いては第2ライダーに交替。

岡田杯2012北神戸 017

岡田杯2012北神戸 016


特に何もなく走っているようだ。先はまだまだ長いのだ。
ところが1コーナーでこけてる!
走行できないようで回収に向かう。





これは!





岡田杯2012北神戸 019

岡田杯2012北神戸 020

ハンドルクランプ死亡!
まだ1時間しか走っていないが、これで終わりか…
そういえばその前に使っていたクランプ持ってきている!
急いで交換作業を行う。そして再スタート。

岡田杯2012北神戸 005

そして監督へ。
最終コーナーでの出来事。前を抜いたと思ったらそのまま転倒!
邪道共々、一部始終目撃してもうたわ(笑)
ダメージはあまりないようだ。

その後は特になく淡々と走る。タイムはわからないが明らかに出ていない。
結局はスタート直後に俺が出したタイムがチーム内でのベストであった。
先日のタイヤテストよりも悪い。1秒以上は楽に詰めるつもりだったが…

燃料が減るのも早い。
過去に測ったことがあり、それを元に走れる時間を決めてあった。
所が実際は予定より保たない。全く保たない。
予定の半分や(笑)。
燃料は十分に用意してあるので燃料が尽きて走行不可などということはない。
でも何でやろ?

1時間経過時点では圧倒的にベッタ。
それを徐々に上げていく。
2年前より4スト勢の改造度合いが進んだようでなかなか抜けない。
その時はトップクラス以外は結構抜けたのだが。

秘かに第2ライダーはこけていた模様。
ハンドルクランプ破壊と比べるとダメージはないに等しい。
前が行けていたので、こちらも行けると思ったら全然行けなかったという(笑)。
この辺が12インチとは違って無理がきかない。
その後もこけて結局は一人で3コケ(笑)。

岡田杯2012北神戸 022

この日合計で5回こけたがすべて右。
さすがに5連発はきつくステップはこのとおりに(笑)。
NSRだと可倒式が多いが、固定式の方がサーキット向きである。
削れ曲がることによりダメージを吸収する。
可倒式だとバーは折れないが他の所にダメージが及ぶのだ。

時折、ガス欠症状となり吹けなくなる。
それっぽい現象は朝からあったが、問題にはならなかった。
しかし、どないもできない状態に陥った。
何故かジェットニードルを固定しているクリップがない。
いつから無いのか?これやなと思い取り付ける。
それでも変わらず。
燃料系でもない。吸気系でもない。一体何なん?
電気っぽい。スペアは色々あり次々に替えて原因を調べる。
残り時間30分というところで、無理と判断し走行を諦めた。

チェッカーを受けていないので本来は完走にはならないが一応、リザルトではリ
タイアにはなっていない。
実質はリタイアである。
レースというのは色んなことが起こりうる。
考えられることには事前に準備したつもりであったがそれを超えていた。

邪道の方は大きなトラブルはなかったようだ。
それでも走る前からあのボルトがない!
見れば見るほど怖くなる(笑)。
走行中の振動で次々と緩んで、俺のボルト類をかなり使ったようだ。

謎の吹けない現象はエンジンの可能性もある。
各部砂の付着があったので吸い込んでいる可能性大。
リアフェンダー+裏板の二重ガードだが絶対ではない。
これを機に仕様変更も考えている。
転倒のダメージもあるし、当面は走行できないだろう。

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