ストライカーのマフラーその12011年12月06日 23時33分42秒

しばらくは140のマフラーを使ってきた。
とはいえあくまで借り物であった。いずれは別の物にしなければいけなかった。
いよいよ返却要求があったので借りパク状態解消である。
実は返却までにマフラー入手していた。
いずれは返すことになるし、さらなる性能向上も必要であった。
色々やっていて手が回らないので後回しになっていたのだ。
返却要求を機に交換することにした。

マフラーに求める物とは。
アップのフルエキ、チタン。モトクロスタイプエンドのサイレンサー。
これらを全て満足する市販品は今のところない。
というか今後も出ないような気がする。
そこで入手したのはストライカー
それらに最も近いし6万とチタンの割には安めである。
KSRでは定評あるらしい。

ストライカーマフラー 001

ストライカー一式。ちなみにJMCA。
別にJMCAにこだわりはないが今のマフラーは大概そうなっている。
他にも中だしマフラーもあるが、好きではないので対象外。

ストライカーマフラー 002

エキパイは凝った作り。入口は細いが段々太くなる。
KSRでは良くある構造となる。

ストライカーマフラー 003

当然O2センサー取付可。

ストライカーマフラー 005

サイレンサーは直管ではない。
外はチタンだが中はステンと思われる。
触媒内蔵のためか、意外に軽くない。140用と同じぐらい?
ノーマルとは別次元の軽さであるが。
さすがにエキパイは紙の筒かと思うぐらい軽い。

ストライカーマフラー 010

ノーマルとの比較。取り回しの違いが明らか。

ストライカーマフラー 009

取り回しの違いによりエンジンガードと干渉する。わかっていたけど。

ストライカーマフラー 017

ストライカーマフラー 015

ストライカーマフラー 016

ストライカーマフラー 018

ストライカーマフラー 019

取付完了。各部の精度よく小細工は必要なかった。
しかし各部の隙間はギリギリである。出来悪ければ取付困難なのは間違いない。
ちなみにエキパイのガスケットは新品にせよとある。
付属していないし距離も走っていないのでそのまま流用した。
なおヒートガードは専用品が付属する。

ストライカーマフラー 022加工

ストライカーマフラー 023加工

ストライカーマフラー 021

各部復旧して完成。サイレンサーが寸足らずなのが気になると言えば気になる。

ストライカーマフラー 020

チェックのためエンジン始動。するとたちまちエキパイの色が変わっていく。

ストライカーマフラー 024

走行するとさらに変化。これからも徐々に青い部分増えると思われる。

一般的にマフラーはファッションパーツであり見た目派手でうるさければ
良い場合が多い。
格好いい方が当然良いに決まっているが、俺はパフォーマンスパーツとして
考えているので性能を重視する。
装着後、試乗する。しばらくは140用と違いが感じられない。
グラスウールの慣らしのためしばらくは控えめに走れとある。
抑えて走るとそうなるのか。
少々走りもうエエやろと思い、開けてみる。
するとどうか。
開け始めのトルクが違う。高回転の伸びが違う。
ノーマルの高回転は全く力がなくただ回っているだけである。
ならば早めにシフトアップすれば良いかといえばそうでもない。
そう中速のトルクが不足しているため早めのシフトアップはできないのだ。
上の方で苦しそうに回るのは変わらないが、明らかな違いがある。
伸びるとはいえエンジンノーマルでは何馬力も上がるなどありえない。
ノーマルは抑えすぎなので、エンジンもやらないと本来のパワーを発揮できない。
これぐらいがノーマルとちゃうんか?
明らかな性能向上あるが、やっぱり開けないと違いはわからないだろう。
マフラーでこれだけ違えば満足である。

満足行く性能であるが、薄いようである。
全開では感じないが開け始めに感じる。
渋滞などでちょい開けした時に少々パスパスいっている。
多少バックファイヤー気味。吸気系も触っているのでそちらの影響もあるかと思う。

さて音はどうか。140よりは音量大きめであるが程よく抑えられている。
しかし開け始めに微妙な破裂音が聞こえる。
表現するのは困難な音である。
容量の小さいサイレンサーで消音しているので、無理があるのか。
何らかの対策必要と思うが、やるとなれば大変な気がする。

開け始めは薄い。他ではどうなのか。
セッティングしないと本領発揮できないと思われる。
どれほどのパワー出ているのかも気になるしパワーチェック必要。
その2へ続く。