脳天杭打ち~北神戸2010年09月21日 21時36分15秒

NS63Rとなって初走行すべく19日は北神戸に向かった。
この日は3連休の中日である。
前日は大津-茨木30キロ!などと激しく渋滞していたようである。
神戸線入るまでは順調に流れる。降りる生田川まであと数キロで渋滞が…。
連休なので普段より車多いのか?20分ぐらいロスした。

北神戸20100919 001

現着し準備する。

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この日は前回と比べて連休の中日のためか台数少なかった。

さて1ミリオーバーの実力は如何に。
ピットロードを加速する。この時点でその差は明らかになる。
ピットロードなので当然全開などしていない。
しかしそれでも加速力アップしているのが明白である。排気量は1/20弱の増加
であるが全然違うのだ。
改めて排気量はパワーの源泉であることを実感した。
ならしするため30分ほど抑えて走る。
その後は徐々にペースを上げていく。そしてついに持てるパワーを全て開放する。
開ければすぐ加速する。これはもう、抜き放題に近い。
無理をせず簡単に追い越しが可能なのだ。素晴らしい(笑)。

パワー特性は60ccと同じで、気むずかしいことなく乗りやすい。
ただパワーが出るとタイヤが厳しい。最終コーナーで流れる。
ここは普通にラインを取るとアウト側の白線付近までふくらむ。
アスファルトが終わるとスポンジバリアそしてコンクリートウォールなのである。
ここでこけると…
開けないとタイムでないのは明白なる事実。
躊躇するとアカンのだが激突を考えると開けきれない。
十分な速さであるのであとはライダー次第である。

セッティングは少々MJ上げた程度でいける。ギヤは前回と同じ。
まだ吹けきっていないがこの辺は2コーナーの突っ込み次第ではある。
ここは本番では勝負所となるだろう。

順調に走行を続ける。しかし…
2コーナー立ち上がりでパワーにタイヤが負けて後が流れる!
逆ハン当て(勝手に?)ドリフト状態てしばし耐える。1秒かそれとも2秒か?
いける!と思ったが結局はこけた…
バイクは流れていっただけだが、俺は前転し、脳天杭打ちパイルドライバー!
ライダーだけハイサイド食らったような感じである。

タコ踊りして後続に轢かれないようアピール。一旦グリーンに出る。
再スタートしようとするが何かおかしい。
ブレーキペダルがない!何処へ?物はコースに残っていた…
誰も踏んだりせず回収成功。ともかくピットへ戻る。

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ペダルがない。

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ガード類が効果を発揮しそれ以外はダメージ無し。

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真ん中で折れた。この部品はステップ変更に伴い折り曲げるなどしてショート加工
している。その時無理が掛かったのか?いやそれ以前からの度重なる転倒に
ついに耐えきれなくなったのか?
ある程度までは変形することで衝撃を吸収したが最終的に耐えきれなくなったのだろう。

予備のペダルに交換し復旧。ここも可倒式にせんとアカンな。
パイルドライバー食らったので首が少々おかしい。
たいしたことはないので復旧後走行を再開する。
その後は何事もなく練習に励む。

タイムは更新したが誤動作のため正確かどうか不明である。
タイムを比較することでしか己のレベルがどの辺かわからない。
他のライダーのタイムを勝手に計ってみる。
するとその程度?俺の方が速いやん。速そうなのは走行中にほとんど
遭遇しなかったし計ることもできなかった。ここの基準タイムは何秒なのだろうか。

どのコースでも明らかにこいつは違う、別格やなと思うライダー一人や二人走って
いるのである。しかし前回に続いてこの日はいなかった。
ここではレギュラーのレースないのでレース目的で走る連中は来ないのでは。
逆に言えばレジャー派には走りやすい。

実際いくらなんでもそれは遅すぎやろと思うライダー。
わずかな時間に何度もラップしてしまう。
ストレートが遅すぎるので全開にしてないな。
昼からは台数も増えてペースアップした。それでも控えめである。

帰りも神戸線渋滞のため湾岸へ向かう。湾岸は込むことはまずない。
しかし環状への合流を先頭にかなり渋滞していた。まあどこで込むかだけの違いである(笑)。