1/24 スコープドッグその22024年03月06日 22時30分01秒

その1より続く。

24スコープドッグ 009

レンズの奥は見てのとおり凝っている。
ちなみに回転、左右に可動する。

24スコープドッグ 010

バイザー裏はほとんど見えないが、設定同様のスジボリがある。
しかし、全体的にスジボリが甘いというか、浅い。
サーフェイサーやペーパー掛けで埋まったり消えたりするのは1/35で経験済。

24スコープドッグ 011

24スコープドッグ 014

1/35のハッチは単に刺してるだけ。
これはちゃんとヒンジがある。
胴体内側の計器のつくりはこれまた1/35と同じ。

24スコープドッグ 012

胴体とハッチの段差が気になる。
ハッチ裏とシートが当たっているようだが。

24スコープドッグ 013

肩の関節は1/35同様。
すでに脇腹には拡張性が考えられている。その目的は明らかである。
これは腕の方も同様。

24スコープドッグ 015

肘の作りは1/35とは異なる。
肩装甲の内側は後ハメとなっているのが1/35とは異なる。
肩装甲はそうではない。

24スコープドッグ 019

足裏ローラーは回転しないが別部品。
ターンピックは可動。

24スコープドッグ 022

武器は標準と短銃身選択可。
ストックの有り無しも選べる。

24スコープドッグ 025

武器を持つために指は別体式なのは1/35同様。
1/35は差し込みが甘くポロポロ取れるが、問題を認識しているのだろう、
同じ作りでも、これはかっちりと止まるようになっている。

24スコープドッグ 021

1/35は股関節が弱い。
スリーブ式となって対策されている。

24スコープドッグ 032

ポリキャップはこれだけ余る。
拡張性共々考えるに、”次”の仕込みは完了と考える。
これが一巡するのを見計らっての発売やな。
それは早くても半年後や。

24スコープドッグ 026

24スコープドッグ 027

組み立て完了。

24スコープドッグ 028

降着機構は1/35と同じ。

その3へ続く。

1/24 スコープドッグその12024年02月25日 21時00分26秒

ネタと思うかどうか、それぞれ。

昔はしょうがは自分ですり下ろすものだった。
それがいつの間にかチューブ入りが普通になった。
それを使おうとして、冷蔵庫から出したのである。
はっ!!!
中身出してから、異常に気付いた。
それがしょうがではないということに。
それはしょうがではなく、からしだったのだ。
チューブのおおよその色だけで判断して出したのだ。
取り出した時点で、何の疑いも持たなかった。
大丈夫か、俺。

それがオチではなかった。
気を取り直して、しょうがを出す。
中身を出そうとすると…
それは何と、ワサビだったのだ!
チューブの色が全然違うので、出す直前に違うことに気付いた。
その前にしょうがは使い切っていた。
つまりはそこには元々なかったのだ。
消去法で出したそれはワサビだったので、それがしょうがだと疑わなかった。
全く大丈夫ではないな、俺…

ウェーブから新発売、1/24スコープドッグ。
生産量が少ないと思い、すぐに作るつもりは全くなかったが欲しい時に買えない
可能性が考えられたので早くに押さえていた。

売れ行きが気になる。
1万するが、めっちゃ売れると思っていた。実際にはどうか。
発売直後の大型店ではかなりの在庫があった。
期待しているのは間違いないことの証明だ。
暫し時間を空けてまた行ってみると…
減ってる感じはない。
売れた端から補充。
第2ロットまではもっと時間掛かるように思うのでそれはないだろう。
ということは売れてないということになる。
欲しい向きはさっさと押さえたので、店頭では売れない。
そういうことか?

アマゾンでは定価以下で普通に売っている。
楽天でも同様。
供給は十分にあるということだ。
しかし、同アマゾンでは倍!で売っている所もある。
そういうのは業者くさい。
買いが集中すると思って大量に仕入れて、業者だが高額で転売しようとした。
実際はアマゾン本体が定価以下で売っているので、誰がそんな所で買うか。
業者がそんなことをすれば、市場がおかしくなり最終的には客が離れてしまう。
そんなことも分からないのか。
バンダイ直販でしか買えない、拡張セットも定価以上で売っているのも見た。
今、目の前にある僅かな利益しか考えない。
結局は自分も含む業界全体の不利益にしかなfらないのだ。
ホンマに日本人は経済的以上に心まで貧しくなったとつくづく思う。

24スコープドッグ 001

24スコープドッグ 002

24スコープドッグ 003

箱は結構、大きい。中身を出して再び戻そうとすると蓋が浮く。
かなりパンパンだ。
これまでウェーブは日本製だったが、これは中国…
これには色々、思うことはあるが別の所ですでに書いた。

24スコープドッグ 005

24スコープドッグ 006

同社1/35の箱絵は大河原邦男だが、これはそうではない。
その代わり?に同氏によるディティールアップ図が説明書にある。
旧タカラ1/24を元にしつつ、新しい方向?を目指したようだ。
付属していない武器もある。
何か意味があるのか。
入手したらムラムラするものを感じた。

その2へ続く。

ハセガワのテンプレート2024年02月22日 23時30分34秒

株、更新とかで騒いでいる。
そんな状況とは全く思えない。
円安になると輸出企業の株が上がるのも謎。
資源やエネルギーはほぼ全量輸入である。
円安となればそれらが上がる。すなわちコスト上昇となる。
それでも円安で儲かるとなれば、輸出企業が下請けや仕入れ先を買い叩いている
という証明である。
さらには、従業員の給料も安いわけだ。
円高は絶対悪で、円安になれば儲かるなどということはそれらを容認しているということなのだ。
儲かるのは規模の大きい輸出企業だけだ。
失われた30年は自民党のせいと思うが、その連中にも原因があると考える。

プラ板から輪っか状の部品を切り出すには…
良い工具は無いようである。
考えた方法は、テンプレートとケガキ針で切り出す。

ハセガワテンプレート 001

入手したハセガワのテンプレート。
タミヤも持っているが、大きな径は出ていないのだ。
タミヤの方が細かく分割されていて取り回しがしやすい。
キットにスジボリしようとすると障害物があってテンプレートが大きいと不可能。
さらにタミヤの方が薄く追従しやすい。
今回、大きな径が必要だったのでしょうがない。
ハセガワの方はプラ板への加工に特化したと考えるべきである。
それに割り切っての購入だ。

24スコープドッグディティールアップ 080

使い方は見てのとおり。
ケガキ針はテーパー状のため深く掘るほどに寸法の変化度合いが大きくなる。

24スコープドッグディティールアップ 081

スプリングコンパスの先端が両方針な物もあるが、これが便利。
スプリング式だと開度が微調整できるし、触っても開度が変化しない。
しかし、これを切削工具に使うには向いていない。
ケガキ針で何度もなぞって切断する。
現状ではこれが最良と判断した。
寸法の変化を見込むため、何度も練習を繰り返した。
ちなみにプラ板はウェーブの目盛り付きを使用。
目盛りがないとケガキするのが大変。
ここで問題発生。

ハセガワテンプレート 002

使おうとした16.5にY方向の標識線がないのだ。
21も同じく。

まずは穴径以上の中心線をXY方向に引く。
テンプレートの標識線をそれに合わせることで狙った位置に合わせることが可能となる。
同心円でなければこの限りではないが、そうしようとすればこの方法となる。
標識線がなければかなり厳しい。

まず考えれれるのは不良品。
どう作っているのかは知らないが、俺が買ったのだけがおかしいのか。
それはないと思うわ。
メーカHPの写真を拡大すると、はっきりと分からないが同じく標識線ないように見える。
たまたま16.5を使おうとして気づいたが、そうでなければ気づかなかっただろう。
俺のだけでなく、全部そうなっている可能性大。
それであれば交換しても何も変わらない。
淀橋で買ったが、メーカが不良と認めないかぎり売った方も対応しないだろう。
そこでメーカに問い合わせると、メーカ在庫品も同じ状況とのこと。
やはりな。
そこで何か対応するのか聞いた。
非は認めつつも、対応はしないとのこと。
それで人的被害出るわけでないし、非を認めるだけマシかもしれない。
釈然としない思いあるし、ハセガワへの信頼度が下がったのは確かだ。

メーカへの連絡後、淀橋にも連絡した。
金返せとは言わないが、放置するのではなくメーカにクレーム入れるよう要求した。
俺が言っただけでは何も動かないだろうから。

バイクや車ではそんなことがあるのか!という問題が起きている。
闇から闇へと葬り去られていることもあるだろう。
ここでハセガワを晒すようなことはどうやねん、と思いつつ。

自損型輸入その52024年01月14日 22時27分41秒

その4より続く。

本書ではデフレの原因は自損型輸入とある。
何につけてもおやつはカール。
ならぬ、何につけても懐疑派が出てくるのである。
景気が良くなると安い中国製が押し寄せてくるというアメリカ。
つまりは景気が良いほど対中赤字が増えるという仕組み。
一方的に中国が売っているのではなく、アメリカ企業が自損型を励んでいるのではないか。
しかし、デフレどころか一時よりは落ち着いたといえども日本からすると相当なインフレだ。
その説明はない。
アメリカの状況を調べるほどの時間がなかったのか。
懐疑派はここを突いてくる可能性がある。

繊維関係は昭和の時代から安い国を転々とすると言われている。
賃金が上がると別のもっと安い国へ移動する。
かつては日本が安かった時代は下請けとして仕事を受けてきたわけだ。
今ではそれが中国やと東南アジアに変わったに過ぎない。

産業の空洞化なども昭和から言われている。
平成になってから自損型になったのか。それは違う。

自損型企業の代表として、ユニクロやニトリ、ワークマンなどが挙げられている。
他は日本向け専業と思うが、ユニクロは世界に売っている。
日本だけを考えると自損型であるが、正確には自損型ではないのだ。
著者は九州在住ということで、そこでの実例を主に取り上げている。
大阪のホームセンタ業界ではコーナンが圧倒的である。
他の店はほとんどない。
九州では店が少ないから挙げていないのか。
コーナンブランドでは中国以外に無いんかという状況だ。
極まれに日本製であること確認すると、日本製もあったのかと驚くほどだ。
コーナンも日本専業と思うので自損型となる。
上記のとおり、地域的には相当なものだ。

100円ショップで売っているプラ容器。
知らなければ、全部中国に違いないと思うだろう。
しかし、いずれも日本製なのだ。
ホビーショーで成形そのものには大して人出掛からないこと確認済。
プラ容器が日本製なのはそういうことだと考える。
ならば模型業界はどうなのか。
前にも書いているが、気になってさらに調べてみた。
まずは全部を確認することは不可能なので調べたのは一部であることを断っておく。

ハセガワは全て日本製の模様。
製造国の表示の横にアルファベットが記載されていることから製造場所が複数あると思われる。
アオシマは安いものは中国でそれ以外は日本のようだ。
これまでに書いてきたようにタミヤは新しめは日本で、古くなるとフィリピンに移管の模様。
フジミや童友社も日本。
バンダイは基本、日本で一部中国。
ウェーブは日本だったが、1/24スコープドッグは中国なのは既に書いた通り。
大手ではない?他は基本中国。
ただし、これまで中国のみだったのが日本に変わっている例もある。
調査結果より模型業界は大手に限定すると国内比率がかなり高いという結論。

輸入物はどうか。ドイツ・レベルはポーランド製。
日本と同じような状況のようだ。
ドイツ専業ではないから、こちらも自損型ではないことになる。
ヨーロッパ事情と言えば。
バイク用品でイタリアブランドを買った。
製造国を見ると。メードインEU.。
EUという国は無いちゅうねん(笑)。
具体的にはどこや。
イタリアだったらイタリアと当然書くわけで。
旧東側だろう。やはり日本と事情は大して変わりない。
しかし、アメリカ同様にデフレではない。
そのような疑問はあるが、本書の内容を否定しているわけではなく、大いに納得している。
世界も日本と大して状況は変わらないのに、デフレではない。
その違いは何か、ということだ。

その6へ続く。