リブラプロのチャンバーその32015年06月05日 20時16分32秒

チマチマと大から小まで次戦の準備をしている。
自分で出来ないことは業者に依頼するが、そのための連絡が多くなる。
メールではラチがあかんことがある。
その場合は電話となるが、業者というのは普通平日昼間しかやっていない。
色々あって某所に何度も電話した。仕事してる場合ちゃうやろ。
すると仕事してるん?と言われてもうたわ。
どうも、ぷうな人。と思われていたようだ(笑)。

その2より続く。

さてチャンバーだが、シリンダーの変更と一緒に交換したため単体での性能
評価は不可能である。しかし、満足できる性能であるのは間違いない。
それとて不満がないわけではない。

シリンダー開けるためチャンバーを外すことに。
そこで異常を感じた。

リブラマウントボルト脱落 001

エンジンマウントと吊り金具は共締めになっているが、なんとマウントボルトが無い!
いつから無いのかは不明だが、第1戦の前にリング交換した。
その時は間違いなくあった。
それから2回走行しているので、どれぐらいか不明だが無い状態で間違いなく
走行している。
走行していて異常は全く感じなかったが…

ここは位置的に締めにくい。
さらには反対側の頭を押さえつつ締める。
つまりはアクロバチックな体位を要求される(笑)。
そのため締めが甘かったのだろう。
2人でやれば楽勝だが、1人ではそうもいかない。
別のマウントナット脱落した経験あり、抜かりなく予備持っている俺。
取りあえずはインパクトで締めておいた。

その後走行した。その時には1人ではなかったので締めを確認してみる。
緩い。緩すぎる。
チャンバー外すときにマウント側も緩めていた。
1カ所だけ決めてしまうと振動で割れる可能性あるからである。
フランジ部がよくあるスプリング式ではなく、一体式なので逃げは必要なのだ。
このままではまたも同じことになるので対策必要。
そこでいつものTテックにマウントに共締めしない方法で固定するよう依頼した。
Tテックに言わせると、何の問題もなく締めてると斬り捨てられたが(笑)。

チャンバーマウント追加 001

方法はおまかせで。
いつものことだがこんなことを頼むのは俺だけ。
接続部が2カ所あるとそれだけ逃げが大きくなる。
ちょうど良い方法がないため、フレームに座を溶接する形となった。
エンジン降ろすときは仕方ないが、チャンバー外すだけではマウントは緩める
必要はないようにというのが目的だ。

その4 へ続く。

第2回琵琶湖テスト2015年05月26日 21時22分25秒

5/22。
前回に続いてテストを行った。
前回より一部仕様変更すると共に、ラップコムにGPS機能追加したので
それらの確認が主な目的である。

琵琶湖20150522 004

前もそうだが、これで経営が成り立つのか疑問に思えてしまう。
俺が心配してもしょうがないが。

琵琶湖20150522 001

琵琶湖20150522 002

琵琶湖20150522 005

琵琶湖20150522 009

琵琶湖20150522 010

この日は関係者も呼んであった。

予想していたが、仕様変更によりセッティングに影響出た。
本番ではまたコンディション変わるのは必至なので当日確認が必要だろう。

今回もタイヤは在庫一掃のため中古である。
それでも前回よりは程度は良い。
タイヤのせいというよりはボコボコ路面のせいで何度が転倒寸前となった。
そのせいなのか、ちょっと乗り切れない自分を感じていた。

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お○っち提供写真。
カメラの性能差ありありと。

琵琶湖20150522 011

乗り切れなかったのでタイムは前回から更新できなかった。
それでもちょっとずつ詰めてはいった。
GPSの方はイマイチで釈然としないが別の機会に。

レースというのは勝ちにこだわり出すと色々な意味で難しい部分出てくるようだ。
これまでは特に順位は意識せず楽しく走っていたのだ。
それが何故か?表彰台になったりして欲が出てきた。
それ故に今年は

ラオウ03

を目指そうとなるのは当然のことか。
そうしようとすると、色んなことが起こる。
様々な問題に直面している。
マネージメントが必要やな。

色々やっているので時間との戦いでもある。
無論、相手あってのことなので資金力の戦いとなるのも必定。
全てを掛けているわけではないが、それでもかなりだ。
様々な意味でこれを来年以降も続けるのは到底不可能。
それはシーズン前から明白であった。
現状でもあとどれほど必要なのか全く見通せていないという事実。

来年以降のことは未定だが、狙うのは今年が最初で最後。
国力が連邦の1/30しかないジオンが戦うには。
限られた力を結集するしかないな。ジーク、ジオン。

第3回に続く。

新型シートカウル2015年05月23日 09時24分51秒

せせこましいカートコースを走っていると転倒多数となるのは必然である。
転倒を繰り返すとシートが割れてくる。その都度修理していた。
しかしそれも限界のようだ。
修理したところがまた割れてきた。
さらに割れが成長しまっぷたつになる寸前となったのだ。
積年の恨み辛みが限界に達した。

座面に4本のボルトだけで固定していたので、前と後の境目辺りで割れやすかった。
乗っているとわからないが、端から見ていると走行中にシートの後部が振れているのが
気にもなっていた。
そのような固定法では破損しやすいのは必然だが、対策している時間無かったのだ。

チャンバー変更によりサイレンサーとの距離が近くなっている。
そちらも解消するべく、交換を決意した。
ともかく、10年使ったから十分やろ。

RS04シート 001

RS04シート 004

RS04シート 003

物はKDC製のRS最終用。定番ではある
座面が補強されているなど前のより明らかに作りや仕上がりは上。
その分少々高いが。

RS04シート 009

RS04シート 010

RS04シート 005

RS04シート 006

グフの下の土台はそのまま使用。
さすがに専用品ではないので、干渉箇所がある。
その程度は想定済みのため潔く斬る。

RS04シート 013

RS04シート 014

RS04シート 016

今回も座面で固定としたが、前回の反省を生かして後側の底も止めるようにした。

シートラバーは付属していたが、ハイグリップタイプであった。
グリップありすぎるのも良くない。

シートラバー 003

シートラバー 002

前のは激しい動きに耐えきれず、ラバーの消耗が激しかった。

RS04シート 011

そのため補修用に用意してあったラバーの方を使うことにした。
この辺は好みで選択すべし。

RS04シート 017

完成。
今風で切れのあるデザイン。ただしゼッケン貼りにくい。
サイレンサーとの間隔はさすがに余裕がある。
今風はいいが、昭和っぽいカウルとのマッチングがイマイチ。
カウルも今風な方がバランスが良いのでどうするか。

この状態で、すでに実戦使用済み。
ところが、底の固定は強度余りにも不足していたようで完全に千切れていた。
ならばと方法を考える。

新型シートベース 005

新型シートベース 007

シートレールにちょうど良いボルト穴ある。
そこを利用してシートストッパーを固定した。
そこの空間は外から見えないため取付にはかなり難があった。
ちょっと調整しては組み、調整しては…を繰り返した。
とにかく時間かかる。
ここを止めるとさすがに剛性感抜群となった。

ここ10年ぐらいだろうか、横の空力などと言われるようになったのは。
横の面積広いと抵抗大のため一気にバンクさせにくい。
他の部分で面積減らすことは難しいので、その対象はシートカウルしかない。
そのため年々シートカウル小さくなり今ではゼッケンを表示することが困難となった。
ロードの方ではレースにより横の表示義務無かったりする。
あるいは昭和のようにサイドカウルに表示しtりするが、小さすぎて見えない(笑)。

実戦投入済みだが、ハンドリングに違いは感じられなかった。
同時にサスのセッティングもやっていたのでそう感じたのか。
良くなる方向なので問題はないが。

琵琶湖テスト2015年05月11日 22時25分25秒

来月のレースは琵琶湖で行われる。
去年も事前テストしたが、1回のみだったのでセッティングを外した感あった。
コースに問い合わせると5/8からモタード枠で走行可能という ことであった。
翌週を考えていたが、色々あって5/8に行うことにした。

琵琶湖20150508 001

琵琶湖20150508 002

誰もおらんサーキット。
文句なしに一番乗り。あまりにも早く出すぎた。

琵琶湖20150508 003

琵琶湖20150508 004

本日の予定は、減速比とサスのセッティングが主。
無論、練習も兼ねている。

琵琶湖

取りあえずは何も変更せず、そのまま走ってみる。
去年も思ったが、コンクリートとガタガタ路面が激しい。
1コーナーは全開で行けるが、微妙なギャップが気になる。
さらにはコースレイアウト故か、体力的にきつい。
タイヤは在庫一掃セールのため中古を選択。

琵琶湖20150508 005

減速比を変えてみるがここで問題が。
固定金具とスプロケットの穴ピッチが異なっており取付不可。
別の金具では取り付けできた。
キタコだったように思うが純正とは異なるのか?
くだらんことで時間を浪費した。

前回の神戸ではショートに振ったがさらにショートに振ってみる。
その結果は。
加速が全然ちゃうわ。吹けきり感もない。今まで何やってん。
去年の自己ベストあっさり更新。
ただチェーン引きが後に行ったのが気になる。まだ調整は可能だが。
短くするほどでもないという微妙さ。

サスは上げたり下げたり。締めたり緩めたり。
ソフトな方向では底付き感ありあり。
最終手前の左から右へ切り返すコーナー。
ここもコンクリートだが、前から後から吹っ飛びそうになった。
底付きを契機に路面の荒れでか?
持ちこたえたというよりはたまたま転倒しなかった。

モタードも数台来ていたので少々話をした。
モタードではさほど路面の荒れは影響ないらしい。
車重と脚の長さの違いだろうか。
走っているのを見ていても、挙動が乱れている感じはしない。
それとて影響なくはない。ライン取りが重要とか。
1コーナーでは100キロぐらいらしい。
いかなスリックとて減速する必要あるとのこと。

一気にタイム詰まることはないが、徐々にアベレージが上がっていく。
タイヤが厳しく、前から後からイキそうになる。

琵琶湖20150508 006

最終周で自己ベストマーク。
時間はまだ残っていたが、気力体力の限界です。
これ以上は確実に吹っ飛ぶと思われたのでここで切り上げることにした。
本番ではこれぐらいでコンスタントに周回する必要ある。
ベストではあと1秒詰めたいところ。

琵琶湖20150508 008

琵琶湖20150508 007

綺麗に見えるが実際はかなりきている。
この状態でのタイムなので、タイヤがよければ確実に詰めることはできるだろう。

琵琶湖20150508 009

車高はやや上げすぎたような気がする。
ストロークを使い切る程度でセッティングした。
もうちょいストローク必要。

最低でももう1回はテスト必要と思われる。
周回数はそれほどでもないが、体はかなりきついコース。
そのため帰りにはイキそうになった。
もうちょっとで名神の藻くずになるところであった(笑)。

第2回へ続く。