キャブその3~取付編2016年07月16日 09時10分55秒

その2より続く。

キャブ、キャブと騒ぐ例多い。
どいつもこいつもキャブ。
某大手部品メーカーまでもが、インジェクションをわざわざキャブにするキット
売っていたりする。なんなんそれ(笑)。

性能でいえばインジェクションの圧勝だろう。
Dトラ125でも標高2000m越え楽勝。
さらにこんなこともあった。
今は一般車入れないが、乗鞍に行ったことがある。
2700m。さらに雨。
9Rでもまともに走れなかったのだ。
インジェクションであれば、それがどないしてんであろう(笑)。

口径の選択肢は41しかない。
ノーマルは40なのでどうか。
口径アップしたところで10馬力上がるなどということはないだろう。
中身確認したら次いで取付作業に入る。

FCR取付 001

FCR取付 003

まずはばらしていくが。
ハチが死んでる。何故だ。何故市んだ。
クリーナーの中にゴキが巣くってことはたまにあるらしいが。

FCR取付 002

仕入れておいたインシュレータ
この時のために備えてあったのだ。なんという計画的犯行。
別途Oリングも必要だがこの俺に抜かりがあろうはずがない。

FCR取付 005

FCR取付 006

当然だがノーマルとは全然ちゃうわけで。

FCR取付 008

キャブとエアボックスは直接繋がらない構造である。
ファンネル部が独立しているが、そこが干渉するので加工せよとのこと。

FCR取付 009

FCR取付 010

モロキャブであれば大気開放するだけですむが、ラム圧残すにはエアベントを
通じてフロート室へも過給する必要ある。
しかしながら。
エアベントを上向きにすることは不可能。
さらにノーマルの配管を使おうとしてもホース太すぎてこれまた取り付けできない。
そんなことはどこにも書いてないぞ。

FCR取付 011

FCR取付 012

FCR取付 016

ということで急遽、材料を仕入れに走る。
肉厚薄くないと取り付けできないが、それだとこれしか売ってなかった。
色がやらしいのでいずれはやり直すか。
この際どさを見よ。
折れたり捻れたりしたら即、不調に陥るため注意必要。

FCR取付 017

FCR取付 027

次は燃料配管。
FCRの方が何故か1サイズ細い。
変換アダプター付いているのが親切だが、エアベントは…
配管は樹脂製なので扱いが悪いと破損の可能性あり。

FCR取付 019

アイドルアジャスターは長いタイプ付属しているが微妙に短い。
ノーマルは中央部にノブを保持できるようになっているがそこに届かない。
もうちょっと長いのはないのか?

一難去ってまた一難。
ノーマルもエアベント2箇所だが、先で集合している。
そこからはワンサイズ太い。

FCR取付 028

FCR取付 030

FCR取付 025

繋ごうとしてようやく気づいた。我ながら段取り悪いな。
というわけでまたしても仕入れに。
配管の経路長い。実走では不具合起きるかも。
その時はまた考えるしかない。

実はノーマルの時からここは細工してある。
それはまたの機会に。

FCR取付 021

まだまだ作業は終わらない。
スロットルをどうするか。
見てのとおりでノーマルワイヤは流用不可能。
それは想定済みなのだ。

FCR取付 024

FCR取付 031

FCR取付 032

FCR取付 033

ワイヤ長さは組んでみないとわからないのでいきなり手配しない。
まずはDトラから部品を拝借して検討する。
1本引きとしているため、ばらすのは最小限で済むのである。

フレームにはワイヤ通し用トンネルがある。
そこにちょうど中間調整部がくるため、その先の取回しに難がある。
ならば潔くない方がマシ。
グリップ側ワイヤガイドの出っ張り大でありカウルとの隙間ギリギリ。
中間調整部との兼ね合いでこのような取り回しにしかならないのだ。
拝借したのはワイヤ長さ800。
それだと長い。しかしそれより短い市販品は700しかない。
700では確実に短いな。
間はないんか、間は。
意外と手強い。どないすんねん。

その4に続く。