圧倒的だ~堺スーパースプリント前編2012年06月12日 20時51分12秒

6/10。堺カートランドでの邪道レーシング主催スーパースプリントである。
いよいよ本番を迎えた。6時過ぎ現着。
少ないと聞いていたので余裕である。
天候は曇りでこの日は降らないようだ。
荷物を降ろして準備する。
メーターの電源が入らない。電源トラブルの模様。
本番の時にトラブルか。おかしい部分を調べる。

堺スーパースプリント2012 001

堺スーパースプリント2012 002

1箇所断線していた。我ながら荒い配線と思う。
そのうち直すつもりであったが、そのままになっていた。
この機会にやり直すか。
しかし何で半田ごてを持っているのか、俺(笑)。
何でも持っていないと対処できないのだ。

ところで監督は現れない。受付終わってまうやん。
現着時、電話したが何も言ってなかったが…
もうすぐ着くなどとはもう出ましたと言うそば屋の出前と同じや(笑)。
結局は社長出勤で到着。実際社長なんだが。

ミーティング開始。
今回のレースは予選無し。午前中練習で昼から決勝。
そういう段取りである。
ミーティング終わるが、非常に気になることが。
あの~周回数はいかほどで?
周回数がわからないレース。相当走ったぞ。いつになったら終わるんやろ?
あるいはわずか1周で終わる。周回数は主催者の気分次第。
そんなレース怖い。まさにサドンデス状態。
実際にはそんなことはなくその場で決まった。この辺が邪道なのか(笑)。

台数は少ない。というかかなり少ない。おかげでピットは広々である。
立てよ、国民!
主催者曰く、のびのびと(笑)。

クラスであるが、大まかにはタイム制限ありと一般の部に分かれる。
制限クラスは細かく分かれている。
一部はまとめて混走となった。
タイム制限クラスに出る手もあったが、一般の部の方が速いと思うのが普通だろう。
意図的に抑えて走り、勝ちを狙うのもありである。
しかしそれでは健全とはいえない。
しゃらくさいし、圧倒的に不利になったらそれはそれでレースというもの。
というわけで一般の部とした。
現仕様はスペアエンジンのノーマル。エンジン積み替えるのは面倒。
よってチャンバーのみなので必然的にクラスが決まった。
ちょい改造クラス、略してちょい改。そのままや!(笑)。

練習までに時間はある。チーム内の車両に問題あるようである。

堺スーパースプリント2012 004

不具合が次々に発覚。出来る範囲で直していく。
修理中にアレはないんかと聞かれる。俺はあると答える。
これは?それもあると答える。
何でも持っている俺。しかし、本職が何故用意していないのだ(笑)。
不具合内容も医者の不養生状態(笑)。
一応?直ったようであるがかなり怪しげ。

さて練習の時間となった。
ちなみにウォーマー禁止のレースのため恐る恐るコースイン。

堺スーパースプリント2012 043

今は昔。生駒に行った時の出来事。
季節の変わり目であった。ウォーマーいらんやろと持っていかなかった。
これ以上、遅く走られへんやろというペースで走っていたが1コーナーで前から
こけたのだ。体痛めたのでわずか2周の命。はかなすぎる…
しゃぶと同じで使い出すとそれ無しでは生きていけない体になる。
やっぱり必要と思い知らされた。
その時の傷はそのことを忘れないようあえて残してあるのだ。

ペースはかなり遅い。それでもグリップ感がない。所々で滑るのがわかる。
タイヤは2年落ちのTT900だがほとんど使っていない。
前に使ったBSはとうに終わっているので必然的にこれを使うことになる。
端から見ていてもグリップしていないのがありありとわかったそうだ。
しかしどないしようもない。10周ほど走っての出来事。
4コーナーで前から転倒。このペースでか!
修復のためピットに戻る。
その時のタイムは…
ララァ、私にも悲しいことはあるのだよ。聞かないでくれるか…
この時、たいそう中年男の悲哀が漂っていたに違いない(笑)。
まずは修復完了。
午後になって気温上がってきた。時折晴れ間もでている。
体力面では良くないがタイヤには好都合。
ウォーマー使えたら全然ちゃうのにな。
すると、何ぃぃ!太陽ウォーマーを知らんのか!と罵倒される。
確かに外に置いたタイヤは全然温度ちゃうやんけ。

堺スーパースプリント2012 012

というわけで俺も太陽ウォーマーを使う。
日が当たる部分と当たらん部分では10度以上差がある!
偉大なり、太陽ウォーマー!。こんがり焼くため時々タイヤを回しておく。

堺スーパースプリント2012 011

特別ゲスト出現。
50年物車両である。マン島走った本物とか。
2スト50直列2気筒。サイレンサーなどない。
始動には苦労していたが、掛かるとメーター読みで14000回っていた。
無理する必要は全くないので実際にはもっと回るのかもしれない。
デモ走行もあった。独特の音である。
離れていればそうでもないが近くでは凄まじい音である。
耳栓しないととても乗れないだろう。

後編に続く。