思いがけないトラブル2012年06月04日 21時37分30秒

昨日の出来事。
午前中軽く乗ることにした。順調に走る。
第一のポイントで休憩。そこで異変に気付いた。

タイヤにオイルが付着している。そんなはずはない。
ちょっと前よりオイルが微妙に垂れているのはわかっていたがどこから
来ているのかわからなかった。何やろ?

結構な量である。一部はトレッドにまで垂れている。
垂れてくる先を辿っていく。これは!

オイルチューブトラブル 001

何ぢゃこりゃぁ!
オイルポンプからのチューブがチャンバーに触れて切れていた。
破断部よりダダ漏れになっていた…
いつからなっていたのか?
触れた部分がちょっとづつ裂けたようである。
気付くのが遅かったらどうなっていたのか。
現時点でエンジンに異常はないが、リングっぽい音が少々していた。
ダメージがあるのか?オイル切れでも即油膜が無くなることはないと思うが…
そのままでは走行不可能なのでその場で修理する。

オイルチューブトラブル 002

先端は切って捨てる。
意図的に長めにしてあったので長さが足りないということはなかった。
トラブルの原因は長かったからなので、長くなければ何もなかったのだが。

インシュレーターのバンドを緩めるとキャブが回転するので
キャブを外さずともジェット交換が可能である。
キャブを回すとオイルチューブの長さが足りなくなるので長くしていた。
取り回しがよければそんなことにはならなかった。
つまらんミスである。
オイル切れだとエンジン死亡に至る可能性大。
そういう意味では混合の方が確実であるが、街乗りでは現実的ではない。

チャンバーを外すと作業しやすいがポート直下はスプリングで止まっている。
ドライバーでも外すことは可能とは思うが、取付は困難と思われたので 狭い
ところに手を入れてなんとか作業完了した。
ただタイラップは持っていなかったのでチューブは刺したのみである。
時折、抜けていないか確認しながら走る。
まだ先へと進むつもりではあったが戦意喪失のため帰ることにした。

オイルチューブトラブル 003

帰りの足でスプリング引き購入。
ガレージには常備しているがこれは携帯用である。
持っていないとどないしようもない。
しかし、この工具ちゃちい。その割には高い。
明らかにやわく、頼りない。実際に使えるのか?
使い物にならんのに持っていてもしょうがない。使えるかどうか確認する。
明らかなしなりはあるが、使えるのは確認した。
ただ、常時使うには不安がある。あくまで非常用なので十分だろう。

タイヤについたオイルは当然拭いておいた。
自分のオイルで転倒。笑い話である。
しかしやばかったな。出先でトラブルあると帰って来れないこともある。
何より信頼性が重要なのだ。整備は確実にするべきである。
シリンダーの状況が気になる。近いうちに開けることにしよう。