スパイラルハイシートその12012年02月16日 22時42分29秒

Dトラ125のシートは全く長距離走行には向いていない。
何が問題か。
厚みは十分あるが柔らかい。
国産トレールの宿命で足つきを重視するあまり、真ん中が窪んでいるためポジションの
自由度がないのだ。
柔らかいので体重を支えることが出来ないうえに、動けないため一点を集中攻撃される(笑)。
30キロでケツ割れる。
シートの厚みがないハスクでさえ50キロいけるのにどういうことや(笑)。
これぞ三角木馬、痔製造装置(笑)。

足もベタ着きであるがその必要はない。これに慣れるとハスクに乗れない。
裏筋が激しくピピッと来るのである(笑)。
よって足つきを悪くしないといけなのである。
普通は良くする方向なので何かおかしいような気もするが(笑)。

まとめるとポジションの自由度のなさ、ケツ割れる、足つき良すぎということになる。
当初より課題であったが一品でシート加工すると高く付くのでどうしようかと思っていた。

そんな時ハイシートが発売された。
メーカーは前から知っていた。
長らく開発中のままであった。いつになったら出んねん!
ついに発売となったので早速入手した。
売っているのはウレタンと皮だけなのでノーマルのシートベースを使う必要がある。
皮をベースに止めるにはタッカーが必要である。
手動式では文字通り全く刃が立たず、エアー式でないと無理と聞いていた。
そんな物は持っていない。
買っても二度と使うことはないと思われるのでバイク屋に向かった。

ハイシート 001加工

ノーマル。バイク屋でのセルフ作業。嫌な客や(笑)。
付き合いが長いのでそういうことも許される。
一見の客が自分でやるから道具貸してなんて言ったらお前アホかで終わる(笑)。

ハイシート 002

ハイシート。これをノーマルのベースと合体させる。

ハイシート 003

ノーマルとの比較。これでは違いがわからんな。

ハイシート 005

ハイシート 007

皮はこのように止まっているので針を一つずつ外す。
皮とウレタンを分離。ノーマルは一応ベースと接着してある。
ほとんどの場合は接着はせず皮で抑えてあるだけとか。
しかし弱いのでペリペリ剥がせる。

ハイシート 006加工

ベースだけ車体に付けてみた。究極のアンコ抜きである。
三角木馬を越えてまさしく板の間となる。
これで乗ったらバカ受けやな(笑)。

ハイシート 008

チャカの出番である。
ウレタンを乗せ皮を張っていく。これがかなり硬い。
おもっきり引っ張らないとチャカの打ち代を取れない。
端は何故がゴムの部分もある。そこに打つことになるが皮より明らかに弱い。
それでいいのか?どういう意味やろ。
最初は一人でやっていたが、かなりの力必要。
寒さで皮が伸びないため余計である。結局は2人がかりでやることになった。
バイク屋曰く、メッチャ手強いやんけ!普通はもっと柔らかいとのこと。
一人が引っ張り、一人が打つ。
皮引っ張った状態で打つ。今や!打て~!(笑)
この時期に一人では困難かと思う。

ハイシート 010

ハイシート 009

これでもか!というぐらい打ちまくる。
エアー式であるが直角にしっかり押しつけないと途中で止まってしまう。
ベースも寒さで硬くなっている。打ち方が悪く一部割れてしまった。
冬場にやる作業ではないな。

ハイシート 011

一応、皮固定完了。しかし、しわが寄る。

ハイシート 013

全くしわ無く仕上げるのは相当な熟練した技と腕力が必要か。
ち○ぽの皮の如くしわが残る(笑)。
これでも相当頑張った。これ以上は無理。
しばらく置いておけば馴染むかも。

ハイシート 012加工

車体に取り付ける。
ベースの穴からウレタンがはみ出るため、それが抵抗となり取り付けにくい。
これも馴染むか?

高さの違いわかるだろうか。

ハイシート 015

キャリア とシートの隙間がほとんど無い。
とりあえずはこのままとするが近いうちに対策必要。

その2へ続く。

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