OKADA杯2010堺6時間耐久2010年05月18日 20時44分58秒

16日は堺カートランドにて行われた岡田杯6時間耐久に参戦した。
この日のため年明けぐらいから準備してきたのである。
これ以前にも色々と企画したがいずれもメンバーが集まらず挫折していた。
今回メンバーを揃えることに成功したので久々のレース参戦となる。

ゲートオープンは6時とのことであったが、金曜の直前練習で堺のおっちゃんに
早めにゲート開けると聞いていた。
レースの朝は早い。5時現着を目標とするため3時半起き。
なかなかにつらい。早朝というよりは完全に夜である。
途中で飯食っていたりしたら夜が白々と明けてきた。長い1日の始まりである。

この日直前の天気予報では雨とのことであったが結果的には晴れで暑い。
雨も想定していたのでレインタイヤも用意していた。
そちらについては別の機会に触れることにする。

5時過ぎに現着。すでにゲート空いている。車数台すでに搬入作業中であったが
思ったよりは少ない。まだレースの知名度低いのかもしれない。
ピット内はぐちゃぐちゃに混乱すると思われたのでピットは端から使うつもりはなく、
ピットに近い駐車場で店開きする。

岡田杯2010堺 005加工

準備完了し、記念撮影。今回のメンバーは以下の通り。
オーナー兼、監督兼、メカニック兼、第1ライダー、俺。
第2ライダー、K氏。
第3ライダー、O氏。O氏は数年のブランクあるとのこと。
事前の練習など全くなし。というか直前まで参加できるか決まらなかったのである。
サポート、K氏。
以上4人で今回のレースを戦う。

参戦主体はあくまでチーム単位であり、車両やライダーについては当日受付にて
決定するというやり方である。
そのためエントリー時からライダーの追加や変更は可能なのである。

予選はないため受付時に抽選でグリッドを決める。33台中なんと5番手である。
5番手だとフロントローといえる。

本番前に練習枠が1時間ある。まずは確認のため俺が5分ほど走行。
そしてK氏も軽く走る。最後にO氏の出番となる。
O氏は17インチに乗ったことすらない(笑)。
まさしくいきなり実戦生本番、前戯なきS○Xである(爆)。
そのため重点的に練習枠をO氏に振り分ける。O氏の走行を見る。
最初は体が硬直してのが傍目からもわかる。
しかししばらく走るとそこそこのタイムを出している。
K氏曰く、変態らしい(爆)。早速変態ぶりを発揮したのか!

本レースにはなんとキャンギャルまでいる!それも5人もだ。
キャンギャル来るようなレース初めてだ。
キャンギャルを目で○す、サポートK氏(笑)。
メンバーなかなか濃い。薄いのは俺だけや(笑)。

レギュレーションは排気量の上限あるだけである。
所謂ところの無法地帯クラスやな(笑)。
参戦車両は下はFNからノーマル50はたまたレーサーエンジン搭載とおぼしき
車両やスリック装着車と実に幅広い。
そのためかライダーの技量にもものすごい差がある。狂ったような走りもあれば
ツーリングしているのではと思われるライダーまでいる。
何でも許されるからとやたらと改造する必要もないが、なかなか激しい。

岡田杯2010堺 009加工

岡田杯2010堺 010加工

スタート前グリッドにて。スタート方法はエンジンを掛けた状態からのルマン式である。
スタートは俺が勤める。しかし他のメンバーはスタートが迫るほどに緊張してきた!
とぬかす。スタートは俺やっちゅうねん。
まだ走らんのに緊張してどないすんねん(笑)。

ルマン式は足もつれて走る前からこけそうになる(笑)。

岡田杯2010堺 018加工

11時レーススタート!

岡田杯2010堺 020加工

飛び乗りギヤ入れて全開ダッシュ!のはずがエンジン唸るばかりで全く前に進まん!
何でや!?そう、ギヤ入れたつもりが入ってなかったのだ。
この間に10台以上にごぼう抜きされた…
せっかく絶好の位置からのスタートだったが…
スタート成功していたらホールショットも可能だったかもしれん。
完全に中段の混乱に飲み込まれた。渋滞と等しい。前が詰まると俺のラインがない。
そうなると戻すか減速するかしかないのである。1週目で数台抜いたがそれでも
前には相当な台数がいる。

スタートから数周は特に混乱した。二度ほど接触あった。
というか当てられたのである。

岡田杯2010堺 037

第1ライダー、俺。

今回は30分でライダー交代し、3時間時点でタイヤ交換と給油を行う作戦とした。
ペースが上がらないまま俺の持ち時間終了。順位の方はさっぱり不明である。
電光掲示板には5位以内までの表示しか出ないのである。
次はK氏の出番。

岡田杯2010堺 041加工

岡田杯2010堺 049加工

K氏。目がやばい!シールド越しに目から大量の犯す汁!が出ているのが
はっきりとわかる(爆)。
無修正では到底載せることは出来ない(笑)。

スタート後1時間たたないいうちにレッドフラッグが!

岡田杯2010堺 045加工

この日レッドフラッグは2回も出た!おいおい…それも何故か両方ともK氏走行中。
1回は1コーナーで2台が絡んだようである。1台はNSFの模様。
なにやら前回りがおかしいのが遠目にも確認できる。
首周りがぶち切れたらしい!この時には救急車が来たようである。
レッドフラッグ出た場合にはピットに戻らずフィニッシュラインで待機となっていたが
一部はピットに戻るなど混乱があった。
フィニッシュラインにて待機中のK氏。

転倒多数のようだがレッドフラッグ以外は順調にレースが進行する。
朝の練習でも思ったがレベルの違いがすごい。FNはどんなにコーナーで頑張っても
ストレートでぶちぶちにされていた。可哀想であるが俺もぶちぶちしてあげた(笑)。
レースの展開は終始#1と#29が激しく競っていた。この辺は別格である。
一瞬でラップされてしまう。

岡田杯2010堺 033加工

岡田杯2010堺 048

何度かライダー交代。ここまで転倒やトラブルなく順調に走る。
1時間毎に順位が発表されるがいずれも10~13位ぐらい。
トップクラスは40秒以下で走っているようだ。驚きのペースだ。
我がチームは42~43秒程度でがんばって41秒台とかなりの差がある。
各ライダー可能な限り前車を抜くが順位には影響していない模様。

岡田杯2010堺 025

前に誰かいたらとりあえず抜く。バトルも楽しむ。

チャンバーだけのSP50仕様だが、俺の50Rなかなかに速い。
80やエンジンやっているチーム以外にはストレートでアドバンテージがある。
ただフレーム剛性とグリップ不足という50Rの悲しさもある。
最終手間の左他ではフルバンク中にパワーバンドに入れるとパワーにタイヤが負けて
流れ始める。また、ブレーキ残しながら入っていくコーナーでは残しすぎると
前がぶるっと震えるのである。
2コーナーで顕著である。明らかなフレームのヨレを感じる。
トップブリッジとスタビライザー交換しているのでまだマシか。
そのため12インチのようにタイトに回らず大きく曲がる必要がある。
タイヤがパワーに負けるのにはシフトタイミングを調整するしかないだろう。

予定通り3時間経過時点でタイヤ交換と給油を行う。
ドラムブレーキの後が手間掛かる。しかし思ったよりは時間掛かっていない。

岡田杯2010堺 052

O氏。なかなか頑張っている。

岡田杯2010堺 050

岡田杯2010堺 053

タイヤ交換のあたりでコース上を走っている台数あきらかに減っていた。
スタートから1時間程度までは芋洗いのような状況であったことを考えると
えらい違いだ。転倒やトラブルだろう。
走り続けているのは、ほとんどあるレベル以上のチームのようである。
脱落車続出のため走りやすくなった。
それでも抜く。6時間で一体何台抜いたのだろうか

岡田杯2010堺 062

6時間をノントラブルで走りきりチェッカー!

岡田杯2010堺 063

本日の走行距離。練習での約50周含むがなかなかの距離だ。
これだけの距離をひたすら全開で走ったのだ。

岡田杯2010堺 064

リアタイヤはこのとおり。交換しないとまともに走れないだろう。
タイヤの皮むき+αと朝の練習に使っただけでも1本目よりタレを感じたのである。
欲をいえば2時間で交換したいところであるが、3セットも使えないのだ。

最終的には465周を走り13位であった。平均タイムは46.5秒。
レッドフラッグ中断のロスもあるし、当初の想定平均よりかなりよかった。
しかし1位は512周、平均42.2と相当な開きがある。
あわよくば10位以内も可能と考えていたが、現実は厳しかった。
無法地帯クラスにあえてSP仕様で出場したので厳しいのはわかっていたことではある。

10位以内に入ろうとすると、平均タイムをあと2秒ほど詰めないといけない。
修行が足りん!
とはいえモビルスーツの性能からいえば悪くない結果ともいえる。

レース前にはライバル?○ッ○マン○ー○ングには負けん!と言っていたが
30周弱の差で負けた。ベストタイムはそれほどの差がないのでいかに
平均タイム上げるかが順位上昇の鍵であることは間違いない。
次は負けんぞ!しかし次はあるのか(笑)。

レースではニラレバ炒めではなく”たられば”は何の意味もないがスタート
失敗していなければ1本目からペース上げれたかもしれない。
これが響いたな。
波に乗れればもっといけたと思う。
終わってからどうのこうの言ってもしょうがないのだが…

レース後には世界は心地よい疲労感に包まれた!って北斗の拳風やな(笑)。

可能であれば今年もう1回出たいと考えている。要検討。

コメント

_ ほんぶちょ~ ― 2010年05月25日 17時53分25秒

はじめまして、ほんぶちょ~と申します。
検索からきました。

OKADA杯当日はお疲れ様でした。
ルイージさんのブログで使われてる画像を
自分のブログで使いたいんですがよろしいでしょうか?

_ ルイージ ― 2010年05月26日 22時11分00秒

書き込みありがとうございます。
なかなかに激しいレースでした。
上位とそれ以外はかなりのレベル差がありました。
量産型とシャア専用ぐらいですか。
うちのチームは間違いなく量産型です(笑)…

写真は使ってもらって結構です。
写真をクリックするとフォト蔵に飛びますので大きなデータが
落とせます。

ブログ見させてもらいました。
あれで抑えて走って走っていたのですか!?
当方、ぶちぶちにラップされました…
当チームはがんばって41秒台でしたが…
タイヤ交換していないようですが、それであのペースとは
驚きです。

17インチはタイヤの性能劣ることもあり空気圧低めで使うので
ライフ短いため持たないとの判断で途中で交換しました。
それで10分ほどロスしましたが交換しないとまともに走れないので
難しい所です。

次の名阪はパスして最終戦の北神戸に出る方向で調整中です。
その時にはお手柔らかにお願いします(笑)

_ ほんぶちょ~ ― 2010年05月27日 20時40分36秒

写真ありがとうございます、いただいていきます。

本当に今回は激しいレースでした。
チ-ムリーダーの珍念氏から40~41秒キープで走れと
言われてました。
サインボード出してくれないので体内ストップウォッチで走れと。
(去年はトップ争いがそのタイムでした。)

あのTDRは対S8マシン用にYZエンジン搭載して開発された
37秒前半で走れる化物バイクなんですが全開走行では人間が
10周も持ちません。

なので、エンジンにデチューン施したのとエンジン温存の為に
ライダーがあまり回さないようにしてました。

それでも、序盤もっとペース落す予定だったんですが
2位のマシンがあまり離れていかないのでリーダーの
ペースダウンの指示は無視してやりました(笑)

17インチのタイヤはスリック以外は全然ですもんね。
かなり不利だと思います。
もっと種類が、またはスリック簡単に履ければいいんですが。

うちのタイヤに関しては今回が初の試みでハードコンパウンドを
使用したそうです。

ですがおいしいところは60~90分で終わったかと。

いつものミディアムなら100%要交換だと思います。

最後の走行はタイムそんなに出てませんが
マシンオーナーを最後の順番に持ってきたのがよかったです。


北神戸はリベンジしたいので必ず出る予定です。
その時は こちらこそお手柔らかにお願いします。

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