エンジンOH前編2010年05月01日 07時54分31秒

堺6時間迫ってきた。やるべきことは多々あるが、なにもかもできているわけではない。
ともかく一つ一つやっていくしかない。
新車購入より5年経過した俺の50R。
たいして走っていないが、そろそろエンジンやらないといけないとは思っていた。
6時間の前に不安要素を排除しておきたいというのもある。
まずはエンジン降ろす。

エンジンOH第一回 003

エンジンOH第一回 004

外せる部品は外していく。

エンジンOH第一回 007

後端のエンジンマウントボルト固くて回らない。

エンジンOH第一回 008

無理矢理緩めようとすると舐めるのは必至と思われたのでチャカを用意。
チャカだとさすがに一撃である。

エンジンOH第一回 009

サーモスタットカバーがCDI取付ブラケットに干渉してエンジンを降ろせない。
ノーマルCDI使うことはないのでぶった切っても構わないのだが、とりあえずはヘッドをばらす。

エンジンOH第一回 010

エンジン取り外し完了。この状態で押してみると激軽である。
このまま走れるとすれば凄まじいことになるであろう(笑)。

エンジンOH第一回 011

エンジン単体。

エンジンOH第一回 017

エンジンOH第一回 018

クラッチもばらす。ちなみにエンジンスタンドはこんなこともあろうかとオークションで
仕入れていた物。かなりちゃちいが十分といえば十分である。値段相応と納得。

エンジンOH第一回 012

エンジンOH第一回 013

エンジンOH第一回 014

ピストンの状態。傷はあるがこんなものだろう。

エンジンOH第一回 020

外した部品。めっちゃ邪魔(笑)。腰下のみにしてOHを依頼する。続く。

出撃2010年05月01日 19時41分03秒

今からトランポツーリングに出発する。目的地は北陸。
当初の予定ではおもっきり休んで東北に行こうと思っていた。
ところが5日仕事になったのであえなく頓挫。ならば九州はどうだ。
しかし、50R色々やっていて全然終わらないのだ。
昨日堺に行くつもりであったが…順調に遅れているのである(笑)。
九州の手前なら四国。四国もまた問題ありあり。
4日に帰ってこないといけない。そうなると、、高速1000円終わるとされている
ため地獄の渋滞に嵌るのは必至である。
あまりに近いのもなんであるし、地獄の渋滞に嵌るわけにもイカン。
検討が続いていた。その結果でたのは今日の昼である。
今日出発するのに目的地決定がその日(爆)。
怪しいのは帰りの名神ぐらいだろう。

今朝準備する。
いつも冷蔵庫持っていくがベッド下に入らないので2列目に置いている。
しかし、減速の度に前に動く。場合によりシートより落ちるのが気になっていた。

冷蔵庫台 001

スペーシアパイプにて土台作ってみた。

冷蔵庫台 003

板を置いて、レベルを出すため段ボールをかます。

冷蔵庫台 004

この上に冷蔵庫を置くのである。今朝作り始めて完成したのが今日の昼であった。
出来てからこうすれば良いというのがでてきたが到底間に合わない。
とりあえずこのまま使う。

キタコキャリア 040

タンクバッグも装着。車体小さいので股に当たるのが気になるが対策する時間ない。

エンジンOH後編2010年05月07日 22時42分35秒

前編より続く。

肝心のOHはT-TECに依頼した。
やったことないし、特殊工具も持っていないのである。
正直しゅっちゅうOHする必要もないだろう。よってそういう作業は潔く任せる。

依頼してから実働3日で作業完了した。なかなか早い。
エンジン単体とし、シリンダとクラッチを外した状態で15000円。
バイク屋では2万ぐらいが相場のようなので良心的か。
クランクの芯出しも含んでいる。
専門的にやっているところは経験やノウハウあるので依頼するのなら
そういうところがいいと思われる。

エンジンOH第一回 028

T-TECにて交換した部品。当然費用に含まれる。

エンジンOH第一回 029

右のベアリングは見た目まともだがゴリゴリ感多少あり。

エンジンOH第一回 030

左のベアリングはケースに圧入されておらず入れているだけらしいので外輪が回っている。
それは普通とのことで特に騒ぐこともないとのこと。
右とは違いゴリゴリ感はない。

T-TECで聞いたことであるが、最近の純正部品良くないらしい。
新品クランクですでに使用限度に近い物もあるとか。
交換の必要のない部品は壊さず末永く使用するのがいいようである。

エンジンOH第一回 021

作業完了したエンジン。中身は特に問題なかったとのこと。
問題ないことを確認できれば安心して使うことができるのである。

エンジンOH第一回 022

クラッチやシリンダ等を取り付けていく。

エンジンOH第一回 023

エンジンOH第一回 025

わかりにくいがリードバルブに開きあり。裏返して使うというのもありだが
実戦に備えて新品に交換する。

エンジンOH第一回 024

新品のクラッチディスク。新品でなにやら模様?がついている。

エンジンOH第一回 027

交換した部品。ピストン周りは全て新品とした。

復旧しヘッドナット締め付けるべくギヤを入れ後輪を回そうとするがシフトできない。
?クラッチレバー操作してもスカスカである。何事か不明だがクラッチカバー外す。

エンジンOH第一回 026

なんとクラッチリフターがカバーの中に落ちていた。
シフトフォークに引っかかってシフトできなかったのだ。大ボケやな。
正しく組みつける。チャンバー他取付てオイルと水入れる。
エンジン始動し問題ないことを確認して作業完了となる。

ピストンは交換したがシリンダはそのまま使う。
まだホーニングの痕も残っているほど状態は良い。
シリンダ変えなければ特にならしは考える必要はないようである。

GWトランポツーリング2010能登半島その12010年05月10日 22時37分51秒

GWにはツーリングに行ってきた。今回はDトラ125を選択。
というか買った理由はトランポツーリングに最適の一台ということもあるのである。

5/1夜出発。翌日朝からの走行に備えて夜に移動するのである。
名神から北陸へと走る。適当なところで寝ることにしていた。
今回は北鯖江PAを選んだ。

能登半島2010 001

朝の様子。ちゃちゃっと食って走行再開。GWのためPA混んでいる。
俺は早めに着いたので問題なかったが、朝出発したときには駐車場内に車が
入りきれずに外まで溢れていた。

北陸道を金沢西で降りる。まずは向かうのは千里浜である。能登有料が便利であるが
北陸道とは接続していない。能登有料を使うには贅沢であるので下道にて向かう。
能登有料から入るのがわかりやすいが下道でも問題はないだろう。

能登半島2010 002加工

能登半島2010 003

千里浜の渚ドライブウェイ。こんな感じで波打ち際を走ることが可能。
日本では普通に走れ砂浜はここだけのはずだ。
長さ5キロと十分。砂浜だが路面は締まっていてロード車でも問題なく走行可能。
ただ、入口と出口は砂が浮いている。アメリカンがスタックしていた。
ライン取りが重要なのである。
基点と終点が出入りしやすいが途中にも何カ所か入るところがある。
昔きた時にはそこでこけたことがある。手前はなんてことなかったが、
ちょっと走ると一面砂だらけに。まったくどうすることもできずに前からああっ…
といってしまった。砂にめりこんでいくような感じであった。
足場が悪く起こすのが大変だったことを覚えている。
また波打ち際を走れるからといって実際水の中に入るのはリスクが伴う。

能登半島2010 006

川ありの標識。今回はなかったが前に来たときにはクレバス状の川があったように
記憶している。100キロぐらいでも走れそうだが、いきなり目の前に川が現れたら…

千里浜の後は能登有料に入る。ETCもクソもない。値段も高い。
高いといっても能登半島の先端に行くには、下道では時間かかりすぎる。
ちなみに自動車専用道路のため原付は走行不可である。

能登有料を最後まで走り、能登空港へ。ここは道の駅でもある。
ここに車を置いて各地を回るのである。ターミナル側には行かなかったが
ターミナルの向かい側では駐車場広く車中泊に最適である。
止める場所とトイレあれば十分なのだ。

車よりバイクを降ろして出撃。しかし何キロも走らないうちにねずみ取りに遭遇。
陰にはパト。手前は計測器。気付くのが遅れた。たいしたスピードではなかったので
大事に至らなかったがやばかったな!連休はK察多いのだ!

気を取り直して県道1号にて輪島へと向かう。輪島には用がないので海沿いのR249へ。
しばし走ると道の駅千枚田となる。

能登半島2010 008

文字通り海に向かって千枚田があるのである。季節が微妙なため稲はない。
収穫の時期がベストであろう。しかし、これは大変やろ。田舎は若いのがおらず
年寄りばかりである。上り下りするだけでも疲れると思う。
道の駅めちゃ混みである。溢れた車は当然路駐。観光地化の功罪やな。

R249を珠洲方面に走り時国家へ。

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時国家。600円也。ガイド付きで成り立ちなど興味深い。大きな建物も立派である。

R249をまた海沿いに走る。途中で大谷川鯉のぼりフェスティバルをやっていた。

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フェスティバルの様子。場所は海へと注ぐ河口である。
ここでこれだけの規模でやるのはなかなかに大変であろう。
田舎の鯉のぼりには、ほのぼの感が漂う(微笑)

海沿いの道は国道より県道28号となる。
禄剛埼へ向かう。先端に向かうのは毎度のことである。
前に来たときには迷ったように思うが、今は道の駅を目指すとわかりやすい。
根元の駐車場が道の駅となっている。

能登半島2010 028

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禄剛埼の灯台。中には入れない。

能登半島2010 031

地球は丸い。写真ではわからんけど。

禄剛埼のあとも県道28号を走る。
能登半島は久しぶりだがツーリングには最適である。
しばらく走ると再びR249となる。

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能登半島2010 036

見附島。通称軍艦島。形がそれらしいことからそう呼ばれるがそのまんまや(笑)。
海に岩の道があり近くまで行くことが出来る。あともうちょいという所で道が
切れているので島への上陸は出来ない。足場も悪く慎重に歩く。

海沿いに走ると国道を離れて県道35号となる。

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小木では何やら祭りをやっていた。すごい幟である。小舟(ボート?)にのぼりをたてて
漁船で引っ張る。舟の大きさと比べて幟が大きすぎる。
風にあおられて転覆しないのだろうか。

途中の縄文真脇温泉に寄りつつ、道の駅に戻った。

能登半島2010 049加工

道の駅にて。駐車場広くガラガラ。角に車を止めバイクが他から見えにくくする。
車中泊というのは目立ってはいけない。
中で寝ているなどと悟られないようにするべきである。
妖怪人間のようにひっそりと夜を過ごす(笑)。
バイク積まなければフルベッド展開可能で広々と寝ることができるのである。

能登半島2010 050

本日の晩飯。飯というよりはあてやな。こうして見ると自分で脈絡ないと思う(笑)。
そんなこんなで夜が更けていった。

本日の走行距離 キャラバン 231キロ
            Dトラ125 171キロ