スタンドフック2010年04月15日 22時53分22秒

前回走行時に損傷したスタンドフックやり変えた。
タンクスタンドと一緒にT-TECに依頼した。

NS50Rスタンドフック 003

元のフック取付部切除し、新たに受けを溶接している。度重なる転倒で根本より
ちぎれる寸前になったため受けつける前に補強も設けている。
これぐらいするとちょっとやそっとでは切れないだろう。
アクスルスライダーを着けることもできるように意図的に位置は前にしているが
スライダーあってもフックが先に接地と思うのでとりあえずはスライダーはつけていない。

NS50Rスタンドフック 001

これまではこのスタンドを使っていた。このタイプではスタンド掛けるときに車体が
スタンドを支点に大きく後ろに移動してしまう。また手で掛けるのは難しい。
足で押さえ体重を掛けないと使えない。イマイチ使いにくいのである。

NS50Rスタンドフック 002

そこで入手したJトリップのスタンド。キャスター付である。キャスター付だと
スタンドの支点が掛けるに従って前方に移動するため車体が動かない。
また手で軽く押し下げるだけで掛けることができるのである。
誰がスタンドにキャスターを付けるなんて考えたのか?素晴らしすぎる。
フック大きいため掛けやすい。しかしそのためアクスルと干渉する。
そういう理由もあってフック位置を前よりにしている。
パイプは太いが意外と軽い。肉薄のパイプ使っていると思われる。
なかなかの優れものである。
キャスター付は他社からも出ているがこのメーカーが使いやすいと思う。

NS50Rスタンドフック 005

NS50Rスタンドフック 004

掛けてみたところ。

一般的には認知されていないと思うがスタンド掛けというのは危険が伴う。
Vフック式を愛用するが、9Rでスタンドを掛けたとき(外した時だったか?)
変にスタンドが外れ、宙ぶらりんになったことがある。
Vフックの先端がスイングアームとタイヤの隙間に引っかかり、車体が斜めのままで
止まってしまったのだ。この状態でスタンドを外すのは難儀した。
結局は腕力で外したのだが場合によっては車体の下敷きなっていた可能性もある。
サーキットでもスタンド掛け失敗し危険な状態になっているのを何度か見ている。

フックの種類は何種類かある。ミニの世界では車重の軽さからほぼ100%
ゴム受けを使っている。ゴム受けだと車体側に手を加える必要がないこともあるだろう。
原付ではスタンドフック座ついている車両は存在しないはずである。
ゴム受けというのは危ないのである。構造上、掛けるときに前後に動く
全く動かさないようにするにはよほど慎重にやらないといけない。
場合によってはスイングアームからゴム受けが外れるのだ。
失敗のほとんど理由はがゴム受けの上を移動することで起こっている。
勢いつけすぎや斜めに掛けたなど。
いくら軽いからとはいえ、下敷きになれば怪我の可能性もある。

Vフック式が最も安全であるし掛けやすい。今ではスイングアーム側をVフックに
するための部品も売っていたりする。これだとフック位置がスイングアーム後端と
なるため最良かもしれない。取り付けできればの話ではあるが。