戦闘配置 ― 2015年09月05日 16時50分20秒
明日の本番に向けて昨日は堺で最終調整を行った。
それに備えて前日には整備。
しかしこれが意表をつく問題発覚などで手間取りかなり時間掛かった。
全部やっていたら日が変わる。というわけで一部は現地へ持ち越しとした。
行く前からすでに疲れている…

今回は前日に走行枠がない。
そのため関係者で混んでいると思われたがそうではなく拍子抜け。
朝一には微妙なウェットであったが問題ないレベル。
この日の予定は。
整備、交換した部分の最終確認。
キャブの確認。
テストする部品の評価、以上。

特に何事も無く進むかと思われた。
ところがキャブをやっているうちに始動不可能に。
さっきまで何もなかったのに。何でやねん。
1時間ぐらい悶々としていた。
何故かスロットルバルブが引っ掛かっていたようだ。
無事始動できた。

最終的にはこんな感じに。
ただ本番では微妙な天気らしく変更が必要か。
テストした部品の方は良い感じだ。
よって実戦投入決定。
Tテックも来ていたのでタイムを聞いてみる。
!!
かなりショートカットせんとそんなタイム出んわ…
聞かん方がよかったかもしれん。
俺の方は前回の0.5落ち。
このままでは厳しいが、そこは他のライダーに頑張ってもらおう(笑)。
役割はそれぞれあるのだ。
走行は早めに切り上げ本番に備えて新品タイヤを組み込んだ。
その他軽整備もして準備完了。
焦ると失敗するというのがいつものパターンなのである。
そのため前日は何もせず何かあった時の予備日とするのだ。


最終積み込みも完了。
いつもながらに荷物多いな。
何でやろ?と自分で思う(笑)。
毎回ちょっとずつ積み方を変えてどの方法がベストか探っている。
少しずつ良くはなっているが荷物の増加に追いついていない。
それに備えて前日には整備。
しかしこれが意表をつく問題発覚などで手間取りかなり時間掛かった。
全部やっていたら日が変わる。というわけで一部は現地へ持ち越しとした。
行く前からすでに疲れている…

今回は前日に走行枠がない。
そのため関係者で混んでいると思われたがそうではなく拍子抜け。
朝一には微妙なウェットであったが問題ないレベル。
この日の予定は。
整備、交換した部分の最終確認。
キャブの確認。
テストする部品の評価、以上。

特に何事も無く進むかと思われた。
ところがキャブをやっているうちに始動不可能に。
さっきまで何もなかったのに。何でやねん。
1時間ぐらい悶々としていた。
何故かスロットルバルブが引っ掛かっていたようだ。
無事始動できた。

最終的にはこんな感じに。
ただ本番では微妙な天気らしく変更が必要か。
テストした部品の方は良い感じだ。
よって実戦投入決定。
Tテックも来ていたのでタイムを聞いてみる。
!!
かなりショートカットせんとそんなタイム出んわ…
聞かん方がよかったかもしれん。
俺の方は前回の0.5落ち。
このままでは厳しいが、そこは他のライダーに頑張ってもらおう(笑)。
役割はそれぞれあるのだ。
走行は早めに切り上げ本番に備えて新品タイヤを組み込んだ。
その他軽整備もして準備完了。
焦ると失敗するというのがいつものパターンなのである。
そのため前日は何もせず何かあった時の予備日とするのだ。


最終積み込みも完了。
いつもながらに荷物多いな。
何でやろ?と自分で思う(笑)。
毎回ちょっとずつ積み方を変えてどの方法がベストか探っている。
少しずつ良くはなっているが荷物の増加に追いついていない。
パノリンカップ6時間耐久~2015堺 ― 2015年09月07日 20時35分45秒
9/6。岡田杯である
この日に備えて準備してきた。
しかし色々あるのである。
ライブ寸前にギターの片割れがいなくなった。
言ってしまえばやるもやらないも自由意志である。
さもありなんという感じ。
人生色々やな。
以前こんなこともあった。
しかしながら当然、約束は守らねばならず、自らの言動には責任を持たねばならない。
そこには代償がついてくる。
つまりは取るべき道は一つだけ。
方っぽだけでいくという選択股もあった。
しかしチーム内で代わりのギターを手配してきた。
レース前日に起こったことやで(笑)。
恐るべき人脈。
こういうことは流す方が良いのかもしれない。
しかし俺の中で区切りをつける必要もあるし、チーム内に妙な影響は避けたい。
こんなことでは始まる前から何か起こる気配濃厚。
さて5時に現着。完全に夜である。
この時点で20番手ぐらい。
大変なことになっているな!

なんとかピット確保。
この日は雨の予報だがいつ降るかが問題となる。
朝一では持ちそうな雰囲気。
しかし…

練習直前に雨に…
もう乾くことはないので急遽レインに組み替える。
確認のためまずは俺が軽く走る。
雨の時のデータはないためキャブはそのままだが、問題はなさそう。
しかしサスセットなのか?前に違和感あるがどうしようもない。
その後代役も走る。コンディションが残念な感じだが如何ともしがたい。
その後ライダー交代するがキャブがアカンと言う。
俺の時はそうは思わなかったが。
直している暇はないのでそのまま走行を続ける。
練習終了後、本番まで時間がないが対処する。
しかし何をやっても駄目。駄目と言ったらとにかく駄目。
何故だ?!何故、死んだ!
キャブではないのか。雨で不調になったと思われたのでキャブのはず。
色々やるが時間切れ。
ともかくグリッドにつける。
しかしウォームアップ1周回って全くアカンとライダーが判断した。
ここでスタートを諦めピットに戻る。
雨を吸っているのは間違いないがそれだけではない。
そこで誰かが一言。
電気ちゃうん?

諸悪の根源はお前か!!
なんぼも使っていないが?
CDI交換後かなりマシとなった。
しかしまだ不調は完全には解消していない。
どうもキャブは関係なかったようで触ることでおかしくなったようだ。
すでに30分ロスした。
諦めムードが漂う中、ともかくキャブは置いといてスタートすることにした。

時折不調になったりしているようだが、まともに走れない状態からは脱したようだ。
1時間経過時点でほとんどベッタ。当然やな。
しかし下位チームは追い越せるだろう。
見せてもらおうか、エースライダーの走りとやらを(笑)。
追い上げ体制で俺に交代。
キャブの問題は一部に残るのみ。
さほど問題にしなくてもよいと思う。
それよりも別の問題が。
不調対策の中で何故かギヤを変えるということになった。
これは明らかな失敗だった。
それがあってタイムはとても言えるレベルではない…
1秒以上落とした感じだ。
雨の中楽しくもなんともない。
どうにも出来ない状態で我慢の走りを続ける。
俺の走行で順位をさらに落としただけだったようだ。
予定時間経過によりライダー交代。
同じ状態でもライダーによりかなりの差がある。
修行が足りん!


しかしサンマは煙がきついな。肉も炎上してるし(笑)。

転倒多数のようである。
当チームもそのようだ。
どなしたらこんなん、落とすねん(笑)。

そして2巡目となりエースに残り時間を伝える。
すると嫌のサイン。何っ!
不調による怒り炸裂か。
それはそれで好都合。
ならばもっと走ってもらおうか。
さて俺の出番。
1回目よりは1秒ぐらい詰めたがそれでも駄目なのには変わりない。
各所にオイル出ていた。それに乗って転倒寸前となったがなんとか耐える。
またしても我慢の走り。
トップはほど遠いが、確実に追い上げている。
表彰台は無理だが、そこそこでいけそうな雰囲気。

最終的にはクラス5位。
ライバルもエンジン脂肪したとかで、一時低迷していた。
しかしそちらはTカーあるので最終的にさりげなく優勝。
主力艦隊が壊滅したというのに敵もなかなかにやる(笑)。

一瞬ドライになるかと思われたが、6時間ウェットであった。


前はマシだが後は、お前はもう市んでる…状態。

右ステップもかなりきている。
脱落寸前であった。
どうも俺が乗る前からこうなっていたらしい。
全く気づかんかったわ(笑)。
トラブルを契機に堕ちていった…
雨になると波乱模様になるようで上位陣多数に何か起こっていたらしい。
30分もロスしてこれなので、最低でも表彰台どころか、優勝も可能だったのでは。
終わってからのニラレバ炒めなど何の意味もない。
サポートライダーはかなり実績あるらしい。
雨の中初めての車両で、いきなり実戦生本番であったが実に良い仕事をした。
素晴らしい。ドライでのパフォーマンスを期待できる。
このまま正式加入となるか。
元々厳しいところが更に厳しくなった。だが。
我々は一戦を失った。これは敗北を意味するのか?
否、始まりなのだ!
ジオンはあと10年は戦える!
この日に備えて準備してきた。
しかし色々あるのである。
ライブ寸前にギターの片割れがいなくなった。
言ってしまえばやるもやらないも自由意志である。
さもありなんという感じ。
人生色々やな。
以前こんなこともあった。
しかしながら当然、約束は守らねばならず、自らの言動には責任を持たねばならない。
そこには代償がついてくる。
つまりは取るべき道は一つだけ。
方っぽだけでいくという選択股もあった。
しかしチーム内で代わりのギターを手配してきた。
レース前日に起こったことやで(笑)。
恐るべき人脈。
こういうことは流す方が良いのかもしれない。
しかし俺の中で区切りをつける必要もあるし、チーム内に妙な影響は避けたい。
こんなことでは始まる前から何か起こる気配濃厚。
さて5時に現着。完全に夜である。
この時点で20番手ぐらい。
大変なことになっているな!

なんとかピット確保。
この日は雨の予報だがいつ降るかが問題となる。
朝一では持ちそうな雰囲気。
しかし…

練習直前に雨に…
もう乾くことはないので急遽レインに組み替える。
確認のためまずは俺が軽く走る。
雨の時のデータはないためキャブはそのままだが、問題はなさそう。
しかしサスセットなのか?前に違和感あるがどうしようもない。
その後代役も走る。コンディションが残念な感じだが如何ともしがたい。
その後ライダー交代するがキャブがアカンと言う。
俺の時はそうは思わなかったが。
直している暇はないのでそのまま走行を続ける。
練習終了後、本番まで時間がないが対処する。
しかし何をやっても駄目。駄目と言ったらとにかく駄目。
何故だ?!何故、死んだ!
キャブではないのか。雨で不調になったと思われたのでキャブのはず。
色々やるが時間切れ。
ともかくグリッドにつける。
しかしウォームアップ1周回って全くアカンとライダーが判断した。
ここでスタートを諦めピットに戻る。
雨を吸っているのは間違いないがそれだけではない。
そこで誰かが一言。
電気ちゃうん?

諸悪の根源はお前か!!
なんぼも使っていないが?
CDI交換後かなりマシとなった。
しかしまだ不調は完全には解消していない。
どうもキャブは関係なかったようで触ることでおかしくなったようだ。
すでに30分ロスした。
諦めムードが漂う中、ともかくキャブは置いといてスタートすることにした。

時折不調になったりしているようだが、まともに走れない状態からは脱したようだ。
1時間経過時点でほとんどベッタ。当然やな。
しかし下位チームは追い越せるだろう。
見せてもらおうか、エースライダーの走りとやらを(笑)。
追い上げ体制で俺に交代。
キャブの問題は一部に残るのみ。
さほど問題にしなくてもよいと思う。
それよりも別の問題が。
不調対策の中で何故かギヤを変えるということになった。
これは明らかな失敗だった。
それがあってタイムはとても言えるレベルではない…
1秒以上落とした感じだ。
雨の中楽しくもなんともない。
どうにも出来ない状態で我慢の走りを続ける。
俺の走行で順位をさらに落としただけだったようだ。
予定時間経過によりライダー交代。
同じ状態でもライダーによりかなりの差がある。
修行が足りん!


しかしサンマは煙がきついな。肉も炎上してるし(笑)。

転倒多数のようである。
当チームもそのようだ。
どなしたらこんなん、落とすねん(笑)。

そして2巡目となりエースに残り時間を伝える。
すると嫌のサイン。何っ!
不調による怒り炸裂か。
それはそれで好都合。
ならばもっと走ってもらおうか。
さて俺の出番。
1回目よりは1秒ぐらい詰めたがそれでも駄目なのには変わりない。
各所にオイル出ていた。それに乗って転倒寸前となったがなんとか耐える。
またしても我慢の走り。
トップはほど遠いが、確実に追い上げている。
表彰台は無理だが、そこそこでいけそうな雰囲気。

最終的にはクラス5位。
ライバルもエンジン脂肪したとかで、一時低迷していた。
しかしそちらはTカーあるので最終的にさりげなく優勝。
主力艦隊が壊滅したというのに敵もなかなかにやる(笑)。

一瞬ドライになるかと思われたが、6時間ウェットであった。


前はマシだが後は、お前はもう市んでる…状態。

右ステップもかなりきている。
脱落寸前であった。
どうも俺が乗る前からこうなっていたらしい。
全く気づかんかったわ(笑)。
トラブルを契機に堕ちていった…
雨になると波乱模様になるようで上位陣多数に何か起こっていたらしい。
30分もロスしてこれなので、最低でも表彰台どころか、優勝も可能だったのでは。
終わってからのニラレバ炒めなど何の意味もない。
サポートライダーはかなり実績あるらしい。
雨の中初めての車両で、いきなり実戦生本番であったが実に良い仕事をした。
素晴らしい。ドライでのパフォーマンスを期待できる。
このまま正式加入となるか。
元々厳しいところが更に厳しくなった。だが。
我々は一戦を失った。これは敗北を意味するのか?
否、始まりなのだ!
ジオンはあと10年は戦える!
WPその4とストロークアップキット ― 2015年09月10日 22時01分37秒
その3より続く。
テストでセッティングを詰めていったがその結果プリロード少なめとなった。
ほとんど無しに近いぐらい。
それでも成り立つが、伸び切り時にタイヤを押しつける力が少ないということになる。
もうちょいレートを落とした方がいいのではないか。
色々とやってみないと判断できないのだ。
しかしアイバッハの1ランク下では低すぎるように思う。
またこの辺りであろうというレートの市販品はメーカー問わず存在しない。
そんなこんなで悶々としていた折り、ダブルエムで1本のスプリングでセッティング
出そうなどとは大海人皇子であるとばっさり斬り捨てられたのだ…
さすがに本職は言うことがシビア。
ここでスプリングを作ることにしたのだ。
そういうわけで一品物を手配することに決定。
その前に現状を知る必要がある。
有名メーカーといえども、実際のレートはかなりばらつきがあるのが当然とか。
そのため1ランクの違いではほとんど同じだったなどというオチはありがちらしい。
工業製品故に、ある程度のばらつきは避けることは不可能なのだ。
そのためダブルエムに依頼して現状のレートを実測することとした。
なるほどそういうことか(謎)。
計測結果によりレートは公称値そのままではないがそれにかなり近いという結論。
なかなかに優秀やな、アイバッハ。
計測結果とプリロード、残ストロークよりレートを検討する。
あまり近いと変化は実質ないとも予想できるのでその辺も考慮してレートを決めた。
アイバッハだとホワイトパワーに装着するにはカラーが必要となる。
一品物だとカラー無しとすることもできる。
しかし巻き方変わると特性も変わるとかで、カラー前提とした。
盆を挟んだため納期は掛かった。
入手できたのは堺本番直前テストの前日。
なんという際どさ。

WP純正みたいやろ。
それっぽくするように依頼したんやけどな(笑)。
レート落とすと走行中には後が低くなる。
プリロードガンガンに掛ければ別だが。
アイバッハの時でも車高長は目一杯伸ばしてあった。
そんなに上がるか?と思ったほどだ。
よってもっと長くしないと同じ姿勢を維持することは不可能。


同時に延長エンドアイ入手。
しかしここで問題発覚。
スプリングの違いだけをまずは確認するため長さは同じにしたいのである。
ところが話の行き違いあったようで最短にしてもそうはできないのだ。
どないすんねんコレ。
実際には伸ばす方向なので無視するか…
いやそれはアカン。即電話した。
その解決方法とは…


斬る。KILL(笑)。
ベアリング入りなのでクルクル回って斬りづらい。
ゆっくりと確実にやるしかない。

スプリング、エンドアイ共々組み込んで完成。
斬ることにより前の長さとすることが出来た。
短めに納めるべく結構無理をしている。
結果的にはもっと長目でも良かったというオチ。
そんなことになるとは思わんかたわ。
この日は翌日のテストに備えて整備する予定であったが、こんなことをしていたことも
あって時間が相当押した。
ホンマに日が変わるほどに。
荷物の量からして積み込みだけでもかなり時間掛かる。
一部の整備は現地作業へ先送りすることでなんとか終えることができた。
寝不足はイカンのだよ、寝不足は。
テストでセッティングを探り、実戦投入決定。
実際先日の堺で使用したわけだ。
ただ1日中雨だったので、評価はなんともというオチであった。
その5へ続く。
以前より当チームとしては厳しいというのは事実であった。
そのため戦闘力の向上は必須である。
しかしながら色んな意味で大きな変更をするのは現実として不可能。
そのため細かい部分を詰めていくという方針とした。
そのため後と並行して前も詰めていくのだ。
前についても色々考えていた。
元々の作りからして非常にプアーな感じ。
単純な構造だが、セッティング変更はしづらい。
性能もイマイチなのは否めない。
Tテックからストロークアップキット出ているのは知っていた。
それはNSR用なのでどないやねん。
ところがそれを装着した50Rを見る機会があった。
聞いたら50Rにも使えるとか。
よってテストしてみることに決定。

これがキットだ。
要はオイルロックピースである。


ノーマルとの比較。

オイルロックピースの中にシートパイプが入るが、それを厚底とすることで
シートパイプ共々インナーチューブが上に持ち上げられる。
結果ストローク増えるのだ。
拡大量10ミリ。
それはフォークの長さがその分だけ長くなるということでもある。
突き出しで調整できるが問題も生じる。

ハンドルクランプはトップキャップにねじ込む構造だが、フォークが伸びると
一緒にハンドルも高くなる。
そうなると前後の荷重配分も変わってくる。


そこでクランプを中ぐりして上昇を抑えるのだ。
これまたTテックに依頼した。


伸びた分は突き出しを増やして前の高さを同じとした。
ハンドルはそこまで出来なかったので少々上がったが実際わからないだろう。
中ぐりした分だけボルトとハンドルクランプとの隙間が増えた。
座金を増やして調整したがかなり貧乏くさい(笑)。
さてストロークが増えても油面が同じでは(オイル量は増えるが)ストロークは
変わらないだろう。
よって油面も下げる方向でテストした。
油面によって残ストロークがかなり変わる。
低めにするとハードブレーキングがない堺でも使い切るほど。
今更ながらに最終的なストロークに与える影響が大きいのだと思った。
コースによっても変わるであろうし、この辺はお好みで。
その5へ続く。
テストでセッティングを詰めていったがその結果プリロード少なめとなった。
ほとんど無しに近いぐらい。
それでも成り立つが、伸び切り時にタイヤを押しつける力が少ないということになる。
もうちょいレートを落とした方がいいのではないか。
色々とやってみないと判断できないのだ。
しかしアイバッハの1ランク下では低すぎるように思う。
またこの辺りであろうというレートの市販品はメーカー問わず存在しない。
そんなこんなで悶々としていた折り、ダブルエムで1本のスプリングでセッティング
出そうなどとは大海人皇子であるとばっさり斬り捨てられたのだ…
さすがに本職は言うことがシビア。
ここでスプリングを作ることにしたのだ。
そういうわけで一品物を手配することに決定。
その前に現状を知る必要がある。
有名メーカーといえども、実際のレートはかなりばらつきがあるのが当然とか。
そのため1ランクの違いではほとんど同じだったなどというオチはありがちらしい。
工業製品故に、ある程度のばらつきは避けることは不可能なのだ。
そのためダブルエムに依頼して現状のレートを実測することとした。
なるほどそういうことか(謎)。
計測結果によりレートは公称値そのままではないがそれにかなり近いという結論。
なかなかに優秀やな、アイバッハ。
計測結果とプリロード、残ストロークよりレートを検討する。
あまり近いと変化は実質ないとも予想できるのでその辺も考慮してレートを決めた。
アイバッハだとホワイトパワーに装着するにはカラーが必要となる。
一品物だとカラー無しとすることもできる。
しかし巻き方変わると特性も変わるとかで、カラー前提とした。
盆を挟んだため納期は掛かった。
入手できたのは堺本番直前テストの前日。
なんという際どさ。

WP純正みたいやろ。
それっぽくするように依頼したんやけどな(笑)。
レート落とすと走行中には後が低くなる。
プリロードガンガンに掛ければ別だが。
アイバッハの時でも車高長は目一杯伸ばしてあった。
そんなに上がるか?と思ったほどだ。
よってもっと長くしないと同じ姿勢を維持することは不可能。


同時に延長エンドアイ入手。
しかしここで問題発覚。
スプリングの違いだけをまずは確認するため長さは同じにしたいのである。
ところが話の行き違いあったようで最短にしてもそうはできないのだ。
どないすんねんコレ。
実際には伸ばす方向なので無視するか…
いやそれはアカン。即電話した。
その解決方法とは…


斬る。KILL(笑)。
ベアリング入りなのでクルクル回って斬りづらい。
ゆっくりと確実にやるしかない。

スプリング、エンドアイ共々組み込んで完成。
斬ることにより前の長さとすることが出来た。
短めに納めるべく結構無理をしている。
結果的にはもっと長目でも良かったというオチ。
そんなことになるとは思わんかたわ。
この日は翌日のテストに備えて整備する予定であったが、こんなことをしていたことも
あって時間が相当押した。
ホンマに日が変わるほどに。
荷物の量からして積み込みだけでもかなり時間掛かる。
一部の整備は現地作業へ先送りすることでなんとか終えることができた。
寝不足はイカンのだよ、寝不足は。
テストでセッティングを探り、実戦投入決定。
実際先日の堺で使用したわけだ。
ただ1日中雨だったので、評価はなんともというオチであった。
その5へ続く。
以前より当チームとしては厳しいというのは事実であった。
そのため戦闘力の向上は必須である。
しかしながら色んな意味で大きな変更をするのは現実として不可能。
そのため細かい部分を詰めていくという方針とした。
そのため後と並行して前も詰めていくのだ。
前についても色々考えていた。
元々の作りからして非常にプアーな感じ。
単純な構造だが、セッティング変更はしづらい。
性能もイマイチなのは否めない。
Tテックからストロークアップキット出ているのは知っていた。
それはNSR用なのでどないやねん。
ところがそれを装着した50Rを見る機会があった。
聞いたら50Rにも使えるとか。
よってテストしてみることに決定。

これがキットだ。
要はオイルロックピースである。


ノーマルとの比較。

オイルロックピースの中にシートパイプが入るが、それを厚底とすることで
シートパイプ共々インナーチューブが上に持ち上げられる。
結果ストローク増えるのだ。
拡大量10ミリ。
それはフォークの長さがその分だけ長くなるということでもある。
突き出しで調整できるが問題も生じる。

ハンドルクランプはトップキャップにねじ込む構造だが、フォークが伸びると
一緒にハンドルも高くなる。
そうなると前後の荷重配分も変わってくる。


そこでクランプを中ぐりして上昇を抑えるのだ。
これまたTテックに依頼した。


伸びた分は突き出しを増やして前の高さを同じとした。
ハンドルはそこまで出来なかったので少々上がったが実際わからないだろう。
中ぐりした分だけボルトとハンドルクランプとの隙間が増えた。
座金を増やして調整したがかなり貧乏くさい(笑)。
さてストロークが増えても油面が同じでは(オイル量は増えるが)ストロークは
変わらないだろう。
よって油面も下げる方向でテストした。
油面によって残ストロークがかなり変わる。
低めにするとハードブレーキングがない堺でも使い切るほど。
今更ながらに最終的なストロークに与える影響が大きいのだと思った。
コースによっても変わるであろうし、この辺はお好みで。
その5へ続く。
整備 ― 2015年09月15日 21時36分46秒
第3戦堺が終わり最終戦に向けて準備している。
1日中雨はきつい。まずは掃除から。






強烈にドロドロ。

一応雨対策したが明らかな不足であった。
不調の原因は水の吸い込みも間違いなくあるだろう。
次回はきっちりしておく必要がある。

密かにボルトなくなっているし。

内部から爆発したみたいだ。
ほ、ほくと…(笑)。
いつの間にか2コーナーで転倒していたらしい。
洗うだけで一苦労。
うかつにナット緩めると泥でねじ部が傷む可能性ある。
掃除後は損傷箇所の修復など行った。
意外と時間掛かるのである。
本番では前の動きがおかしかった。
それの原因を探るため、前をばらす。
どうもステムベアリングの調整がうまくいっていなかったようだ。
非常にシビアな部分で素人では難しい。
締め方のわずかな違いで結果ががらりと変わってしまう。
原因は判明したが、新たに疑問も生じた。
直前のテストではドライだったが、全く不具合あるとは思わなかった。
ドライでは問題とならないが、ウェットでそうなる原因とは何か。
レインはドライと比べてコンパウンドだけではなく、タイヤそのものが柔らかい。
それが影響しているのか?
それともフォークとのマッチングか。
いや空気圧か。
本番でない限り通常は雨降ると走行しない。
結果データ不足となる。
何故か空気圧をやたらと下げたがる。
元々タイヤのグニャグニャ感あり、下げると更にその度合いは増す。
最終的にはオフのレベルになってまうわ。
保ちにも影響あるだろう。
フォークの作りからしてセッティング変更は大変である。
コンディション変化にすぐ合わせるのは事実上不可能。
どうやって対処するのか。
その他必要な資材の調達や今後の検討も行っている。
時間は大してないのに、先が思いやれるな。
1日中雨はきつい。まずは掃除から。






強烈にドロドロ。

一応雨対策したが明らかな不足であった。
不調の原因は水の吸い込みも間違いなくあるだろう。
次回はきっちりしておく必要がある。

密かにボルトなくなっているし。

内部から爆発したみたいだ。
ほ、ほくと…(笑)。
いつの間にか2コーナーで転倒していたらしい。
洗うだけで一苦労。
うかつにナット緩めると泥でねじ部が傷む可能性ある。
掃除後は損傷箇所の修復など行った。
意外と時間掛かるのである。
本番では前の動きがおかしかった。
それの原因を探るため、前をばらす。
どうもステムベアリングの調整がうまくいっていなかったようだ。
非常にシビアな部分で素人では難しい。
締め方のわずかな違いで結果ががらりと変わってしまう。
原因は判明したが、新たに疑問も生じた。
直前のテストではドライだったが、全く不具合あるとは思わなかった。
ドライでは問題とならないが、ウェットでそうなる原因とは何か。
レインはドライと比べてコンパウンドだけではなく、タイヤそのものが柔らかい。
それが影響しているのか?
それともフォークとのマッチングか。
いや空気圧か。
本番でない限り通常は雨降ると走行しない。
結果データ不足となる。
何故か空気圧をやたらと下げたがる。
元々タイヤのグニャグニャ感あり、下げると更にその度合いは増す。
最終的にはオフのレベルになってまうわ。
保ちにも影響あるだろう。
フォークの作りからしてセッティング変更は大変である。
コンディション変化にすぐ合わせるのは事実上不可能。
どうやって対処するのか。
その他必要な資材の調達や今後の検討も行っている。
時間は大してないのに、先が思いやれるな。
最近のコメント