パッドピン2016年01月12日 21時08分35秒

今年のレースだが、本格的にやらないことにした。
というよりは去年からそう決めていた。
どういう結果になったとしてもだ。
2年前から色々してきた。
去年はさらに追求したが、今後も同じようにやるのは現実的でない。

結果的には意外にもライバルとはそれほどの差はなかったと言える。
しかしながら、僅かな差が戦力の決定的差ということなのだろう。
そう痛感した次第。
俺は開発担当としてやってきた。
しかし、本番ではパーフェクトソルジャーに頼るという事実。
そこで負けていたのは間違いない。
私が異能者であったなら!と激しく思わざるをえない。

しかしちょろっとはやるつもりでいる。
そのためチマチマと整備を進めているのだ。

さて、メタリカのパッドを確認する時に生じた問題とは。

ノーマルはパッドピンの抜け止めとしてプラグがついているが、脱着時に手間である。
そのためこれまでは意図的につけいなかった。
しかしパッドピン締め忘れにより脱落するなどという、ありえんようなミスをしたのだ。
それ以降はプラグも取り付けるようにしていた。
パッド外す時にそれに問題が生じた。

デイトナパッドピン 003

緩めるときパキっと音がした。
何やろ?
なんと六角穴外周部が割れてしまったのだ。
そんなに締めたつもりはないが。欠陥があったのか。

このままでは工具が嵌らず取り外し不可。

デイトナパッドピン 004

デイトナパッドピン 005

これしきのことで。国中の笑いの種になるわ。
ということであっさり取り外し完了。

デイトナパッドピン 001

デイトナパッドピン 002

ノーマルの鉄はすぐにガタガタになるためデイトナのステンパッドピンを愛用している。
効きが悪くなるまでは相当使わないとならないと思うが、ガタガタになると
ブレーキのタッチが悪くなる。
しかし、これもいずれはガタガタになるので時折チェックが必要。
ノーマルよりは保ちはいいのは確かだが、定期的に交換必要。

抜け止めプラグはノーマルのマイナス溝に対してこれは六角穴である。
パッドピンと同じ工具で脱着できるようにしているわけだ。
1本売りなので2本必要。
なかなかの優れものだが、もうちょっと安ければとも思う。

さてプラグは使用不可能となったがどうするのか。
ノーマルだと工具増えるし、舐める可能性大。
というわけで…

デイトナパッドピン 006

デイトナパッドピン 007

デイトナパッドピン 008

捨てずにいた古いパッドピンの先っぽを斬る。
それをプラグとしたのだ。

メタリカスペック032015年11月10日 21時29分52秒

大阪は今選挙の季節。
威信軍と地民軍の仁義なき戦い。
どっちもどっちで狐と狸の違いでしかない。
某所でのこと。
なんと両軍が対峙している。
ここは関ヶ原かっちゅうんねん(笑)。
某国大使館前のようになるのかとちょっと期待した(爆)。
無論そんなことはなかったが。
お互いを意識しているのか声を張り上げるので何を言っているのかわからない。
当事者もそれを意識しているのであろう、お互いに○○をお願いします!!と
連呼するのみ。
最早、主義主張などは何もないのだ(笑)。

さて。
本シーズンはこれにて終了。
岡田杯が終わってしばらくなるが整備もしていない。
シーズン中は時間に追われていたのでその反動で何もしたくない気分だったのだ。
とはいえやることは色々なのでここらでようやく始めることにした。

整備の前に確認しておきたいことがある。
それはパッドの状態。
名阪の直前にパッドを交換していたのだ。

メタリカスペック03 001

メタリカスペック03 003

メタリカスペック03 002

これまではメタリカ標準を使っていた。
十分に満足できる性能であったが、前までなかった上級版もいつの間にか出ていた。
今回試してみることにした。
比較写真では標準は中古なので激しく色が変わっている。
記憶では新品時の色がちょっと違うように思う。
写真の写りと実際の感じとも異なるので参考程度に。

俺は名阪での本番には全く走らなかったので、直前テストでのみ使った。
大きな違いは感じないが確かに違いは感じる。
基本的な特性は同じで、効きを上乗せしたような感じ。
しかしパッドというのは人により評価が分かれる。
というか好みか。

パッドといえばこんなこともあった。
9Rでのことだが、激烈に効くというパッドを試してみた。
確かにその効きは強烈。
しかし効力が急激に立ち上がるためコントロールが困難であった。
今時まともな物で効かないパッドは存在しない。
そのため効きよりもコントロール性の方が重視されている。
そんこんなで、一回使っただけでお蔵入りとなったのである。

すると同じキャリパー使う某氏が欲しいというので進呈した。
使わないのでええけど、コントロール出来へんで。
後日どうだったか聞いたら、使いにくくないということであった。
同じキャリパー使うが車重は相当重い。
それが影響しているようだ。
好みだけでなく、車種が変われば評価も変わるということだろう。

メタリカスペック03 004

最終戦名阪での使用後。

メタリカスペック03 005

メタリカスペック03 006

標準との比較。
左が03。
03の方は使用時間の少ないが、焼け色が異なる。
摩擦材はさほどでもないが、裏板の変色が顕著である。
ちなみに方押し式の宿命か?パッドの偏摩耗は避けられない。
それを避けるため、時々右と左を入れ替えている。

確認のため取り外したがその時に問題が発生した。
それはこちら 参照。

パノリンカップ6時間耐久2015~最終戦名阪2015年10月19日 22時12分44秒

10/18は岡田杯最終戦であった。
それに向けて準備してきたが、仕事の関係で準備万端とまではいかなかった。
場合によっては参戦不可能ということもあり得た。
それは何とかクリアー。
と思えば…
突然不調に陥ったのだ。人間の方が。
謎のウイルス?
点滴と抗生物質の2段攻撃x2日。
これでかなりマシにはなったが本調子にはほど遠い。

ともかく行かないことには始まらない。
苦しみつつも、何とか準備完了。
名阪でのレースは初めてなので段取りが全くわからない。
そのため早く行くことにした。
夜明け前に現着。
大阪とは空気が違うのか、オリオン座などがはっきりと見えていた。

岡田杯2015名阪 002

岡田杯2015名阪 003

今回は雨の心配ないので助かる。
俺の体調は芳しくなく、人数的には足りているといるので出走しないことに決定。
普通に走るだけならともかく、レースやからな。
ストレートで散るかもしれん。
ええい、こんな時にバランサーが(謎)。
つまりは車両だけでの参戦である。
なんぢゃそりゃ。
シビアなレースではないので、そういうことが許されるのだ。

季節の変わり目である。
予定では前日に確認のため走行予定であったが、体調不良のため確認できなかった。
練習前にちょいとキャブ触ってバッチリに。

前戦の堺終了時点でランク2位につけている。
数字としては可能性あるが、現実的には不可能だろう。
去年と同じやな。
最終戦だし、良い結果で締めたい。
ランキングは最早度外視。
2位はもういらん。
すなわち優勝しかないわけだ。
ドラマも不要である。

スタートはほとんどベッタから。
まあ、エースに期待しようではないか。
そして6時間耐久開始。

岡田杯2015名阪 010

一気に10台ぐらいは抜いたようだ。

岡田杯2015名阪 008

と思ったらいきなり転倒。
3周目?
走るのも速ければ、イクのも早いのか(笑)。

当然、ほとんど最後尾。
しかしここからの立ち直りは早かった。
僅かな時間でスポスポ抜いていって相当順位を挽回した。
己のミスは己でフォローする主義やな。

岡田杯2015名阪 011

岡田杯2015名阪 012

いつもの如く、コース内は混雑している。
バトルと思わせて実は渋滞だったりして。

ライバルは遥か先のようだ。
実力で追いつくのは難しいか。
そこは耐久なので良い位置にいればチャンスが訪れるだろう。

さて前戦で脱退したメンバーに代わりサポートを起用したが今回からは
晴れて?正式に加入した。
新メンバーが2番手だが、ドライで俺の車両乗るのは初めてである。
しかし問題なく走っている。
それどころかタイムも出ている。素晴らしい(笑)。

その後はライダー交代しつつ淡々と走る。
ライバルとの差は同じぐらいをキープしている。
当チーム転倒あったらしいが、特に影響はないようだ。

と思ったら密かに?差は縮まっていた。
さらには気づいたら同一周回に。
ライバルはタイヤ保たんそうで、タイヤ交換していた。
これを待っていた。好機到来とはこのことだ。
その隙に抜き去る。
これ即ちクラス首位。
そして、そのまま引き離しに掛かる。
素晴らしい新メンバー。

ゴールまでの時間は残り少ない。
ここでライダーの割り振りを変更し、トドメを刺すべくエースに交代。
無論ライバルも座して死を待つことはなく当チームと同様にエースを投入し
急激に追い上げてくる。
しかし、残り時間とギャップからして追いつかれることはないだろう。
おいしすぎるやろ。
これの少し前からエースはかなりのタイムを出している。
ここで一抹の不安が脳裏をよぎる。
つまりは勝つか転倒かの二択…
実際にはそんなことはなかったが。

残り数分であるし、もう何も起きないだろうと思われたその時。
ここで波乱が!
なんと赤旗になったのだ。
時間からしてそのまま終わるか?
それならば優勝決定だ。
勝利したと思われたが…
赤旗の原因はすぐに解消されたようで、なんとレース再開だ!

再開前からエースの背後にはライバルがぴったりとつける。
不気味な。
抜き方がエグイ。
周遅れに詰まった隙に前に出てみたり。
ここでのバトルには仁義などない。
あるのは勝利か敗北か。
生きるか死ぬか。
そこはラインか?
あ~~っっ!!!ここでシュワンツがレイニーのインをぉぉぉっっ!!!!!
な感じ(笑)。
隣のピットはライバルなのでこの一角だけ激しく盛り上がる。
いよいよレース終了というところでライバルが前に!

岡田杯2015名阪 028

その差わずか0.8秒…
監督もガクっちゅう感じ。
ホンマ漫画みたいな展開や(笑)。

1位と2位では全く意味が違ってくる…
これが実力か。それとも実力以上か。
クラス2位、総合4位という成績は人により評価異なるだろう。
タイムではライバルよりも僅かに上回っていたのでそれは良しとしよう。

岡田杯2015名阪 032

今度こそはいけると思ったが。
なかなか思ったようにはいかないのである。
挫折ばかりの人生よ…

ステムチェック2015年10月10日 20時22分44秒

前戦の堺でステムおかしいことが発覚した。
ドライだとわからないのが不思議だが。
ともかく対処必要なので組み直した。

通常では前を浮かせた状態でフォークを外して確認する。
簡単に確認できる方法はないのか。
当然フロントスタンドを掛けると確認不可能。
となるとコースではどないしようもない。
そこで…

ステムチェック 001

ステムチェック 002

ステムチェック 004

ステムチェック 005

ジャッキは昔から持っていたが、意外と使えそうで使いにくいのである。
そのためほとんど使っていなかった。
今回これを活用することとした。
見てのとおりで、アダプターを作って前を浮かすのである。

単に前を浮かすだけだと安定せず危険。
揺すったりしないとわからないのだ。
これだと安全に確認できるし、一切の分解をせずともできる。
実に素晴らしい。
しかし同時にこれもコースに持って行くのかという問題も生じたのだ(笑)。