ジータのレバー2018年08月27日 21時32分04秒

昨日のGPは雨で中止となった。
放送開始後5時間経っても何も決まらない。
テレビでは現地の状況はわかりにくい。
しかし誰がどうみてもレースをやれるような状況でなかったと思う。

テレビで見ていて、やめるならさっさとそう決めたらどうだと思っていた。
豪雨の現地でただ待っている観客の思いはそれ以上だったはず。
夏とはいえ、場所がら雨が降るとかなり寒いらしい。
待機しているライダーや関係者はダウンを着ていた。
ならば雨に打たれている観客はそれ以上に寒いのは間違いない。

雨のレースで思い出したことがある。
昔々のこと。
大雨の鈴鹿にいた。
この時はレースをやっていた。
しかしレインタイヤでもまともに走れない状況。
何度もこけるライダーいたような記憶がある。
最終的にはほぼ全員が転倒するという事態となって赤旗終了となった。
無理となれば帰るということになるが、続行することも考えられる。
観客側としては見切りをつけることができなかったためずぶ濡れになるハメとなった。
何しに来たんや。濡れにきただけか。

天候は主催者がどうのこうは出来ないため、天候への責任はない。
中止となると誰も得はしないのである。
興業故にやめるという決断はなかなかしない。
やる方も大変だが、見る方はもっと大変なのだ。
しかし、主催者も無理なのは早くからわかっていたのだろう。
なら何故、すぐに決断しないのか。
暇でもない観客は高い金払って来ている。
何時間も雨の中耐えるだけしかないそんな観客のことも考えるべきだ。

ノーマルのレバーは調整機構はない。
それ故に位置設定が微妙なのだ。
平均的な位置になっているようだが、誰からも評価はイマイチ。
女の子からは遠い、男からは近いという中途半端さ。
クラッチはともかく、ブレーキが近い。
暫くはマスターを内側に追い込み遠い部分を引くようにしていたが、それも限度があり。
根本的な解決策にならないのだ。
対処するにはレバーの交換しかない。
市販品はいくつか存在する。
今回ジータを選択した。

ジータピボットレバー 001

ジータピボットレバー 017

ジータピボットレバー 009

ジータピボットレバー 010

ロード用の可倒式では上下に動くのが普通だが、オフ用はそうでなく前側に動く。
これは元々オフ用だが、レバーの互換性あるためそうなっているだけのこと。
個人的にはこれで良いと思う。
長さは2種類あり、今回短い方とした。

ジータピボットレバー 021

ジータピボットレバー 023

ジータピボットレバー 022

ジータピボットレバー 011

ジータピボットレバー 013

角度にもよるがカウルとの位置関係は際どい。
レバーは分割式だが、その位置が悪い。
指でレバー引く位置が曲がりの部分になって都合が悪い。
クラッチはさほど気にならないがブレーキでは気になる。
寸法的に10ミリほど分割部を内側に追い込めると思う。
何故そうしないのか。
結局はまたしてもマスターを内側に追い込むことになった。
何しとんねん、俺。
それでもまだ指をかける位置が悪い。
パイプハンならもっと内側に追い込めそうなので問題はなさそうな気はする。
詰めが甘いのが惜しい。