Gワークスのハンドルクランプ2011年08月30日 21時51分51秒

50R復活に向け色々と動いている。
これまで使っていたハリケーン改のハンドルイマイチであったが、これと言った物が
なかったので仕方なく使っていた。TTSはプリロードアジャスター使えないので却下。
なんとかならんのか…そう思いつつ時は流れた。

何気に見ていたGワークスのブログ


ハンドルバー交換式でかつ、アジャスターも使える。これや!
連絡を取り入手した。

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入手した部品一式。これで2万ほど。
量産品ではないので手間を考えるとこれぐらいはするだろう。
仕上げ粗い部分あるがレース用途では気にならない。
今までありそうで無かった部品である。

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クランプ。ハンドルを固定する専用のボルトはなくアジャスターと共締めする。
この方式だと別にボルトが不要となる。合理的な構造である。

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アジャスター。全部アルミ製なので締めすぎには注意が必要。
調整はポッシュ同様にマイナスドライバーだが隙間広いのが気になる。

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以前はポッシュのアジャスターを使っていた。こちらは本体は鉄となる。
スプリング押さえの脱落防止はEクリップのため強く戻しすぎるとクリップが
外れてしまう。2回程やってしまった(笑)。
そうなるとフォークばらさないとクリップは回収できない。
それに対してGワークス製は割りピン固定なのでそんなことはない。

本体の寸法はポッシュと同じ。というかノーマルのトップキャップと同じである。
しかしスプリング押さえの板厚が違うのでアジャスター調整にあたっては
その辺の考慮必要。

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組み立てるとこういう感じ。

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ハリケーンはトップブリッジ下配置のため、トップブリッジ外さないと取れない。
また周り止めないので転倒時にハンドルが回ってメーター周りにダメージを与える。
それ防止のため周り止めも設けていたがそれは必要なくなる。

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組んでいく。フォークの突き出しは0としていた(トップブリッジとインナーチューブ上面面一)。
しかし実際は突き出しがあり、それもなぜか左右で微妙に異なっていた。
おかしいな。合わしたはずやけど。なんでやろ?
気付いた以上はこれを機会に直しておく。

アジャスター本体はクランプに潜り込まないためインナーチューブ正面と
クランプ下面は隙間が出来る。突き出しを増やすことも可能である。
インナーチューブとクランプの位置関係は同じなので増やすと同じ分だけ
ハンドルも上がるのである。

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メーターステーとの隙間ぎりぎりというか微妙に干渉する。

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ハンドルバーとメーター も干渉。
元々トップブリッジへの固定ボルト穴を長穴にすることで絞り角調整できる
ようになっているが、干渉を避けることと絞り気味ポジションが好みなので
さらに長穴を広げることにした。

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これで完成。ポジションはノーマルと同じと言うことである。
前は低めにセットしていたのでかなり高くなった。
50Rの場合ノーマル位置が基準なのだろうか、下げることはあまりないようである。
ともかく走行して確認することになる。

ハリケーン改では前に部品がかなり突き出ていたのでそれを避けるため
ゼッケンプレートもかなり前に出していた。ハンドルの出っ張りがなくなると
ハンドルとの隙間が気になる。この辺も考えないといけない。

ハンドルバーは付属品を使わず、転倒対策済品をそのまま使った。