自損型輸入その2~ガンプラとボトムズ2023年12月28日 23時45分32秒

その1より続く。

一時の全く売ってない状態から比べると、かなり改善したといえるがガンプラの品薄は今も続いている。
転売野郎は手間の割には儲からないガンプラから子供向けカードに移行したとされる。
そんなことしか考えないのは、経済的だけでなく日本人の心まで貧しくなったということに違いない。。

転売対策として作る対象を絞っているのは変わらない。
さすがはゴッグだ。何ともないぜ。
俺は特にこだわりはないのでガンプラだから欲しくもないのに無理やり買うことはない。
逆シャアから35年ということでそれを売りたいのだろう。
それらは品薄にならずいつでも売っている。
次々に売れた結果、供給も次々と。
それはないな。
店頭に並べて直ぐに売り切れることが異常なのだ。
そうでなければ何時でも買えないということだからだ。
バンダイの目論見よりは商売にならなかった考える。

ガンプラは日本製である。
海外からわざわざ日本に買いに来ることもあるらしい。
大型店で実際に見たことがある。
輸出もしてるはずだが。
日本で作ってるから価値があるとユーザーのみならず、バンダイも認識しているからではないか。
わざわざ日本で来てまで買うことに価値を見出している可能性もある。

ホビーショーで成形自体に人手は掛からないこと確認済。
つまりは日本で作っても大幅に高くなることはないのだ。

変わってウェーブのボトムズ1/35シリーズは俺の知る限り日本製である。
注目されたスコープドッグ。
半年前にホビージャパン別冊で作例が載ってたのに一向に発売される気配がなかった。
何でやねん。
何かあったとしか思えない。
ボトムズ40年記念と謳っている。このままでは間に合わんやん。

ようやく発売の発表が行われた、
ガンプラのように一度に大量に作ることはなく、欲しい時に買えるわけではない。
買える時にかっておかないと、次はいつになるかわからない。
よって発売前に予約した。
ギリギリ年内に入手。何とか40年に間に合わせたな。
中身を確認してみると…
メイド・イン・中華。
日本製ちゃうんか!!
1万近くするんやけど!?
上記のとおり日本製と思っていたのだ。
これには幻滅した。

ここで発売が遅れたことを考察してみる。
1/35も作れば売れると思うが、実際には供給が少なく常時、欠品気味。
新製品も次々に発表している。
つまりは国内での製造能力の不足だ。
発売が遅れたのは技術的な問題ではなく、作るところがなく40年に間に合わない。
国内では無理なので中国に頼むことにしたが、今日言って明日出来るはずもなく。
その調整に半年かかったとというのが俺の見立てだ。

前戯が長かったが、ここからが本題。
本書では機能、性能、品質が良ければどこで作っても良いとは書いていない。
作る側や場所に物語が必要であると説く。
本国より中国で作ったエルメスの方が良い、という事実があったしてもそれを買う奴がいるか。

その3へ続く。