キャブその5~アダプター2016年08月03日 21時30分45秒

その4より続く。

スロットル取り付けたらようやく始動可能となった。
意外と手間暇かかる。
結構大変だったりする。
全て業者に依頼すると部品含めて30は必要だろう。
あぐっ!

始動するが、しかしイマイチである。
色々やるがぱっとしない。

エンジン掛けていて思ったこと。
結構うるさい。ということは…
周りはもっとうるさいということになる。
ここで作業中止。
すごい山の中にも民家あることも珍しくはない。
つまりは住宅事情を考える必要あるのだ。
で場所移動。
移動先はバイク屋。
場所を借りるのである。
しかし。
うちもうるさいちゅうねん、と突っ込まれる。
まぁそれはそれで(笑)。

やはり思わしくない。
エアスクリューの戻し数が3番だけおかしい。
全締めとなるのだ。おかしい。そんなはずはない。
スロー変えるか。
そこで異変が

FCRセッティング 009

黒い線が。何やろ?
これは…まさか…

FCRセッティング 010

それは何と、インシュレータのOリングだったのだ!
ボルトが緩かった。締め忘れだ。
締め忘れのためOリングがずれたのだろう。
Oリングはばらばらとなっている。
一部はどこを探してもない。
今頃は気体になったのだろう(笑)。
俺としたことが。

FCRセッティング 011

FCRセッティング 012

しかしここはバイク屋。適当なOリングで代用する。
長さ違い故に、切って調整しシール剤でごまかす。
さてここで再びエンジン始動。
普通。何の問題もなく吹ける。
今まで何やってん!!
つまりは二次エア吸っただけでここまで変わるということ。
そのままでは絶対セッティングなど出ない。
おかしい時は必ず何かある。
改めて思い知らされた。まずはそれを調べるべきなのであると。

さてエアスクリューである。
マニュアルではここをまずやるとある。
要はスロー系統の空気入口である。
ノーマルではここの調整は不可能。さすがは汎用品で考えられている。
しかし調整には難がある。

ビトーアダプター 001

ビトーアダプター 002

ボックス仕様のためアダプター使うが穴が小さいためそれをつけたままでは
ドライバーが入らないのだ。
そこを通るドライバーではスクリューに届かない。
つまりは調整の度にアダプターを外さなくてはならない。
何するにしてもタンク外すことになる。
そういうやり方では手間と暇掛かりすぎる。
出来るだけ無用な分解は避けたい。
穴がもっと大きければ済むこと。

アミバ19

と言うわけで…

ビトーアダプター 003

ビトーアダプター 004

ビトーアダプター 005

ビトーアダプター 006

木人形(デク)となるのは宿命(笑)。
容赦なく穴を広げる。
やる前に微糖に電話で聞いてあった。
モロではここは大気開放なのである。
予想どおり問題ないとの答えであったが、それなら何で最初からもっと大きしとけへんねん!
という突っ込みは無論ある。

これでばっちりと思いきや…

ビトーアダプター 007

元から穴がずれているようで、穴に通ってもうまく回せないのである。
この辺はドライバーによっても変わるのだが。

FCRセッティング 001

FCRセッティング 008

スローとストレート径違いの針を用意。
必要となってから用意しているようでは時間掛かりすぎる。
全く使わない可能性大いにあるがそれは仕方ない。

微糖のセッティングではスローがノーマルよりかなり濃い。
それは濃すぎやろ、と思うほど。
そのため主に薄い方を用意した。

針の方は上下2段ずつ。
1段で1/100違うのだがそれで違うのかと疑問に思った。
そこで相手側となる、ニードルジェット穴径を測ってみた。
要は穴との隙間で燃料の量が決まるわけである。
計算の結果、1/100の違いで約10%異なることがわかった。
これは大きい。

その6へ続く。

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