サンスタープレミアムレーシングその12012年10月04日 21時09分30秒

これまではサンスターレース用ディスクを使用していた。
レース用なので耐久性はそれなり。

一度ピンを交換しているが、それからそこそこ時間経過した。
またガタガタになっていたのは分かっていたが、手が回らないので放置していた。
しかし車検の時に指摘されたのだ。この辺で年貢を納めるか…











ザク04

01

減速できません!助けてください!少佐ぁぁ!!
ブレーキは怖い。燃え尽きたら嫌やろ(笑)。
前回ピン交換した際に色々書いている。
恐ろしい目に遭ったという事実。それを忘れることはない。

ガタガタだがアウターはまだまだ使える。ピンとインナーをだけで済めば
安上がりとなる。ピンとインナーを手配する。
しかし既に旧型となり入手不可能となっていた。
さすがに社外品。純正とは違い突然入手可能となっても驚くことはない。
となると丸ごとか。丸ごとだとパッドも替える必要が。
今時のパッドは高い。パッドだけでそこそこいってしまう。
サンスターに拘る必要もない。別のメーカーもある。
どいつもこいつもブ○ンボという思いもある。
マスターは使っているが(笑)。
しかし旧型は良いと思っていたのでまたサンスターに決定。
ストリート用だと純正より安い場合もある。
ひょっとしてサーキットで走らせるかもと思い、前回もレース用にしたが、
結局は一度もその機会はなかった(笑)。
今後もまずないと思うが、気が変わってそういうこともあるかもしれない。
限りなく可能性はゼロであるが、レース用に決定。

サンスタープレミアムレーシング 001

サンスタープレミアムレーシング 002

サンスタープレミアムレーシング 004

旧型を取り外す。ボルトは見てのとおり腐食が進んでいる。
ここは普段外すことはなく、状態の確認はできない。

サンスタープレミアムレーシング 005

サンスタープレミアムレーシング 006

アウターに消耗はほとんどない。ちょい乗りに使うことはほとんど無く乗る時には
まとまった距離を走ることが多い。また公道では滅茶苦茶走ることもない。
そのためそれほど傷むことはない。
しかしピンとインナーの摩耗は進んでいる。
これの交換ですめば…

サンスタープレミアムレーシング 010

サンスタープレミアムレーシング 012

サンスタープレミアムレーシング 013

サンスタープレミアムレーシング 009

サンスタープレミアムレーシング。各部がお好みで選べる。
アウターは形状や厚みを選択可。ピンは色を選べる。
ただし選択にあたっては制約があるので注意。
ピンのワッシャーも2種類ある。
動きが少ないウェーブタイプとした。動きが少ないためうるさくないのはいいが、
耐久性は悪いとされる。1レースごとの交換!となっている。
公道での耐久性は如何に。1000キロしか保たないということはないと思うが…
2枚で7万。やるな(笑)。

320ディスクだがとリムが干渉してキャリパーを抜き差ししにくい。
サポートを外せば取りやすくなるのでサポートを外す。
しかしボルトの感触がおかしい。

キャリパーサポート 004

ボルトは当時物。腐食が進んでいて色がこれだけ違う。
熱の影響も避けられない。
ボルトが腐食するということは相手側も腐食するということである。
上から3本目に注目。









ケンシロウ02

サポート、死亡宣告。
つまりは雌ねじがダメになったのだ。
1箇所だけなら直して使うが程度の差こそあれ全部おかしい。
これからもずっと使うことを考えて新品にすることに。
こんな所もアカンとは…

キャリパーサポート 001

キャリパーサポート 005

用意したサポート、アクティブ製。これまでと同じ物。
退色もある。年月がたつと確実に傷むようだ。

キャリパーサポート 002

ボルト類も新品に。

サンスタープレミアムレーシング 014

サンスタープレミアムレーシング 015

組み込んで完成。

キャリパーサポート 006

ディスクがキャリパーのセンターにこないと引き摺ったり、タッチが悪くなる。
フローティングだから勝手にセンターに来るということはない。
注意して組む必要がある。

その2へ続く。

KX85エンジンOHその42012年10月10日 20時41分41秒

その3より続く。

KX85エンジンOH 032

エンジンはとうに上がっていたが、その後の作業をする時間はなかったので
放置されていた。その期間2ヶ月。
ばらすと場所がものすごく必要で邪魔でしょうがなかった。
そんな理由もあり、とりあえずはエンジンだけでも終わらせないといけない。

KX85エンジンOH 035

クランクベアリング死亡。錆の影響かゴリゴリ。
エンジン内部は吸排気から外部と通じている。
そこから湿気が侵入し錆びたらしい。
時々エンジン掛けるか湿気対策しないといけないようだ。

KX85エンジンOH 034

ケース関係の交換部品。これだけで1万ほどとそれなりになる。
交換の判断はばらしてみないとわからないのでバイク屋に任せた。

KX85エンジンOH 036

KX85エンジンOH 037

まずはクラッチから組んでいく。
思ったより消耗はなかったのでそのまま使った。。
とはいえやはり板の消耗はある。近いうちに替えることになるだろう。
板やスプリング自体は過去に何度か交換している。
泥沼を走ると一撃で死亡したこともある。
クラッチが終わればシリンダーへと進む。

KX85エンジンOH 040

KX85エンジンOH 041

ピストンに傷はあるが、綺麗な方なのでそのまま使用。

KX85エンジンOH 039

排気バルブをシリンダーに取り付ける。
久しく放置したためどう組むのか忘れていた(笑)。
ここは他社と比べて凝った造りとなっている。
特許が関係なくてもメーカーとしては同じやり方はできないのだろう。

KX85エンジンOH 044

シリンダーをケースにつけてから、排気バルブ操作ロッドを付けようとすると
シリンダーと干渉し不可能。もうちょっとでイケそうでイケない。
このもどかしさ。
この辺の構造はもっと考えてもらいたい。

KX85エンジンOH 045

一旦シリンダーを上にずらして取付完了。

KX85エンジンOH 047

シリンダー関係の交換部品。
各種ガスケットも当然新品である。

KX85エンジンOH 046

エンジン完成。あとは車体と合体するのみ。
その5へ続く。

タイヤテスト2012年10月13日 12時33分21秒

先日タイヤテストしようとしたが天候不順のため延期していた。
降ろすのが面倒でその時以来、2週間積みっぱなしであった。
なかなか走れるタイミングが合わない。時間もなく焦っていた。
レースというのは日程が決まっていて、己の都合でどうにかなるものではない。
なんだかんだとバタバタしていたのを片付け時間を作って北神戸に抜かった。。

北神戸20121009 001

前回テスト日は雨であったが、現地ではほとんど降らなかったとのこと。
最近の天気は読めないことが多い。近ければ取り敢えず行くのもありだが。
この日は雨の心配はない。

昼間にここで走るのはいつ以来か。
平日なのでガラガラ。普段とは層が違うようでほのぼの感が漂う。
タイヤテストだけではなく、やることは他にもある。
走行開始するが、調子悪い。プラグかぶり。新品に交換。
それでも高回転の吹けが悪い。
ピットインして調べる。
エンジンが止まらん。そんなはずは。なんとキルスイッチの線が抜けていた。
エンジンが止まらんと焦る。その状態でも掛かるが吹けない。
その場合は、そういう現象になるのか?
よくわからないが実際そうであった。
ここの接続はカプラーではなく、ギボシ。ギボシは信頼性がイマイチで好きではない。
カプラーにすべきか。意外なトラブルも起こりうる。
他にも問題が。そちらは原因わかったので対策しないといけない。

キャブも薄いようである。
タイヤはまずダンロップから始めたがそんなこんなでテストどころではない(笑)。
間にレンタルカートもあって時間ある割には思ったように走れない。
ある程度走ってBSも試す。両方とも新品である。
BSの方が曲がるような気がするが、差という差は感じない。
旋回速度もBSの方が気持ち上のような気がしないではない。
結論はどっちでもエエんとちゃうん?(笑)。
堺でBSを使ったときには表面の荒れが気になったが、ここではそれはなかった。
使用距離は大したことがないからか?
今回ウォーマーを使った。
冷えた状態から使うとタイヤが傷むということもあるらしい。
ダンロップはウォーマー使わなくても、荒れたことはない。
腑に落ちないが、現時点ではなんともいえない。

ギヤのセッティングはショート目にしている。
その方が立ち上がりが楽なのである。
しかし、コーナーによっては引っ張りきるか、一旦シフトアップからシフトダウン
するかで迷う。
旋回速度を上げれば一気に解決するのであろうがタイヤのグリップもあり難しい。
時間が押してきて、そこまで試すことは出来なかった。
当分はテストする時間は取れない。
変に触ると失敗する可能性がありそのままいくしかないな。
今回はあくまでタイヤテストであり、セッティングに来ているんとちゃうちゅうねん。
当初の目的は何やってん(笑)。

十津川その12012年10月15日 21時27分46秒

3連休の中日。時間が取れたので泊まりでツーリングに行くことにした。
急に決めたので下調べの時間がなかった。
十津川方面に決定。そういえば去年の台風で通行止め区間があったような。
行こうと思っていた所はモロ通行止め。
宿を押さえてからそういうことを調べるようではアカンな(笑)。
行き当たりばったり出たとこ勝負なのでよくあることである。

十津川への道はかつては厳しい道だったが、今では相当改良されて狭い部分が
一部に残るのみ。そのためすんなり向かうと早く着きすぎる。
日帰りで楽勝である。程よい時間につくルートは。
敢えて遠回りし、時間調整するため龍神回りとした。

まずは高野山へ向かう。メインの道路は道が悪い割には車が多い。
追い越しもまず不可能。余りの遅さに意識が朦朧となる(笑)。
高野山から龍神スカイラインに入る。
いつの間にか無料になっているがバイクで来たのはいつ以来か。
前日の雨か、先日の台風の影響か所により湿った杉の落ち葉が。
崩落による工事もあった。
標高1000mなので大阪とは10℃ぐらい違う。寒い。
寒いことを見越してそれなりの準備はしてあった。
寒いのにメッシュジャケットの兵もいたが(笑)。

十津川2012 001

十津川2012 003

護摩壇山。ちなみにタワーは有料なので登ったことはない。
ここで昼にした。

さらにスカイラインを南下する。国道425~県道198で国道311に出る。
ここからは十津川方面に向かうため東へと走る。
道の駅中辺路で休憩する。
道の駅の向かいに牛馬童子への道がある。

十津川2012 007

十津川2012 008

十津川2012 011

ここは熊野古道となる。歩いてそちらへと向かう。
そこまでは800mということだが、もっとあると思う。
1キロぐらいではないのか。

十津川2012 010

牛馬童子像。過去にこれの首が切られるという事件があった。
何さらすんぢゃボケ。切るならワレの首切らんかい!
今の首は別に作られて胴体と合体されている。
その後、元の首はうち捨てられているのを発見されたらしいが、その時には
今の首になっていたので交換はされなかったとか。
写真では大きく見えるが実際はかわいらしい。賽銭で大きさが分かるだろう。
牛と馬に跨っているから牛馬童子。そのまんまである(笑)。
これも一種のタンデムなのか?

そのまま311を走り国道168に合流。十津川はもうすぐである。
因みに十津川は日本最大面積を誇る村として知られている。
広いとはいってもほとんどが山。平地はほとんどない。
今は道があるからいいが、昔はどんな暮らしだったのだろうか。

遠回りしてもまだ時間は早いので玉置神社に寄ることにした。
国道から10キロほどだが、よくある舗装林道のため以外と時間掛かる。
台風の影響と思うが、浮き砂や小石が多い。工事のため一部ダートもあった。
途中に分岐がある。間違えるととんでもない所に出るような気がする。
標識は一応あるので見落とさなければ迷うことはないだろう。
道を最後まで走ると神社の駐車場となる。

十津川2012 014

十津川2012 024

山また山。無限に続いていような錯覚に陥る。

十津川2012 016

十津川2012 023

杉林の中を20分ほど歩く。

十津川2012 017

十津川2012 018

十津川2012 021

わかりにくいが杉の大木が何本もある。境内は意外と狭め。
山頂へも行けるようだが、時間掛かるらしいのでそのまま引き返した。
そうこうするうちに程よい時間となった。
宿に入る。いろんな宿に泊まったことがあるが、不思議な感じであった。
悪くはないが詰めが甘い。惜しくもある。

風呂は当然温泉である。すぐ裏に川が流れているが、水面までかなりの高さが
あるためそこから水を汲むのは大変だろう。
今は水道が来ているからどうということはないが、昔は大変だったと思う。
水とは違い温泉は捨てるほどある。これぞ掛け流し。
温度は高く、相当埋めないと入れた物ではない。
そうこうして夜が更けていった。

その2へ続く。