常神岬その12012年08月29日 21時11分19秒

急遽時間が取れた。
遅めの盆休みツーリングに行くことにした。
1泊なので行く場所は限られる。どこにするか。
色々考え常神に決定。
以前にも行っているが泊まったことはない。
魚が旨いことで有名なので一度は泊まりたいと思っていた。

宿を探して電話すると…
満室。盆は終わりだがまだ夏休みなので驚くことはない。
次へ。その日は休みとか不調で開けていないなど何なんそれ状態。
商売気がないというか…
究極には1人はお断り…
1人も4人も実質同じなのでわからんことはない。
しかし、そこへは絶対に行くことはないだろう。
最初から分かっていたら電話したりしないだけのこと。
中々手強いな。
数件電話してようやく押さえることが出来た。
かなり直前なので目的地を変えないといけないのかと思った。

今回の車両はDトラを選択。下道であれば程よい距離である。
日帰りだとかなり厳しい。

時間が無く準備は当日の朝にした。
準備に手間取り1時間遅れで出発。
まだ大阪を出てもいないのに事故に遭遇。
バイクと車が絡んだようであるが、意味不明な状況である。
ライダーは動かないのでかなりやばそうな感じ…
直後風だが急には止まれないし、車からは人が降りている。
任すしかないな。ライダーはオワンにTシャツ。
頭へのダメージかどうかは定かではないが、まともな装備するべきだ。
己に非はなくても一方的に突っ込まれることもあるぞ!
過去にも色々と書いているが…
ただならぬ状況に恐怖を覚える。
今日はアカンのかと思うと気が重いな…

今回は京都市内で国道367に入り、北上するルートを選択。
相変わらず京都市内は混んでいる。
スタートから遅れているのに色々あってさらに遅れる。
予定より2時間押し。
大原で昼時となった。こんな所でとは全く予想外。
とにかく飯にする。何気に外を見ると雨が!
市内でもかなり曇っていたが降るとは…
やっぱり今日はアカンのか?
暫く様子を見ていると、ほぼ止んだようだ。
当初の予定では三千院に寄り道するつもりであった。
時間が押しているし、また降ってくるかも。
北の方は降っていないようなのでそちらはパスして先に進むことにした。

少々走ると完全に止んだ。さらに走ると降った形跡はない。
山の中であるがそこだけ降ったみたいだ。
時間が押しているとはいえ、全く寄り道しないのもアレである。
国道303号に入ってから熊川宿に寄ることにした。
道の駅が入口に位置するためわかりやすい。

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街道沿いに昔の家が残っている。1キロぐらいか。
用水路が流れていたりしていかにもな雰囲気。
猫ものんびりしている。

国道27から162に入ると三方五湖沿いにでる。
さらに湖畔を走ると県道216になる。
レインボーラインの入口を過ぎるとあとは1本道。
ここからはせせこましいワインディングであるが、バイクだと楽しく走れる。
崖崩れなど工事が多く路面も荒れている。
良くあるローカルワインディングのパターンである。
小石?落ち葉?で前が一瞬滑ったがその程度であった。

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道の終わりが常神の集落となる。予定時刻に到着。

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海以外何もない。しかしそれがいいのだ。
海は物凄く綺麗だとか。
それが目的ではないのでどうでもよいが、子供連れだとちょうどよいのだろう。

途中にも集落がありそこでも民宿の看板があった。
しかし先端まで行きたいのである。海沿いとか先っぽとか大好きなのだ。
そういう意味では壁沿いを走るゴキと大して違いはない(笑)。

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道に面していない宿への道は狭くは車を着けることは出来ない。
どうも集落のほとんどが民宿!のようだ。
バイクは離れの軒下に止めた。その辺に止めると潮をかぶる。
団体だとその辺も考える必要がある。

本日の宿はそてつの家
ここの庭には天然記念物のソテツがある。

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でかすぎて1枚の写真に収まりきらない。
部屋によってはソテツが見える。なんとも贅沢な。

ここは所謂所の民宿。妙な期待はしてはならない。
別に悪いことはなく、普通に民宿しているという感じで必要にして十分。
風呂に入ってから泡なんぞ喰らって本日のメインイベントに備える。

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これが本日のメインイベントだ。
3倍食うシャア専用でもなければ舟盛りなんぞ頼んでも食いきれないのは必定。
それ故に一般のコースを選択。値段の違いは単に料理の違いでしかない。
煮付けが旨い。
これで8400円。高くはないと思う。
満腹となり腹が苦しい(笑)。そうこうして夜が更けていった。

その2へ続く。