グラスウール交換 ― 2012年06月21日 20時56分37秒
ちょっと前より排気音が下品なのが気になっていた。
怨霊ではなく温室が問題である。
そこそこの年数が経過したのでウールの交換時期だろう。

用意したグラスウール。
ハイグレードな物。
かなり高いがしょっちゅう交換する訳ではないので良い物を使う。

オーテック製フルエキ、チタン。
最近はホンダ専門のようである。


ばらすにはまずリベットを外す。
入口側はスプリング引きが固定も兼ねる。
この構造は単純で安上がりだが問題もある。
排圧によりインナーパイプは絶えず後に押されている。
つまりリベットはせん断方向の力が掛かる。よってリベット穴ががばがばになり
そこから排気漏れに至るのだ。
実際以前使っていた某社製は同様の造りで排気漏れした。
そのため買うときには同じことが起こると指摘した。
するとそれは対策済みとの回答を得た。
どう対策済みなのか。
リベット部分に補強リング入れたり本体にスプリング引きを溶接する方法もある。
通常リベットはアルミを使う。そのため弱い。また出口より水の進入もある。
水が入るとリベットが腐食するのでせん断と2重の攻撃を受けるわけだ。
ノーマルは前部下側に水抜き穴がある。
それと同様に水抜き穴を設け、リベットをここだけステンにするのだ。
それで今まで問題はないので十分なのだろう。
メーカーによればカーボンに直接リベット打っている場合もある。
カーボンはガバガバになりやすい。
特に単気筒は1発1発が強烈なので傷みが激しい。
傷みを防ぐため後から円周上に打てるだけ打っているのを見たことがある。
見たら笑ってまうわ(笑)。
ちょっとしたことだがこういうところで評価が変わってくるのである。

外筒を外すのに四苦八苦。結構固着していた。

何とか分離に成功。ウールは一見綺麗だが。


実際はかなりきていた。パンチングにステンウールを巻いてある。
グラスウール飛散防止のためでありこちらもハイグレードな造り。
入口側の一部はなくなっている。燃え尽きたのだろう。
凄まじい熱。
ウールはその部分が炭になっている(笑)。
ステンウールが燃え尽きるとは…

大気圏突入!助けてください!少佐ぁぁ!!
ザクに大気圏を突破する性能はない。気の毒だが(笑)。
ステンウールは用意していないのでそれは触らずそのままとした。
あとで気付いたがウールの前後を入れ替えたら良かったのだ。
すでに遅い(笑)。今はそんなに乗ることはないので問題ないだろう。

新品ウールを巻く。ちょっと巻きすぎ感あり。かなりのむちむち状態(笑)。
これでも多すぎる部分は切ったのだが。

外筒をはめる。ただハメただけではリベット穴のずれが。
熱による歪みなのか。いやばらす時に変形したのか。
ドリルで揉んで穴を合わせる。
例のステンリベットだが用意していなかったのでアルミを使った。
すぐには問題は発生しないと思うが後日ステンに交換する予定である。
怨霊ではなく温室が問題である。
そこそこの年数が経過したのでウールの交換時期だろう。

用意したグラスウール。
ハイグレードな物。
かなり高いがしょっちゅう交換する訳ではないので良い物を使う。

オーテック製フルエキ、チタン。
最近はホンダ専門のようである。


ばらすにはまずリベットを外す。
入口側はスプリング引きが固定も兼ねる。
この構造は単純で安上がりだが問題もある。
排圧によりインナーパイプは絶えず後に押されている。
つまりリベットはせん断方向の力が掛かる。よってリベット穴ががばがばになり
そこから排気漏れに至るのだ。
実際以前使っていた某社製は同様の造りで排気漏れした。
そのため買うときには同じことが起こると指摘した。
するとそれは対策済みとの回答を得た。
どう対策済みなのか。
リベット部分に補強リング入れたり本体にスプリング引きを溶接する方法もある。
通常リベットはアルミを使う。そのため弱い。また出口より水の進入もある。
水が入るとリベットが腐食するのでせん断と2重の攻撃を受けるわけだ。
ノーマルは前部下側に水抜き穴がある。
それと同様に水抜き穴を設け、リベットをここだけステンにするのだ。
それで今まで問題はないので十分なのだろう。
メーカーによればカーボンに直接リベット打っている場合もある。
カーボンはガバガバになりやすい。
特に単気筒は1発1発が強烈なので傷みが激しい。
傷みを防ぐため後から円周上に打てるだけ打っているのを見たことがある。
見たら笑ってまうわ(笑)。
ちょっとしたことだがこういうところで評価が変わってくるのである。

外筒を外すのに四苦八苦。結構固着していた。

何とか分離に成功。ウールは一見綺麗だが。


実際はかなりきていた。パンチングにステンウールを巻いてある。
グラスウール飛散防止のためでありこちらもハイグレードな造り。
入口側の一部はなくなっている。燃え尽きたのだろう。
凄まじい熱。
ウールはその部分が炭になっている(笑)。
ステンウールが燃え尽きるとは…

大気圏突入!助けてください!少佐ぁぁ!!
ザクに大気圏を突破する性能はない。気の毒だが(笑)。
ステンウールは用意していないのでそれは触らずそのままとした。
あとで気付いたがウールの前後を入れ替えたら良かったのだ。
すでに遅い(笑)。今はそんなに乗ることはないので問題ないだろう。

新品ウールを巻く。ちょっと巻きすぎ感あり。かなりのむちむち状態(笑)。
これでも多すぎる部分は切ったのだが。

外筒をはめる。ただハメただけではリベット穴のずれが。
熱による歪みなのか。いやばらす時に変形したのか。
ドリルで揉んで穴を合わせる。
例のステンリベットだが用意していなかったのでアルミを使った。
すぐには問題は発生しないと思うが後日ステンに交換する予定である。
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