雪の高野山~熊野三山その2 ― 2012年02月11日 08時35分30秒
その1より続く。
本日はまずは潮岬を目指す。
何度も行っているが外せない場所であり近くに来たらとりあえず寄る。
国道42を南へ走る。古座川の辺りだろうか。
カメラマンが大挙集合。何しとんねん。
海面に煙が見える。煙ではなく霧か?
しかし、いきなり止まれない。少々走ると止まれる場所があった。




よく見ないとわからないが海面から水蒸気というか湯気が立ち上っている。
海霧というらしい。この辺はそれで有名らしい。
ただいつでも見ることが出来る訳ではないようである。
なんとなく得した気分(笑)。

海霧から近くには橋杭岩。海上に岩が並んでいる。
さらに国道を走り潮岬へ。




ご存じ本州最南端。うーん地球は丸い(笑)。
国道371を内陸に入り、古座川の一枚岩へ向かう。


一枚岩。これが一つの岩らしい。大きすぎて写真に収まりきらない。
その前には小さな道の駅がある。
次はツーリングマップで見つけた虫喰い岩へ。
少々細目の県道を東へと走る。


蜂の巣状になっていてグロい。
上の方に何かある。拡大すると…

家!?
どうやって入れたのか?上の方に上がる道らしきものは見あたらない。
まさかトンネル掘ったわけではないだろう。謎である。
また42号に出て道の駅に戻ってきた。近くには補陀洛山寺があるのでそれにも寄る。

補陀洛山寺。昔はここから極楽浄土目指して船出したとか。
極楽浄土を目指すと言っても実際は死にに行くことだったらしい。
そこからは那智川沿いの県道で那智山を目指す。
川には岩がごろごろしている。先の台風の影響か。
那智大社手前の道は以前は有料だったと思うが、今は料金所跡すらない。
いつの間にかタダになったようである。
大社に至る道は工事多い。
台風による路肩の崩落があったが、通行自体はなんの支障もない。
有料駐車場に車を止め、歩いて那智大社へ向かう。
大社までは大した距離はないがきつめの階段となっている。はぁはぁ…
なまった体には堪える。


那智大社。建物に被害はないようである。

青岸渡寺。大社のとなり。ここも含めて大社なのか。


三重塔の向こうには那智の滝が見える。
このあたりまで滝の音が聞こえる。



那智の滝。日本一の落差を誇る。先っぽの方に行くには300円必要。
数日前は滝壺が凍ったそうだが滝壺は見えないので凍っているのか確認できない。
滝壺には岩がごろごろしているが、これって元からあるのか?

滝の後は川となるが、このとおり。凄まじい台風の破壊力。

おみくじなんぞを引いてみる。吉。
良くも悪くもない人生を表していると言える(笑)。
それはさておきコメントを読む。
求めよ!必ず与えられん!今年は欲望の鬼か!
よく見ると欲望ではなく願望であった。全然ちゃうやんけ!(爆)。
ざっと回って1時間ちょい。山を下る。
来る途中に大門坂を見つけていたのでちょっとだけ歩くことにする。
手前に無料駐車場あり。そこから歩いてみる。




昔の石畳と階段が残るがお世辞にも歩きやすいとは言えない。
マイナスイオン出まくりである。
事前にはあまり調べていなかったので、歩いているときにはどれぐらいの距離が
あるのかわからなかった。ちょっとだけでエエやろ、ぐらいの軽い気持ちであった。
なかなかにしんどいのである。心臓が爆発するぐらいに(笑)。
気付けば全部走破していた。
歩ききると大社までの残り距離は大したことはない。
帰ってからわかったが、残っているのは600mほどらしい。
終わりが見えないと精神的にも苦しい。
大社への道でしんどいなどと言っていたらここは歩かれへんな(笑)。
距離がわかっていたら最初から歩いていた。
42号を新宮へと走る。次は速玉大社である。


ここは山ではなく平地である。それも街から近い。
付近には他にもあるが、行ったことあるしウロウロしていると遅くなってしまう。
そのため今回はパスすることにした。
国道168で本宮へと走る。
途中の道の駅瀞峡街道熊野川に寄るが建物がない。どんな道の駅や!
途中の熊野川沿いではやけに更地が多いと思っていた。
そう、台風で流されてしまったのだ!
熊野川は小川ではない。結構な川幅がある。
堤防から溢れるぐらいの水の量。どれだけの水が流れたのか?



本宮大社。ここのみ本殿付近は写真撮影禁止となっている。
シンボルのカラスが見える。
これで熊野三山制覇完了。
となりの大斎原へ歩く。



ここは川沿いで元々大社があったのだが明治の水害で丸ごと流されたとか。
そのため現在の丘の上に移転したということである。
今の熊野川を見るととてもそんなことがあったとは思えないほどゆったりと流れている。
あとは帰るだけである。168号を延々走る。




斜面一面が丸ごと削られたかのように無くなっている箇所が何カ所もあった。
崩れたところは道も当然無くなっていたり…
交互信号は多数あるが、一応復旧しており通行に問題はない。
1箇所だけ対岸に迂回することになるがかなりの勾配であり、そこで雪降ったり
凍結したらまず進むことは不可能と思う。
他には仮設橋や重機専用の橋なんかもある。

夢の湯まで帰ってきた。
今日も閉まっている。ここも台風で営業していないのであった。
奥の山に雪が積もっているが、そこも斜面が丸ごとなくなったのだと思う。


夢の湯の対岸だがここも斜面が崩れている。
土砂が家々を破壊…
到底ここで生活するのは無理。
ちょっとやそっとの被害ではない。
ニュースで見ていると現実感が無いことが多いが、自分の目で見ると全然違う。
ここから大阪までは数十キロ。
そこではこのようになっている。
そんなことを考えながら帰ると気分が重かった…
本日はまずは潮岬を目指す。
何度も行っているが外せない場所であり近くに来たらとりあえず寄る。
国道42を南へ走る。古座川の辺りだろうか。
カメラマンが大挙集合。何しとんねん。
海面に煙が見える。煙ではなく霧か?
しかし、いきなり止まれない。少々走ると止まれる場所があった。




よく見ないとわからないが海面から水蒸気というか湯気が立ち上っている。
海霧というらしい。この辺はそれで有名らしい。
ただいつでも見ることが出来る訳ではないようである。
なんとなく得した気分(笑)。

海霧から近くには橋杭岩。海上に岩が並んでいる。
さらに国道を走り潮岬へ。




ご存じ本州最南端。うーん地球は丸い(笑)。
国道371を内陸に入り、古座川の一枚岩へ向かう。


一枚岩。これが一つの岩らしい。大きすぎて写真に収まりきらない。
その前には小さな道の駅がある。
次はツーリングマップで見つけた虫喰い岩へ。
少々細目の県道を東へと走る。


蜂の巣状になっていてグロい。
上の方に何かある。拡大すると…

家!?
どうやって入れたのか?上の方に上がる道らしきものは見あたらない。
まさかトンネル掘ったわけではないだろう。謎である。
また42号に出て道の駅に戻ってきた。近くには補陀洛山寺があるのでそれにも寄る。

補陀洛山寺。昔はここから極楽浄土目指して船出したとか。
極楽浄土を目指すと言っても実際は死にに行くことだったらしい。
そこからは那智川沿いの県道で那智山を目指す。
川には岩がごろごろしている。先の台風の影響か。
那智大社手前の道は以前は有料だったと思うが、今は料金所跡すらない。
いつの間にかタダになったようである。
大社に至る道は工事多い。
台風による路肩の崩落があったが、通行自体はなんの支障もない。
有料駐車場に車を止め、歩いて那智大社へ向かう。
大社までは大した距離はないがきつめの階段となっている。はぁはぁ…
なまった体には堪える。


那智大社。建物に被害はないようである。

青岸渡寺。大社のとなり。ここも含めて大社なのか。


三重塔の向こうには那智の滝が見える。
このあたりまで滝の音が聞こえる。



那智の滝。日本一の落差を誇る。先っぽの方に行くには300円必要。
数日前は滝壺が凍ったそうだが滝壺は見えないので凍っているのか確認できない。
滝壺には岩がごろごろしているが、これって元からあるのか?

滝の後は川となるが、このとおり。凄まじい台風の破壊力。

おみくじなんぞを引いてみる。吉。
良くも悪くもない人生を表していると言える(笑)。
それはさておきコメントを読む。
求めよ!必ず与えられん!今年は欲望の鬼か!
よく見ると欲望ではなく願望であった。全然ちゃうやんけ!(爆)。
ざっと回って1時間ちょい。山を下る。
来る途中に大門坂を見つけていたのでちょっとだけ歩くことにする。
手前に無料駐車場あり。そこから歩いてみる。




昔の石畳と階段が残るがお世辞にも歩きやすいとは言えない。
マイナスイオン出まくりである。
事前にはあまり調べていなかったので、歩いているときにはどれぐらいの距離が
あるのかわからなかった。ちょっとだけでエエやろ、ぐらいの軽い気持ちであった。
なかなかにしんどいのである。心臓が爆発するぐらいに(笑)。
気付けば全部走破していた。
歩ききると大社までの残り距離は大したことはない。
帰ってからわかったが、残っているのは600mほどらしい。
終わりが見えないと精神的にも苦しい。
大社への道でしんどいなどと言っていたらここは歩かれへんな(笑)。
距離がわかっていたら最初から歩いていた。
42号を新宮へと走る。次は速玉大社である。


ここは山ではなく平地である。それも街から近い。
付近には他にもあるが、行ったことあるしウロウロしていると遅くなってしまう。
そのため今回はパスすることにした。
国道168で本宮へと走る。
途中の道の駅瀞峡街道熊野川に寄るが建物がない。どんな道の駅や!
途中の熊野川沿いではやけに更地が多いと思っていた。
そう、台風で流されてしまったのだ!
熊野川は小川ではない。結構な川幅がある。
堤防から溢れるぐらいの水の量。どれだけの水が流れたのか?



本宮大社。ここのみ本殿付近は写真撮影禁止となっている。
シンボルのカラスが見える。
これで熊野三山制覇完了。
となりの大斎原へ歩く。



ここは川沿いで元々大社があったのだが明治の水害で丸ごと流されたとか。
そのため現在の丘の上に移転したということである。
今の熊野川を見るととてもそんなことがあったとは思えないほどゆったりと流れている。
あとは帰るだけである。168号を延々走る。




斜面一面が丸ごと削られたかのように無くなっている箇所が何カ所もあった。
崩れたところは道も当然無くなっていたり…
交互信号は多数あるが、一応復旧しており通行に問題はない。
1箇所だけ対岸に迂回することになるがかなりの勾配であり、そこで雪降ったり
凍結したらまず進むことは不可能と思う。
他には仮設橋や重機専用の橋なんかもある。

夢の湯まで帰ってきた。
今日も閉まっている。ここも台風で営業していないのであった。
奥の山に雪が積もっているが、そこも斜面が丸ごとなくなったのだと思う。


夢の湯の対岸だがここも斜面が崩れている。
土砂が家々を破壊…
到底ここで生活するのは無理。
ちょっとやそっとの被害ではない。
ニュースで見ていると現実感が無いことが多いが、自分の目で見ると全然違う。
ここから大阪までは数十キロ。
そこではこのようになっている。
そんなことを考えながら帰ると気分が重かった…
最近のコメント