メタリカのバッド2010年12月17日 22時03分25秒

Dトラ125のブレーキだが、高速域では不足を感じていた。
どうしようもないというわけではないが、全開走行ではもっと効いて欲しい。
それ以下では可もなく不可もなくという感じで特に思うことはない。
手軽にパッド交換してみた。

前キャリパー 001

ノーマルキャリパーである。どっかで見たようなキャリパーである。
隣の50Rを見てはっと気付いた。ホンダ用と同じなのだ。
右と左の違いはあるが基本同じである。ということはフォークとハブを何とかすれば
ダブルディスクにできるということやな!俺はせんけど(笑)。
詳細に違いを調べる。

前キャリパー 002

パッドが共通かどうか調べるためばらしてみる。
写真ではわからないがパッドかすがすごい。たかだか2000キロだが。
タイでは誰も気にしないのか?

前キャリパー 004

パッドの比較。左ノーマル、右は50Rに使っているメタリカ。
メタリカといっても某有名メタルバンドとは何ら関係がない(笑)。

ノーマルは爪付である。ホンダでも年式により爪付もあるようであるが
どっちでもいい。

前キャリパー 003

パッドピンも使える。右がノーマルのメッキだがメッキだとすぐに段付摩耗してしまう。
50Rではステンのパッドピン使っている。たしかデイトナだったと思う。

その他の違いはパッドピンの脱落防止プラグの有無である。
ホンダにあってカワサキにはない。実際必要ないと思うので50Rでは外している。

前キャリパー 005

ご覧のようにホンダ用パッド収まる。素晴らしい。
ホンダ用だと各種メーカーから出ているので選び放題である。

互換性確認したところでパッドを入手。50R同様メタリカを選択。
これは9Rでも使用している。効きやコントロール性など優れる、信頼の逸品である。
値段は少々高めなのが惜しいのだが。
パッドは種類も多いし、人により好みがあるので、各自で選ぶべし

入手したパッドを組み込む。ディスクはそのままなので当たりが出るのが早い。
新品ディスクだとそこそこかかるのである。
ノーマルと比較すると初期から明らかに効きが良くなっている。
効きコントロール性とも文句なし。
他ノーマルでもこれだとサーキットでもいけるか?

ノーズダイブの増加からしてフォークスプリングのレートが明らかに不足するように
なったことがわかる。
しかしそこは偽倒立フォーク。見た目のみ倒立で中身は正立なのだ。
それはいいがフォークスプリングばらせないのでスプリング交換は不可能である。
この構造はKSRの時代から継承されている。なんでこんな構造にするのか?
調べてみるとハスクもそうなっている。フォークメーカーは全然別だが偽倒立フォーク
だとそういう構造にならざるをえないのか?
ハスクは125だけコストダウンされている。
それだったら潔く正立でもエエんとちゃうん?
中途半端なことされると触るのが難しくなる。
一部のショップではKSRのフォークをチューニングしている。
作りは同じなのでそこに頼めば出来るはずだ。これは今後の課題である。

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