カワサキ試乗会-堺カートランド2009年04月13日 23時45分34秒

土曜カワサキの試乗会に行ってきた。場所は堺カートランドである。
ここでは何度も走っているが一般市販車で走ったのは初めてであり変な感じした(笑)。

教習所での試乗と比べると遙かに良いとは思うがやはり狭いと思う。
同日にホンダの試乗会舞洲でやっていたようで会場を押さえられなかったのかもしれない。

定刻の10時前に到着するとすでに始まっていた。
混雑するのを避けるためだろうか。受付し、順番待ちの列に並ぶ。

09堺試乗会 008

出番待ち状態。写真は昼前のため朝はもうちょっと少なかった。
展示車両はなく(全部試乗車?)車両の写真は撮っていない。

まずはZ1000。本当はZX-6Rの列に並んだつもりだったが、1列間違えたので Z1000となった(笑)。

ポジションは立っているが、微妙な前傾。足つきは悪くはないと思うのだが、
意外にも足出しにくくイマイチ。
サイドカバーの出っ張りが気になる。
ネイキッドとしては前後シートの段付が顕著であるため、ケツが嵌った感じとなる。
ウエストバッグを後ろに向けるとタンデムシートにあたり、前後に動けない。
そうしなければ十分なのか?どちらかというか、明らかにデザイン重視なので そうなるのか。

走り出すと排気量の割にはトルクが薄い。9R系エンジンだが、9Rより排気量 あるため
もっとトルクが厚いと思っていたがそれほどでも無かった。
基本欧米向けなので低速のトルクはあまり必要ないということか。
といえ、十分といえば十分で困ることはない。
前回りは倒立+ラジアルマウントキャリパーのためガッチリ感ある。
そこまで必要ないと言ってしまえばそれまでだがパフォーマンスネイキッド? としては必須装備だろうか。
ハンドリング自体は変な癖はなく乗りやすい。エンジンについては低速コース かつ、
前が押さえられているため正直高回転は試せなかったので評価できない。
とはいえ十分な動力性能あると推測する。

次は、個人的な本命新型ZX-6R。俺の9Rと比べるとコンパクトで軽量であることを 明らかに主張している。
ポジションは当然前傾。前が低いのではなく後が高い。9Rはノーマルよりも 車高を
上げているがそれよりも高くなっている。
とはいえ、旧型の中出しマフラー車と比べると低くはなっているようだ。

低速は思いの外ある。しかし、トルクモリモリなどとは言わない。
必要にして十分といったところだろうか。あまりトルクあると逆に開けにくく なるのでちょうどいいかと思う。
ミラーは見にくい。デザイン重視のためだろう。公道では後を警戒できず 注意を要すると思われる(笑)。

軽さによりハンドリングは軽いがレース使用を重視しているためだろう、
前が少々突っ張る感じがした。ハンドリング自体は癖はなく曲がる。

本領である高回転はとてもじゃないが試せる状況ではなかった。
回さないと本領発揮できないだろう。とはいえ、事前の予想通りの 特性であった。
公道での感じ予想できる。
なかなか良いと思う。こないだの岡山ツーリングで一緒に走ったので
高速域の走りは大体わかっている。 好みの1台であり欲しいと思うが、9Rと同じジャンルで全く同じエンジン形式 なのでどうかとは思う。

オーリンズのステアリングダンパー標準で着いてくるが変な癖は全くなかった。
ダンパーの効きかなり抑えられているらしい。それだと付ける必要ないと思う。
ステダン付けたところで振れる時は振れるというのがこれまでの経験でわかっている。
世間一般ではファッションパーツの扱いであり付けたいのなら付けてもらって構わない。
金掛かって重量増えてるだけのことである。
デメリットなければファッションパーツで済のだが低速域でダンパー効くと
非常にふらつくのである。以下にその問題を解決するかが問題だ。
これぐらいの車重でかつ、速いのは魅力だが…

最後に小忍者ninja250R。
250としては決して軽くはないのだが、リッタークラスと比べると軽量 なのは間違いない。
ポジションは前傾緩めだが下半身のホールドは良好である。
個人的にはもっと前傾なほうが良いが、目指すところを考えるとうまく 設定しているということか。
走り出すとやはり、リッタークラスに慣れてしまうと遅い。
回してなんぼの特性のようだが、思ったより回せなかった。
ハンドリングは全然曲がらないということはなく、好印象であった。
車体の基本設計は古いのにもかかわらずかなりいいのではないか。
こういう試乗会ではひたすら開けてなんぼになってしまうので評価としては 下がってしまうのはしょうがない。
ブレーキレバーの位置が近く、遊びも過大であったため2本掛け(人差し指と中指)では
ブレーキング時、レバーが薬指にあたってしまう。
レバー調整出来ないのでこの辺は要改善。

なかなか頑張っているとは思うが、そこそこ経験あるともっと上を求めてしまう。
結局は色々改造しないと行けなくなる。
気軽に乗れるのは良いがもっと刺激欲しいのが本音。
それだともっと上のクラスを買ってしまった方が手間暇金かからず満足度も 高くなる。
レプリカブームの時代であればもっと違う作り方も出来たのだろうが…

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試乗会の模様