安彦良和展 ― 2024年06月13日 22時30分47秒
神戸で安彦良和をやるというのは前から知っていた。
そういうのは今までに行ったことはない。どんなものか気になっていくことにした。
週末は混むのは必至と思い平日に時間作った。
そこそこの距離になる。それだけで行くのは。
場所的にさほど晴れていないアレもついでに行くことにした。


新長田駅近くの鉄人28号。会場の最寄り駅まで数駅なのだ。


街灯は鉄人の頭だったりする。





これが鉄人だ。
当然ながら鉄製。FRPなら樹脂人になってまうわけや。
全高はモビルスーツと同じ。というよりはこっちが元祖。
鉄人→魔神→モビルスーツの流れ。
これで50トンらしい。叩いてみるとわかるが、中身はがらんどうなのだ。
モビルスーツは40トン代とされる。
それで中身が詰まっているのだから、超軽量なのだ。
身長57mで体重550トンは適切ちゃうか。
地震のことを考えて、地面への固定は頑強のはず。
猫が車のボンネットに乗ると足跡がつく。
写真では分かりにくいが脚にそれらしいのがある。
しかし蜘蛛男でないと無理そうなので実際はどうなのか。
実は今回2回目であり、前は5年ほど前に来ている。
前回より”ウェザリング”の度合いが進行したと思う。
白っぽくなっているのがそうだ。



横の商業施設2階に展望デッキあり。下から見るのとは感じが異なる。
電車でさらに現地へ移動。
最寄り駅からは海側に向けて下っていく。
坂の町が目で分かる。行きはいいが帰りは…



現着。
当然、中は撮影禁止。
絵コンテというのを見たのは初めて。
実写の場合はどうか。脚本と撮影の間にもう一段階あるのか。
実物とコピーの両方がある。
昭和はアナログな仕事していたと思った次第。
今はどうしているのか。
制作の一端が見えたような気がした。
安彦の仕事を全部知っていたわけではない。
実現しなかったものもあって興味深い。
元々アニメの世界を目指してしたわけではないらしい。
偶然というか、それとも運か。
それで思い出したこと。
大河原邦男も全く別の仕事していて、たまたまアニメの世界に入ったという。
メカニックデザインという職業を確立したとされる。
当時は業界に入るのは緩かったらしい。
今ではそういうのをやりたいのがわんさかいるようで、入りたくても簡単には入れないようだ。
両名とも確かな実力あったから、入って成功できたわけだ。
今なら相手にされなかったように思う。
遅くとも80年代にはアニメーターは給料安くて長時間労働と言われていた。
大河原曰く、何もない所からデザインしてるのに報酬という意味での評価低すぎると。
先駆者がそうとうことは、その下はもっと評価低いということになる。
デザイナーの地位向上に動くべきだったと悔いてるとか。
今回の安彦の件でも、一回書いてそれで決まりというのはあり得ないのが分かる。
案をいくつも出して、要求に応じて修正。それを繰り返す。
ただ書くだけでも大変である。デザイナーは書く前にそれを考える必要がある。
仕事を請ける時に価格交渉許されないのだろう。
仕事終わってから一方的に報酬を知らされる。
それへの異議は認められない。そういうことか。
アニメーターもデザイナーも特殊技能であるが、そういう発想はないようだ。
声優はどうか。アムロも現役。
一般的な感覚では十分稼いだから、仕事する必要ないと考えるが。
長くできる仕事と長くしないといけない仕事。
似ているようで全く違うのだ。
それは監督も同じではないか。
つまり儲かるのは一部の頂点だけ。
代わりなんか、なんぼでもおる。嫌なら辞めろ。
そのように思える。日本では業界問わずだが。
正当な評価をしない。日本の行き詰まり感はそういうことちゃうの。
興味深い展覧会の内容とは別にそう思った次第。
そういうことを考えていると、展覧会の内容よりもそういうことばかり気になったのだ。
こう書くと内容を否定しているようだが、そうではないことをはっきりしておきたい。
予想に反して3時間程いた。じっくり見ようとすればもっと時間必要。
平日の昼すぎのためか、人は少なめ。
宣伝は直前に結構やっていた。入りの懸念があったと思う。
週末はどうなのか気になる。
そういうのは今までに行ったことはない。どんなものか気になっていくことにした。
週末は混むのは必至と思い平日に時間作った。
そこそこの距離になる。それだけで行くのは。
場所的にさほど晴れていないアレもついでに行くことにした。


新長田駅近くの鉄人28号。会場の最寄り駅まで数駅なのだ。


街灯は鉄人の頭だったりする。





これが鉄人だ。
当然ながら鉄製。FRPなら樹脂人になってまうわけや。
全高はモビルスーツと同じ。というよりはこっちが元祖。
鉄人→魔神→モビルスーツの流れ。
これで50トンらしい。叩いてみるとわかるが、中身はがらんどうなのだ。
モビルスーツは40トン代とされる。
それで中身が詰まっているのだから、超軽量なのだ。
身長57mで体重550トンは適切ちゃうか。
地震のことを考えて、地面への固定は頑強のはず。
猫が車のボンネットに乗ると足跡がつく。
写真では分かりにくいが脚にそれらしいのがある。
しかし蜘蛛男でないと無理そうなので実際はどうなのか。
実は今回2回目であり、前は5年ほど前に来ている。
前回より”ウェザリング”の度合いが進行したと思う。
白っぽくなっているのがそうだ。



横の商業施設2階に展望デッキあり。下から見るのとは感じが異なる。
電車でさらに現地へ移動。
最寄り駅からは海側に向けて下っていく。
坂の町が目で分かる。行きはいいが帰りは…



現着。
当然、中は撮影禁止。
絵コンテというのを見たのは初めて。
実写の場合はどうか。脚本と撮影の間にもう一段階あるのか。
実物とコピーの両方がある。
昭和はアナログな仕事していたと思った次第。
今はどうしているのか。
制作の一端が見えたような気がした。
安彦の仕事を全部知っていたわけではない。
実現しなかったものもあって興味深い。
元々アニメの世界を目指してしたわけではないらしい。
偶然というか、それとも運か。
それで思い出したこと。
大河原邦男も全く別の仕事していて、たまたまアニメの世界に入ったという。
メカニックデザインという職業を確立したとされる。
当時は業界に入るのは緩かったらしい。
今ではそういうのをやりたいのがわんさかいるようで、入りたくても簡単には入れないようだ。
両名とも確かな実力あったから、入って成功できたわけだ。
今なら相手にされなかったように思う。
遅くとも80年代にはアニメーターは給料安くて長時間労働と言われていた。
大河原曰く、何もない所からデザインしてるのに報酬という意味での評価低すぎると。
先駆者がそうとうことは、その下はもっと評価低いということになる。
デザイナーの地位向上に動くべきだったと悔いてるとか。
今回の安彦の件でも、一回書いてそれで決まりというのはあり得ないのが分かる。
案をいくつも出して、要求に応じて修正。それを繰り返す。
ただ書くだけでも大変である。デザイナーは書く前にそれを考える必要がある。
仕事を請ける時に価格交渉許されないのだろう。
仕事終わってから一方的に報酬を知らされる。
それへの異議は認められない。そういうことか。
アニメーターもデザイナーも特殊技能であるが、そういう発想はないようだ。
声優はどうか。アムロも現役。
一般的な感覚では十分稼いだから、仕事する必要ないと考えるが。
長くできる仕事と長くしないといけない仕事。
似ているようで全く違うのだ。
それは監督も同じではないか。
つまり儲かるのは一部の頂点だけ。
代わりなんか、なんぼでもおる。嫌なら辞めろ。
そのように思える。日本では業界問わずだが。
正当な評価をしない。日本の行き詰まり感はそういうことちゃうの。
興味深い展覧会の内容とは別にそう思った次第。
そういうことを考えていると、展覧会の内容よりもそういうことばかり気になったのだ。
こう書くと内容を否定しているようだが、そうではないことをはっきりしておきたい。
予想に反して3時間程いた。じっくり見ようとすればもっと時間必要。
平日の昼すぎのためか、人は少なめ。
宣伝は直前に結構やっていた。入りの懸念があったと思う。
週末はどうなのか気になる。
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