サンスターレーシングディスクオーバーホール ― 2009年07月13日 21時41分30秒
サンスターレーシングディスクをオーバーホールした。オーバーホールというほど大袈裟な物ではないのだが。
今まで気にしたことがなかったのだがレース用ディスクはピン周り見ておいた方が良いと指摘があったのだ。
今使っているのは5mm厚のΦ320ホールタイプという奴。ストリート用とは違い、かなりアウターが動くのである。
動くことにより、熱による変形を逃がすのだが限度を超えるといけないのは当然である。
レース用を使うまでは同社のストリート用を使っていたがこれがあっさりと歪んでしまったので
その代替として買ったのだ。その前にもノーマルも歪んでいる。
ストリートでは歪ませるまで使うのは普通ではないと思う。ブレーキ周り変更してサーキットを
走るとかなり苦しいのだろう。
ノーマルでもそれなりのペースで走っても問題は出にくいようである。
しかし、各部変更しコントロール性高まると思ったよりブレーキ掛けるようになるというのが経験からして間違いない。
となるとブレーキへの負担が増す。ノーマルのパッドでもサーキットを走ってもすぐにフェードするとは考えにくい。
となると負担が大きくなるのはどこか?そうディスクである。ブレーキで最も温度が上がるのはパッドであるが
その次はディスクであるのだ。メーカーとしては簡単にフェードするのは問題となるので簡単にフェードしないようにしていると思うがディスクまでは手が回っていないのではないか。
前置きが長くなった。そんなに使ったつもりはなかったのだが調べてみると5年で16000キロ走っていた!
これには自分でも驚いた。ここ数年、たいして乗っていなかったからな。
フローティングピン変えるかどうかはばらしてみてから考えることにしたが、ばらしてから部品手配
するのは二度手間である。どのみち変える可能性高いと思われたので潔く部品手配した。

フローティングピンセット1枚分6300円也。ピン数10本用である。ピンの数で値段変わるのか?
HPには記載ないが入手可能である。
現物見たときは何なんこれ?パソコンのリカバリディスクみたいやなと思った(笑)。

キットの内容はこのとおり。ピン、クリップ、ワッシャーからなる。
状況確認すべくばらしてみる。

まずはホイールを外す。

パッドとの当りの関係上、元通りに戻さないといけないので、元通りにできるようにディスクに記号を書いておく。

取り外したディスク単体。

ピン部アップ

反対側。クリップが見える。

パッドと擦れるアウター。それほどへたってはいない。パッドとのマッチングや乗り方によりかなり変わると思う。
振れや反りについては定盤がないと測定不可。アウターが動かなければダイヤルゲージで振れを計ることができるが。
厚みについては表面の状態から問題ないと判断して計っていない。この辺は乗り方次第だろう。

ばらしたピンおよびクリップ。それなりに汚れている。

ピンぼけでイマイチだが新品のフローティングピン。

こちらは旧品。わかりにくがアルマイトが剥がれて痩せ細っているのがわかるだろう。

新旧比較。わかりにくが現物はかなり違いがある。

新品の径約14.1

旧品は約13.8。これだけ違えばガタは全然違うといえる。全部計ったわけではないが
目視ではだいたい同じような感じであった。こうなると当然交換である。

ピンを止めるクリップとワッシャー。汚れているだけで損傷した感じはない。
厳密にいうとクリップは一度外すと柔くなるのか?再利用できなくもないと考えるが、セットに含まれるので交換する。


アウター単体。さすがにステンレスのためほとんど減った感じはしない。


インナー単体。レース用の警告あるが車検には問題ない。実際これで何度も通しているのだ。


インナーのピン部との接触部分。結構へこんでいる。交換が望ましいと思うが今回はそのまま使用する。


ピン組み替え後の表裏。

組み替え前後の比較。

ピン部アップ。実はクリップの向きが逆である。

クリップは抜けにくい向きにする。写真ではわかりにくな。製造の都合上、片側のエッジは落ちたようになる。
そちら側をワッシャに向けて組み込む。

ついでにホイールベアリングもチェックする。指でベアリング回してみるとちょっとゴリっとした感触あり。
今にもやばい感じではないが近いうちに交換予定。

固定ボルトに軽い腐食あり。正確にはホイール側(めねじ)の腐食である。

ワイヤーブラシで清掃後締め付ける。メーカーではねじロック塗布しているが後々の取り外しを
考えて俺は塗らない。塗ってしまうとボルトの清掃など大変なのだ。
しっかり締め付ければ問題ないが自信なければねじロック使った方がいいだろう。
組み替え後、アウターを動かしてみるとガタが全然ちゃうやんけ!ピンのへたりはかなり影響があると
改めて認識した次第。走行していないので走行時にフィーリング変わるのかは不明である。
今まで気にしたことがなかったのだがレース用ディスクはピン周り見ておいた方が良いと指摘があったのだ。
今使っているのは5mm厚のΦ320ホールタイプという奴。ストリート用とは違い、かなりアウターが動くのである。
動くことにより、熱による変形を逃がすのだが限度を超えるといけないのは当然である。
レース用を使うまでは同社のストリート用を使っていたがこれがあっさりと歪んでしまったので
その代替として買ったのだ。その前にもノーマルも歪んでいる。
ストリートでは歪ませるまで使うのは普通ではないと思う。ブレーキ周り変更してサーキットを
走るとかなり苦しいのだろう。
ノーマルでもそれなりのペースで走っても問題は出にくいようである。
しかし、各部変更しコントロール性高まると思ったよりブレーキ掛けるようになるというのが経験からして間違いない。
となるとブレーキへの負担が増す。ノーマルのパッドでもサーキットを走ってもすぐにフェードするとは考えにくい。
となると負担が大きくなるのはどこか?そうディスクである。ブレーキで最も温度が上がるのはパッドであるが
その次はディスクであるのだ。メーカーとしては簡単にフェードするのは問題となるので簡単にフェードしないようにしていると思うがディスクまでは手が回っていないのではないか。
前置きが長くなった。そんなに使ったつもりはなかったのだが調べてみると5年で16000キロ走っていた!
これには自分でも驚いた。ここ数年、たいして乗っていなかったからな。
フローティングピン変えるかどうかはばらしてみてから考えることにしたが、ばらしてから部品手配
するのは二度手間である。どのみち変える可能性高いと思われたので潔く部品手配した。

フローティングピンセット1枚分6300円也。ピン数10本用である。ピンの数で値段変わるのか?
HPには記載ないが入手可能である。
現物見たときは何なんこれ?パソコンのリカバリディスクみたいやなと思った(笑)。

キットの内容はこのとおり。ピン、クリップ、ワッシャーからなる。
状況確認すべくばらしてみる。

まずはホイールを外す。

パッドとの当りの関係上、元通りに戻さないといけないので、元通りにできるようにディスクに記号を書いておく。

取り外したディスク単体。

ピン部アップ

反対側。クリップが見える。

パッドと擦れるアウター。それほどへたってはいない。パッドとのマッチングや乗り方によりかなり変わると思う。
振れや反りについては定盤がないと測定不可。アウターが動かなければダイヤルゲージで振れを計ることができるが。
厚みについては表面の状態から問題ないと判断して計っていない。この辺は乗り方次第だろう。

ばらしたピンおよびクリップ。それなりに汚れている。

ピンぼけでイマイチだが新品のフローティングピン。

こちらは旧品。わかりにくがアルマイトが剥がれて痩せ細っているのがわかるだろう。

新旧比較。わかりにくが現物はかなり違いがある。

新品の径約14.1

旧品は約13.8。これだけ違えばガタは全然違うといえる。全部計ったわけではないが
目視ではだいたい同じような感じであった。こうなると当然交換である。

ピンを止めるクリップとワッシャー。汚れているだけで損傷した感じはない。
厳密にいうとクリップは一度外すと柔くなるのか?再利用できなくもないと考えるが、セットに含まれるので交換する。


アウター単体。さすがにステンレスのためほとんど減った感じはしない。


インナー単体。レース用の警告あるが車検には問題ない。実際これで何度も通しているのだ。


インナーのピン部との接触部分。結構へこんでいる。交換が望ましいと思うが今回はそのまま使用する。


ピン組み替え後の表裏。

組み替え前後の比較。

ピン部アップ。実はクリップの向きが逆である。

クリップは抜けにくい向きにする。写真ではわかりにくな。製造の都合上、片側のエッジは落ちたようになる。
そちら側をワッシャに向けて組み込む。

ついでにホイールベアリングもチェックする。指でベアリング回してみるとちょっとゴリっとした感触あり。
今にもやばい感じではないが近いうちに交換予定。

固定ボルトに軽い腐食あり。正確にはホイール側(めねじ)の腐食である。

ワイヤーブラシで清掃後締め付ける。メーカーではねじロック塗布しているが後々の取り外しを
考えて俺は塗らない。塗ってしまうとボルトの清掃など大変なのだ。
しっかり締め付ければ問題ないが自信なければねじロック使った方がいいだろう。
組み替え後、アウターを動かしてみるとガタが全然ちゃうやんけ!ピンのへたりはかなり影響があると
改めて認識した次第。走行していないので走行時にフィーリング変わるのかは不明である。
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