宮崎2015年02月08日 21時37分53秒

2月某日。仕事で宮崎に行った。
現地での宿泊が伴う日程のため、宿を探す。
しかし、全く持って空いていない。
冬の平日にそんなことはあり得ないはずだ。
ここではたと気づく。
キャンプシーズンなのであると。

調べてみるとかなりのQ団が同じタイミングで集まっているようだ。
その煽りを受けて宿がないのだ…
まさか野宿、などという選択肢は当然無い。
遠い所も探して何とか確保できた。
何、1カ所に集まっとんねん。
宿は確保したが何かありそうな雰囲気。
予定日数は押さえたが、それ以降は…

世界は激しく動いている。何が起こるかなど誰にもわからないのだ。
何かあるような危惧は出発前よりあったが、それに備えて余分目に宿を
押さえるようなことはしないのは当然。

やばそうな雰囲気であったが、やはりそのとおりとなった。
延長コール巻き起こるようなもの。
プロレスちゃうっちゅうねん(笑)。
泊まることが出来ないからといって、帰るなどということは許されないわけだ…
何とか宿を確保できた。
この焦りは経験してみないとわからないだろう。

さて。
色々ありつつも、何とか仕事完了。
フェリーを使い、車で来ていた。
船の出発まで時間ある。
大阪まで延々走って帰る手もある。
その距離約800キロ。
走ることが仕事のトラックの運転手ではない。
仕事のための移動でしかないのだ。
走って帰れば日が変わるまでに辿り着けそうだが。
船では翌日朝の着なのでさほどの違いは無いと言える。

九州からの帰りといえばこんなことがあった。
冬のためスタッドレス装着。車は@Dバン。
安ければ何でもいいようなう○こ車である(笑)。
乗用にしか乗ったことがなければ理解できないと思うが、貨物というのは
乗用と比べると走行性能が信じがたい程劣るのだ。
普通に走っていても、もっとしっかり走らんかい!などというのは普通だっりする。

明るいうちに仕事終わったので、その時間であれば走って帰ってもそう遅くは
ないと思われた。
阪神と九州各地はフェリーが各種あるが、時間的に自走を選択した。
自走での帰途。そこで事件が起きた。
夜はとうに更けているが、まだこんな所か。
この調子では日が変わってまうわ。
ペースを上げるべし。
路面はウェット。
何もない直線で追い越し車線を走る。
が、前には一台を挟んでトラック。左はがら空き。
後に付け暫く様子を見る。
いつまで右側走っとんねん、ワレー。
ホンマ、後全く見とらん奴しかおらんのか。

ここでブチ切れた。左からブチ抜くべし。
ここで追い越しを掛ける。
トラックと並びかける前で、なんとそいつが一気に左に寄ってきたのだ!!!
即、減速!!
減速し始めにフロントロック!!
100キロぐらいでだ!!
これぐらいでロックするか、う○こABSめ!と思いつつ、ブレーキコントロール。
人間ABSの方が遙かに高性能や!
当然、その状態では舵は効かないのである。
単独ならそれだけのことだが、相手あってのことだからな。
ハーフロック状態で、そのまま激突した。いや正確には接触。
寄ってくる最中に俺の存在に気づいたようで急ハンドルで右に戻っていった。
圧倒的な質量差で右前を当てられた俺はどないしようもなく横を向いた。
真横までは言い過ぎだが、斜め45°ぐらいだ!
カウンターでコントロール。
と思えばお釣りくらって、またしても逆にカウンター。
それを3回ほど繰り返しただろうか。
カウンター毎に振れは小さくなり最終的には収まった。
生きるか死ぬかの瀬戸際にあって、まだ冷静だったからそれだけで済んだ。

しかし、車のダメージはどうか?
一旦、路肩に逃げる。
しかし、そんな所に止まると後続に突っ込まれる可能性大。
たまたまパーキングすぐそこだったのでそこに待避。
肝心のトラックは、そのまま走り去った。
ミラー越しに俺が横向いているのは絶対にわかっている。
右に戻らなければ確実に死んでいたのは間違いない!!
電柱に突っ込んで死ね!!このチンカスが!!

パーキングで車を止める。
この時、顔面蒼白だったと思う。鏡見るなどという考えは全くなかったが。
車のダメージはあるが、走行には支障ない程度。
相手はおらんし、どこのどいつかもわからん。
結果的には自損事故。
ホンマ、何考えて生きとんねん!!!

スタッドレスなんてはっきり言って中途半端なタイヤである。
特定の条件下での使用に特化したタイヤは、その条件下では抜群のパフォーマンス
を発揮する。
スタッドレスはドライの高速まで考えているので雪道での性能に 過大な期待すると
痛い目に遭う。
雨に弱いのも身をもって経験済み。

死など、何の前触れもなくある時突然やってくる。
人の最期などそんなもんかもしれんわ。
生き死にの境目などそんなものか。
無常さを感じずにはおれない。
嫌になったからといって無責任に死んだりできもしない。
せめて今を精一杯生きようではないか。
そういうわけで、命を掛けてまで早く帰らなアカン理由はないのだ。

というわけで、無理に帰らず船の時間まで待つことにする。
延長のため着替えが足りない。
そこでファッションセンターし○むら発見!
ここで必要な分調達。
それでもまだまだ時間ある。ならば…
見せてもらおうか、某Q団のキャンプとやらを(笑)。

宮崎201502 004

粗☆チン軍ではない。巨☆チン軍だ(笑)。
なかなかの人気ぶり。そのためか駐車場有料。
商売繁盛で笹持ってこい(笑)。
別にファンでもない俺は引き返した(笑)。
それだけでなく…

宮崎201502 005

Jまでも…
そりゃアカンわ。

宮崎201502 002

延長により俺の予定が狂った。
おの~れ、おのれ、NINJA隊(謎笑)。