12Vコンプレッサー2013年01月06日 10時10分34秒

去年、雪の龍神スカイラインで全く進めなくなり延々バックにて逃げ帰った。
理由は色々あるかと思うが空気圧高すぎたこともあると思う。

空気圧下げるのは簡単だが、その後戻すにはどうするのか。
手で入れるのは大変。やはりコンプレッサーが必要。
12Vのコンプレッサーは各種あれどたいした物はない。
使えない物を買っても意味がないし、いざ使おうとしても使えないのは最悪。
というわけで時間だけが流れた。

ようやく、使えそうな物が見つかったので入手した。

12Vコンプレッサー 001

12Vコンプレッサー 002

12Vコンプレッサー 003

12Vコンプレッサー 004

12Vコンプレッサー 005

12Vコンプレッサー 006

12Vコンプレッサー 008

ボルケーノ エマーソンコンプレッサー。
同様な物で2000円程度で売っている物はあるが、1回も使えず終わるかと
思われる。しっかりした物を買う必要があるだろう。
約1万となかなかの値段であったが、それぐらいでないと使えないのだろう。

電源はバッテリーより直接取れということになっているが、何故かシガープラグ
になっている。15Aヒューズ付きなのでシガーでは無理だろう。

12Vコンプレッサー 009

電源はメインではなくサブから取ることにする。
充電器の延長コードを改造して繋げるようにした。
間にカプラーを増設して割り込めるようにするのだ。
当然極性を間違えないようにする必要がある。
完成してから繋げようとするが繋げない。
?なんとカプラーがメスどうしだった。レズかっちゅうねん(笑)。
気を取り直してやり直す。完成したならばまずはテストである。

12Vコンプレッサー 010

空気を完全に抜いて規定の圧力までどれぐらいかかるか時間を計る。
タイヤはノーマルサイズ195/80-15のスタッドレス

12Vコンプレッサー 011

テスト開始。音はそんなにしない。人によりかなり評価分かれるようだが。

エンジン掛けずに開始したが、サブバッテリーの電圧がみるみるうちに下がっていく。
12V以下となったところでこれは無理と判断し、エンジン始動。
エンジン掛けたら作動音などわからない(笑)。
作動時は本体が多少踊るが押さえていないとどうにもならないほどではない。

12Vコンプレッサー 012

エンジンを掛けると電圧はこの辺りで落ち着いていた。

あるところで止まる。改造した配線にはヒューズがある。
7.5Aだが見事に飛んでいた。10Aに変えてみる。
またしても飛ぶ。

12Vコンプレッサー 014

やはり15Aでないと無理。

12Vコンプレッサー 015

付属の圧力計で3キロまで上げるのに6分要した。
ヒューズ変えたりしている間は計測は中断したが結果はあくまで参考まで。
本当は3.5まで上げるつもりだったが、寒いので途中で打ち切った。
当然だがあくまで補充用でしかない。そういう使い方では十分な性能では。

以上の結果を持って出撃した。今年は異常に雪が多いらしい。
行った場所についてはいずれは触れる予定。
山奥のかなり激しい状態の道も走った。
空荷では前後の重量バランスが悪く前が重い。
これは軽トラでも同じだが箱車の宿命。
そのため荷室後端に工具箱を積んでおいた。
推定重量80キロ。十分なのか不足なのか?
ほかの車は何事もないかのように走っているが、俺は流れたり空転したり。
あれが連邦軍のスタッドレスの威力なのか!?(笑)
ここで空気圧を下げることに。ところが手持ちのデジタル式ゲージはなんと電池切れ。
肝心な時に役にたたんとは!こういうのは原始的な方が正確で確実なのだろう。
数値はわからないので、タイヤのつぶれ具合で判断する。
車重は2トンを軽く超えておりあまり下げると車重を支えきれなくなる。
こんなもんやろ、というところで止める。
1キロも抜いていないはずだが、これで変わるのか。
たしかにマシにはなったが相変わらず、滑るときは滑る。
絶対滑らないということはあり得ないので抑えて走るしかない。


某町中の緩い登り。普段だとなんでもない。
ここで信号に引っかかる。
これは!


男塾01

信号変わって発進。虚しく空転するのみ。全く進まん。
後ろの車を先に行かせて一旦下がる。そして再挑戦。
なんとかクリアー。行かれへんのは俺だけか!
LTと乗用で性能に差はあるのか。メーカーによる違い?
3シーズン目でバリ山だが、性能を発揮するのは新しいうちだけ?
色々思うところあるがどうなのか。

タイヤメーカーのHP見ても推奨空気圧などは載っていない。
ということはメーカー指定に合わせるということになるがそれだと高すぎる。
LTタイヤということで耐久性も重視しているはず。
1ナンバーとはいえ、完全に遊び専用なので距離も走らないし目一杯積むこともない。
ならば乗用を選択するのか。
車検は考えないとしても保険が出るとか出ないとかいう話もあるようだ。
この辺は都合もあるのだろうが、釈然としない。

スタッドレスなどとはいっても、ドライの高速まで走ることを考えてある。
特定の目的だけを追求したタイヤの性能は圧倒的。
雪道のみに特化すればまた違う結果になるかと思われる。
今シーズンはこのまま使って来年は代えることになるだろう。

雪道も終わり、空気入れるか。
ここで気づいた。せっかく作った線持ってくるのを忘れたのだ。
このコンプレッサーどうすんねん。
そんなオチとは(笑)。

ところでメーカーHPによると生産中止になっている。
これぞタッチの差か。