邪道ミニバイクレース猪名川2011後編 ― 2011年09月22日 23時50分26秒
前編より続く。
次はスプリント。クラスは複数であるがいわゆるところの無法地帯クラスとなる。
ちなみにノーマルクラスはない。別にノーマルで出ても構わないのであるが。
スプリントは変則的に行われる。わずか5周の超スプリントを2ヒート行う。

ヒート1スタート前。キャンギャルいたりして華やかな雰囲気。
スタート前は雨がぱらついたりして微妙なコンディション。
その後もぱらついたが、それ以上降ることはなくドライでのレースとなった。
そしてスタート。スタートからほんぶちょ~さんが抜け出る。
危なげない走りで優勝。これぞ横綱相撲。
ヒート2は改造クラス耐久を挟みあとで行われる。
続いては改造クラスの耐久であるが、監督からまだ体力あるかと聞かれる。
それって?!そう出走要請である。体力はともかく半分片付けたし、昼飯食って
腹パンパンになったため断った。
このあたりが邪道らしいのか(笑)。
ちなみに若いのはノーマル耐久終わってからもツナギ着たままである。
どないしてんと聞くとこの後出走するとのこと。ここでも若さ故、有無を言わせず(笑)。
ちなみに監督は予定通りノーマルとのダブルヘッダーである。
さらにスプリントも出て完全制覇、皆勤賞な人もいた(笑)。
他のチーム員は他のチームで出るようでライダー足りないのか。
ピットクルーもいない。というか寝ていた(笑)。飲み疲れやな。
必然的に体空いている俺がピットクルーとなる。
スタート迫ってきたがバイクの調子悪い。吹けない。
どうも混合比濃すぎるらしい。しかしスタート直前のためどうしようもない。
我がチームの車両は俺の乗ったNSR以外はどれもこれも調子悪い。
こけずともボロボロ。何でやねん(笑)。
監督曰く、チーム内の車両全滅(笑)。
全滅か…それはきつい。なかなか整備する間ないんやろうな。
そんなこんなで進行は遅れている。
主催者は始めるからはよ来いよと怒っているし(笑)。
グリッドにつけるがアイドリング不可能。絶えずぱぁぱぱ、ぱぁぱぱ
煽っていないと息の根止まるのだ。
実際スタート直前に止まってめちゃ焦る。始動装置などないため押してすぐに掛ける。
こちらもルマン式スタート。マシン支えている間も当然吹かす。
なんとか止まらずにスタートできた。ふぅ…
調子悪いが走り出すと問題なさそうである。問題は低速だけか。
スタートしてから若いのに何分で交替するのか聞く。
若いの曰く、聞いてないとのこと。マブか?!
それやと呼ぶタイミングわからんやないか…
走り出した以上はどないしようもない。あとはライダーの判断やな。
監督の走りをみる俺。そろそろ入ってくる頃か。しかし入ってこない。
20分以上経過。これって呼ぶまで走り続けるんちゃうん?
というわけで俺の判断で30分で入れることにした。
さてライダー交代して再び走り出す。
監督にいつまで走り続けるつもりだったのか聞いたらめっちゃおもろいわとのこと。
ホンマ呼ばんかったらいつまでも走り続けてのか(笑)。
さて2回目の交替で再び監督の出番である。
それまでは問題なく走っていたが、調子悪そうである。ついに来たか。
そしてスローダウン。押してピットに帰ってくる。
ガス欠症状らしい。しかし燃料は十分ある。ということは…
タンクキャップ開けると問題なくエンジン掛かる。
とりあえず様子見でもう一度コースに送り出す。
だがまたしてもスローダウン。再びピットへ。
以上の症状よりタンクキャップの問題と判断した。
一般的には知られていないが、タンクキャップは外界と通じている。
外界と通じていないとタンク内が負圧となり燃料がキャブに行かなくなるのだ。
タンクキャップの穴をエアーで飛ばす。これで再びコースへ送り出す。
しばらくはこれでいけるかと思われた。しかしやはりスローダウン…
タンクキャップはアカンのは間違いない。
キャップに小細工してまたコースへ。ところがまたもやスローダウン(笑)。
何回止まんねん(笑)。
小細工なんかアカンわ!あとはタンク交換しかない。
他の車両よりタンクはぎ取り交換。
これで解決したようだ。
トラブルは他にもあった。カウルステーが折れている。
ライダーからするとそんなこと気にする余裕はないが見ている方からすると
走行中に空中分解しそうで怖かった。
残り時間あとわずか。最後まで走りきれるか?
なんとか持ち堪えチェッカーを受けた。ふぅぅ…
しかしピットロードで止まる。ホンマぎりぎりやな。
帰ってきたバイク回収しに何度も走った。レースより疲れたわ(笑)。
タンクキャップだけの問題ではないらしい。キャブもおかしいのか?
これぞ満身創痍、息も絶え絶え(笑)。
さて残すは本日のメインイベント、無法地帯スプリントヒート2である。
通常はヒート1の順位通りでグリッド決めるが、今回は1位がベッタからのスタートとなる。
つまりは1位は逆ポールからのスタートである。

ヒート2スタート前。
レーススタート!逆ポールからスタートのほんぶちょ~さん。
厳しいかと思いきやするすると前に出てきて2位につける。
3位以下は団子状態となっている。そこで事件が!
表ストレートエンドで接触!当たったと思ったらエイプが弾け飛んだ!
ライダーも吹っ飛ぶ!一瞬凍り付いた。
重大な事故になってもおかしくない状況であったがクラッシュしたのは1台だけで
あったので赤旗になることもなくレースは続行。
クラッシュしたライダーはすぐに立ち上がった。怪我はない模様。
レースの方はほんぶちょ~さん届かず2位。
このクラスめっちゃ激しい。堺では過激なつぶし合いの様相を呈していた。
ライダーはだいたい同じようである。また同じことになるのかと思われた。
刺激的であるが、そんなラインで抜けるわけ無い。結局共倒れなんてことも。
このクラッシュで関係者同士で一悶着あったようだ。
怪我はないようであるし、決着した模様。でも色々あるらしいわ。
これにて本日のレース全て終了。あとは表彰式とじゃんけん大会を残すのみ。
調子悪かった監督のチームなぜかクラス表彰されていた。
まわりからはナンボつんでん!黒い金か、の突っ込みが(笑)。
険悪な雰囲気ではなく、知り合い同士のちゃちゃである。
表彰では横向け禁止のトロフィーなどお笑いの雰囲気。
最後はじゃんけん大会。協賛色々あったようで景品豪華である。

俺はタイチのTシャツ獲得。
景品はあとになればなるほど、豪華に成っていく。
スタンドになった辺りで一気にヒートアップ。雰囲気が一変する。
参加者全員目の色が変わる。スタート前の如き緊張感が走る。
そしてカウルセットが出てきたら、おおぉとどよめきが起こった。
そして頂点に達した。
レースよりも白熱していたりして(笑)。
まとめ
このレースは独特の雰囲気ある。
レースといっても色々と選択肢あってよい。
明らかにお祭り系である。
やばくて本気の真剣勝負したいのであればまるちにでれば良い。
出ている方のレベルもばらばらで、ミニモトで優勝するチーム来ていた。
極端に速いからといって、単純に危ないレースとはいえない。
速いチームいると引いてしまうこと多い。
速いライダーはさくっと抜いていくので抜かれるに任せればいいだけ。
速いとは言っても、お祭り系なので極端に速いのはごく一部だけなのだ。
この辺は岡田杯も同じ。
ミニバイクの場合は、まるちのレギュレーションが基準となっているが、それだと
改造の制約が多すぎる。
改造=金掛かるの図式であろうがそんな単純なことではない。
ある程度改造認めた方が安上がりとなるのだ。
こちらはレギュレーションもあってないようなもので、極論すれば何でも出られる。
敷居が低いのはいいことと思う。
次はスプリント。クラスは複数であるがいわゆるところの無法地帯クラスとなる。
ちなみにノーマルクラスはない。別にノーマルで出ても構わないのであるが。
スプリントは変則的に行われる。わずか5周の超スプリントを2ヒート行う。

ヒート1スタート前。キャンギャルいたりして華やかな雰囲気。
スタート前は雨がぱらついたりして微妙なコンディション。
その後もぱらついたが、それ以上降ることはなくドライでのレースとなった。
そしてスタート。スタートからほんぶちょ~さんが抜け出る。
危なげない走りで優勝。これぞ横綱相撲。
ヒート2は改造クラス耐久を挟みあとで行われる。
続いては改造クラスの耐久であるが、監督からまだ体力あるかと聞かれる。
それって?!そう出走要請である。体力はともかく半分片付けたし、昼飯食って
腹パンパンになったため断った。
このあたりが邪道らしいのか(笑)。
ちなみに若いのはノーマル耐久終わってからもツナギ着たままである。
どないしてんと聞くとこの後出走するとのこと。ここでも若さ故、有無を言わせず(笑)。
ちなみに監督は予定通りノーマルとのダブルヘッダーである。
さらにスプリントも出て完全制覇、皆勤賞な人もいた(笑)。
他のチーム員は他のチームで出るようでライダー足りないのか。
ピットクルーもいない。というか寝ていた(笑)。飲み疲れやな。
必然的に体空いている俺がピットクルーとなる。
スタート迫ってきたがバイクの調子悪い。吹けない。
どうも混合比濃すぎるらしい。しかしスタート直前のためどうしようもない。
我がチームの車両は俺の乗ったNSR以外はどれもこれも調子悪い。
こけずともボロボロ。何でやねん(笑)。
監督曰く、チーム内の車両全滅(笑)。
全滅か…それはきつい。なかなか整備する間ないんやろうな。
そんなこんなで進行は遅れている。
主催者は始めるからはよ来いよと怒っているし(笑)。
グリッドにつけるがアイドリング不可能。絶えずぱぁぱぱ、ぱぁぱぱ
煽っていないと息の根止まるのだ。
実際スタート直前に止まってめちゃ焦る。始動装置などないため押してすぐに掛ける。
こちらもルマン式スタート。マシン支えている間も当然吹かす。
なんとか止まらずにスタートできた。ふぅ…
調子悪いが走り出すと問題なさそうである。問題は低速だけか。
スタートしてから若いのに何分で交替するのか聞く。
若いの曰く、聞いてないとのこと。マブか?!
それやと呼ぶタイミングわからんやないか…
走り出した以上はどないしようもない。あとはライダーの判断やな。
監督の走りをみる俺。そろそろ入ってくる頃か。しかし入ってこない。
20分以上経過。これって呼ぶまで走り続けるんちゃうん?
というわけで俺の判断で30分で入れることにした。
さてライダー交代して再び走り出す。
監督にいつまで走り続けるつもりだったのか聞いたらめっちゃおもろいわとのこと。
ホンマ呼ばんかったらいつまでも走り続けてのか(笑)。
さて2回目の交替で再び監督の出番である。
それまでは問題なく走っていたが、調子悪そうである。ついに来たか。
そしてスローダウン。押してピットに帰ってくる。
ガス欠症状らしい。しかし燃料は十分ある。ということは…
タンクキャップ開けると問題なくエンジン掛かる。
とりあえず様子見でもう一度コースに送り出す。
だがまたしてもスローダウン。再びピットへ。
以上の症状よりタンクキャップの問題と判断した。
一般的には知られていないが、タンクキャップは外界と通じている。
外界と通じていないとタンク内が負圧となり燃料がキャブに行かなくなるのだ。
タンクキャップの穴をエアーで飛ばす。これで再びコースへ送り出す。
しばらくはこれでいけるかと思われた。しかしやはりスローダウン…
タンクキャップはアカンのは間違いない。
キャップに小細工してまたコースへ。ところがまたもやスローダウン(笑)。
何回止まんねん(笑)。
小細工なんかアカンわ!あとはタンク交換しかない。
他の車両よりタンクはぎ取り交換。
これで解決したようだ。
トラブルは他にもあった。カウルステーが折れている。
ライダーからするとそんなこと気にする余裕はないが見ている方からすると
走行中に空中分解しそうで怖かった。
残り時間あとわずか。最後まで走りきれるか?
なんとか持ち堪えチェッカーを受けた。ふぅぅ…
しかしピットロードで止まる。ホンマぎりぎりやな。
帰ってきたバイク回収しに何度も走った。レースより疲れたわ(笑)。
タンクキャップだけの問題ではないらしい。キャブもおかしいのか?
これぞ満身創痍、息も絶え絶え(笑)。
さて残すは本日のメインイベント、無法地帯スプリントヒート2である。
通常はヒート1の順位通りでグリッド決めるが、今回は1位がベッタからのスタートとなる。
つまりは1位は逆ポールからのスタートである。

ヒート2スタート前。
レーススタート!逆ポールからスタートのほんぶちょ~さん。
厳しいかと思いきやするすると前に出てきて2位につける。
3位以下は団子状態となっている。そこで事件が!
表ストレートエンドで接触!当たったと思ったらエイプが弾け飛んだ!
ライダーも吹っ飛ぶ!一瞬凍り付いた。
重大な事故になってもおかしくない状況であったがクラッシュしたのは1台だけで
あったので赤旗になることもなくレースは続行。
クラッシュしたライダーはすぐに立ち上がった。怪我はない模様。
レースの方はほんぶちょ~さん届かず2位。
このクラスめっちゃ激しい。堺では過激なつぶし合いの様相を呈していた。
ライダーはだいたい同じようである。また同じことになるのかと思われた。
刺激的であるが、そんなラインで抜けるわけ無い。結局共倒れなんてことも。
このクラッシュで関係者同士で一悶着あったようだ。
怪我はないようであるし、決着した模様。でも色々あるらしいわ。
これにて本日のレース全て終了。あとは表彰式とじゃんけん大会を残すのみ。
調子悪かった監督のチームなぜかクラス表彰されていた。
まわりからはナンボつんでん!黒い金か、の突っ込みが(笑)。
険悪な雰囲気ではなく、知り合い同士のちゃちゃである。
表彰では横向け禁止のトロフィーなどお笑いの雰囲気。
最後はじゃんけん大会。協賛色々あったようで景品豪華である。

俺はタイチのTシャツ獲得。
景品はあとになればなるほど、豪華に成っていく。
スタンドになった辺りで一気にヒートアップ。雰囲気が一変する。
参加者全員目の色が変わる。スタート前の如き緊張感が走る。
そしてカウルセットが出てきたら、おおぉとどよめきが起こった。
そして頂点に達した。
レースよりも白熱していたりして(笑)。
まとめ
このレースは独特の雰囲気ある。
レースといっても色々と選択肢あってよい。
明らかにお祭り系である。
やばくて本気の真剣勝負したいのであればまるちにでれば良い。
出ている方のレベルもばらばらで、ミニモトで優勝するチーム来ていた。
極端に速いからといって、単純に危ないレースとはいえない。
速いチームいると引いてしまうこと多い。
速いライダーはさくっと抜いていくので抜かれるに任せればいいだけ。
速いとは言っても、お祭り系なので極端に速いのはごく一部だけなのだ。
この辺は岡田杯も同じ。
ミニバイクの場合は、まるちのレギュレーションが基準となっているが、それだと
改造の制約が多すぎる。
改造=金掛かるの図式であろうがそんな単純なことではない。
ある程度改造認めた方が安上がりとなるのだ。
こちらはレギュレーションもあってないようなもので、極論すれば何でも出られる。
敷居が低いのはいいことと思う。
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