スタンドフックプレートその1 ― 2011年07月31日 13時57分51秒

これまでは後をあげるにはL字形の受けを使っていた。
しかし掛ける位置によってはサイドスタンドと干渉する。
安定性もフック式と比べるとイマイチである。
カートコースでよく見る丸いゴム受けほどではないが、掛けるときに後ろに
動いてしまうので結構危なかったりするのだ。
スイングアームにフック取付座溶接する方法もあるが当然元に戻せない。
レーサーなら躊躇せず溶接するが街乗りでは後戻りできるようにしておきたい。
そんな折、オークションでKファクトリーのスタンドフックが投売りしていたので入手した。

定価16800円。スタンドフックとアクスルスライダーを兼ねている。
フックは一般的なスタンド側がV字になっているタイプではなく、車両側がV字のもの。
8耐でよく見る方式である。


組み立てる。ノーマルは鉄板プレスなのでかなりちゃちい。
見た目大幅にグレードアップ。ファッションパーツではなく機能パーツであるが
格好エエほうが当然よいのである。

取り付け前。

ノーマルのエンドキャップと交換する形となる。

チェンテンショナーが邪魔してつけ難いかと思いタイヤ外した。
後で気づいたがいきなり組み立てず、車両に付けた状態で組む方がいいと思う。

物の固定は何もない。スイングアームとの嵌め合いがきつくなっていることだけで
止まるのである。そのため手で押す程度では全く入らない。ハンマーで打ち込む。
いきなり組むとプレートが邪魔して打ち込みにくいのである。

スイングアームにキャップを取付ける。しかし付けてからおかしいことに気づいた。
キャップ横ににプレート取付け穴あるが内と外を間違えてしまったのだ。
それも両方(笑)。外してやり直すが…
ねじ止めではなく嵌め合いで止めるため外すのは大変である。
ドライバーでこじるしかない。となると傷がつくのは避けられない。
傷は修正するが完全には消せないのである。失敗は許されない。


残りも組んで完成である。
すでに書いたとおり物の固定ははめ合いのみ。
チェンアジャスター外さない限り、すなわちホイールを外さなければスタンド掛けても
安全である。しかしホイールを外してしまえばどうなるのか。
ホイールない状態で揺すったりしたらキャップが取れる可能性ある。
実際はかなりキツキツなのでよほどのことがなければ問題ないとは思うが…
ちなみにフック部分とアジャスタープレートは干渉しないようになっているので
チェーン調整可能である。そりゃそうや。
後ろ上げることにしか使えない…そんなん意味無いわ(笑)。
スタンド側フックそのままでは使えないのでそちらも処置しないといけない。
その2へ続く。
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