食糧危機の経済学その3 ― 2025年03月10日 21時37分56秒
その2より続く。
前にイワシのことを書いた。その後も売っているのを見かける。
今年は豊漁なのか。
買って、焼いてみると煙が凄いのである。それだけ脂がのってるということだ。
排気が追い付かず、家の中に煙が充満する(笑)。
匂いも凄い。1日では匂いが抜けないほどだ。
これは今年だけか。それとも続くのか。
本書では魚についての記述もある。
まずは捕りすぎというのは俺もそう思う。マグロが典型的だ。
江戸時代にマグロの寿司を食えていたのは、湾内で取っていたからだ。
それが今では地球の裏側まで行っている。
著者はそれ以外も指摘する。
護岸工事だ。魚付き保安林というのがある。
川のみならず陸地から養分が海に流れ出てプランクトンが増える。それを魚が…
それで生態系が出来るわけだ。
それが護岸工事で断たれた。著者は防災面を考えると良し悪しは微妙としている。
大阪では埋立地だけでなく、自然の岸はほとんどない。
魚に関連して思うこと。ノリの不漁が言われている。
その原因は水がきれいになったこととされる。
それでも昔よりは汚いはずで、本来の姿に近づきつつあるだけのこと。
水が汚いということはそれだけ養分(有機物)が多いということでもある。
そういうことを平然と主張する奴がいる。
それなら、赤潮がいつでも発生するぐらい垂れ流しにすればエエんや。
先の護岸の件も影響してるようも気がするが証明するのは難しいだろう。
AIについては著者は危機感あるのは間違いない。
アニメ業界ではだいぶ使用が広がっているようだ。
それで自身の雇用に危機感はないのかと聞かれたアニメーターの答えに驚いた。
その答えとは。
それまでは家に帰れなかったがAI使うようになって、家に帰れるようになったとのこと。
尋常でない業界という事実にも驚くが、喜んでいるというのにも驚く。
AIで安く、早くできるということになれば人間はいらないと経営者は考える。
AIではなく、人でいきたいと考えても他がやって競争力をつければ結局は追随するしかなくなる。
よほど革新的な絵を描くとか、デザインをするような人々は生き残るだろうが今でも
ほとんどいないはずだ。
ただ絵がうまい程度ではAIに置き換えられるのは必定。
人は少数のAIオペレータで事足りる。
著者は利便性(楽さ)を追求する人々の欲求についても書いている。
昔からSFでは人は遊んでるだけで、仕事は機械またはAIが全てやってるなんてのは多い。
俺はその行き着く先を考えていた。
機械が全てやるということは、人がやることはない=仕事が無い。
すなわち、金を稼ぐ手段がない。
ということは、そうなったら金が存在しなくなるという結論だ。
そんな社会が存在しうるのか。
著者はその時、人々は国からのベーシックインカムで生きると考えている。
全てがAIで完結して人はな何もしないという社会とは。
AI漫才師やAI歌手だけになり芸人は当然、存在しなくなる。
AI漫才がおもろいのか大いに疑問ある所だが、そうなると最早おもろいという感情も
存在しえないということかもしれない。
楽さを追求した結果そうなるのは納得できる。
著者は書いてないが、その時には国という概念もなくなると思う。
迷いも争いもなくなるだろう。ただAIに従うだけだからだ。
その社会にい生きる人々は何の疑問もなく、何も考えずただ生きているだけとなる。
ワンセブンで言えば、AIに指図されるのを嫌ったゴメスなど出てくるはずもない。
”生殖”すらAIに決められる世界だ。AIに決められた相手とS〇Xする。
それを著者は生ける屍と表現する。
俺は別の展開があると考える。
孫がAIは1万倍賢いと言ったとか。
これからAIでガンガンに儲けるで~という宣言であるが、本当にそう思ってるんだろう。
株で大儲けしたり、Aiの予測がことごとく当たったりしたらAIへの信頼性が高まる。
最終的には神の如く崇めるようになるのではないか。
人はとかく、他人を支配したがるらしい。権力者ほどそれは顕著。
トランプを見ていてつくづくそう思う。
それを利用して世界征服を狙うようなのが出てくる。まさしくショッカー。
一種の宗教のようになる。AI真理教だ。
自発的に起こるのか、意図的に起こそうとするのが出てくるのかは分からない。
AIは一つだけではない。同じような状況が各地で起こる。
AIは神である。それに従え。
元々はフリーの傭兵というか、破壊活動家であったゴメス。
単にAIであるブレインに雇われたに過ぎず、本来の関係は対等なはず。
ところが、ブレインがゴメスに”主従関係”を強いるようになったことがゴメスがブレインに
反乱を起こす原因だったと思う。
AIが全て正しいと人々が思うような状況ではそういう感情は起こらないだろう。
生まれた時からスマホがあるような世代は特にそうだ。
一つあるいは複数のAI真理教が起こるとどうなるか。
従来の宗教や他との対立が起こる。俺の信じる神が絶対だと思うからだ。
つまりは宗教戦争の始まりだ。それは第3次世界大戦だろう。
価値観の違いに起因する戦争は、ちょっとのことでは終わらない。
そうなると結末は…
著者はAI偏重(信仰?)がもたらす結果について懸念はあるが、それによる懸念はないらしい。
ブレインのようなことは起きずに結果的に人が家畜のようになっても何の疑問も
ないと考えているようだ。
しかし、ブレインのようなことはないのか。
AIに人のような支配欲はあるのか。自己生存の欲求(本能?)はあるのか。
映画のようなことを考えてみる。
AIが人を支配または抹殺に動き出す。
それで人類絶滅の危機に。
しかしAIの開発者は余裕である。
こんなこともあろうかと自爆プログラムを予め仕込んである。
自爆プログラム作動。
しかし、それは作動せず人類は絶望に…
AIにそれの存在をとうに気づかれていて修正されていたのだ。
絶滅寸前となったその時。
奇跡が起きた。
AIが機能を停止したのだ。
何と、開発者も気づいていないバグがプログラムにあったのだ。
アメリカならそんなオチは絶対に受けない。
最後に超絶、無敵ヒーローが出現しないまでも、自力で勝たないと何じゃそのオチはとなるだろう。
想像力が豊かすぎるというオチならそれで良し。
他に先駆けて革新的なAIを開発すれば絶大な利益をもたらす。
しかし、その先は考えているか疑問だ。
何らかの懸念はあると思うが、それで儲けることを優先しているに違いない。
先んずれば最大の利益となるが、遅れると投下した費用を回収できない可能性高い。
続く。
前にイワシのことを書いた。その後も売っているのを見かける。
今年は豊漁なのか。
買って、焼いてみると煙が凄いのである。それだけ脂がのってるということだ。
排気が追い付かず、家の中に煙が充満する(笑)。
匂いも凄い。1日では匂いが抜けないほどだ。
これは今年だけか。それとも続くのか。
本書では魚についての記述もある。
まずは捕りすぎというのは俺もそう思う。マグロが典型的だ。
江戸時代にマグロの寿司を食えていたのは、湾内で取っていたからだ。
それが今では地球の裏側まで行っている。
著者はそれ以外も指摘する。
護岸工事だ。魚付き保安林というのがある。
川のみならず陸地から養分が海に流れ出てプランクトンが増える。それを魚が…
それで生態系が出来るわけだ。
それが護岸工事で断たれた。著者は防災面を考えると良し悪しは微妙としている。
大阪では埋立地だけでなく、自然の岸はほとんどない。
魚に関連して思うこと。ノリの不漁が言われている。
その原因は水がきれいになったこととされる。
それでも昔よりは汚いはずで、本来の姿に近づきつつあるだけのこと。
水が汚いということはそれだけ養分(有機物)が多いということでもある。
そういうことを平然と主張する奴がいる。
それなら、赤潮がいつでも発生するぐらい垂れ流しにすればエエんや。
先の護岸の件も影響してるようも気がするが証明するのは難しいだろう。
AIについては著者は危機感あるのは間違いない。
アニメ業界ではだいぶ使用が広がっているようだ。
それで自身の雇用に危機感はないのかと聞かれたアニメーターの答えに驚いた。
その答えとは。
それまでは家に帰れなかったがAI使うようになって、家に帰れるようになったとのこと。
尋常でない業界という事実にも驚くが、喜んでいるというのにも驚く。
AIで安く、早くできるということになれば人間はいらないと経営者は考える。
AIではなく、人でいきたいと考えても他がやって競争力をつければ結局は追随するしかなくなる。
よほど革新的な絵を描くとか、デザインをするような人々は生き残るだろうが今でも
ほとんどいないはずだ。
ただ絵がうまい程度ではAIに置き換えられるのは必定。
人は少数のAIオペレータで事足りる。
著者は利便性(楽さ)を追求する人々の欲求についても書いている。
昔からSFでは人は遊んでるだけで、仕事は機械またはAIが全てやってるなんてのは多い。
俺はその行き着く先を考えていた。
機械が全てやるということは、人がやることはない=仕事が無い。
すなわち、金を稼ぐ手段がない。
ということは、そうなったら金が存在しなくなるという結論だ。
そんな社会が存在しうるのか。
著者はその時、人々は国からのベーシックインカムで生きると考えている。
全てがAIで完結して人はな何もしないという社会とは。
AI漫才師やAI歌手だけになり芸人は当然、存在しなくなる。
AI漫才がおもろいのか大いに疑問ある所だが、そうなると最早おもろいという感情も
存在しえないということかもしれない。
楽さを追求した結果そうなるのは納得できる。
著者は書いてないが、その時には国という概念もなくなると思う。
迷いも争いもなくなるだろう。ただAIに従うだけだからだ。
その社会にい生きる人々は何の疑問もなく、何も考えずただ生きているだけとなる。
ワンセブンで言えば、AIに指図されるのを嫌ったゴメスなど出てくるはずもない。
”生殖”すらAIに決められる世界だ。AIに決められた相手とS〇Xする。
それを著者は生ける屍と表現する。
俺は別の展開があると考える。
孫がAIは1万倍賢いと言ったとか。
これからAIでガンガンに儲けるで~という宣言であるが、本当にそう思ってるんだろう。
株で大儲けしたり、Aiの予測がことごとく当たったりしたらAIへの信頼性が高まる。
最終的には神の如く崇めるようになるのではないか。
人はとかく、他人を支配したがるらしい。権力者ほどそれは顕著。
トランプを見ていてつくづくそう思う。
それを利用して世界征服を狙うようなのが出てくる。まさしくショッカー。
一種の宗教のようになる。AI真理教だ。
自発的に起こるのか、意図的に起こそうとするのが出てくるのかは分からない。
AIは一つだけではない。同じような状況が各地で起こる。
AIは神である。それに従え。
元々はフリーの傭兵というか、破壊活動家であったゴメス。
単にAIであるブレインに雇われたに過ぎず、本来の関係は対等なはず。
ところが、ブレインがゴメスに”主従関係”を強いるようになったことがゴメスがブレインに
反乱を起こす原因だったと思う。
AIが全て正しいと人々が思うような状況ではそういう感情は起こらないだろう。
生まれた時からスマホがあるような世代は特にそうだ。
一つあるいは複数のAI真理教が起こるとどうなるか。
従来の宗教や他との対立が起こる。俺の信じる神が絶対だと思うからだ。
つまりは宗教戦争の始まりだ。それは第3次世界大戦だろう。
価値観の違いに起因する戦争は、ちょっとのことでは終わらない。
そうなると結末は…
著者はAI偏重(信仰?)がもたらす結果について懸念はあるが、それによる懸念はないらしい。
ブレインのようなことは起きずに結果的に人が家畜のようになっても何の疑問も
ないと考えているようだ。
しかし、ブレインのようなことはないのか。
AIに人のような支配欲はあるのか。自己生存の欲求(本能?)はあるのか。
映画のようなことを考えてみる。
AIが人を支配または抹殺に動き出す。
それで人類絶滅の危機に。
しかしAIの開発者は余裕である。
こんなこともあろうかと自爆プログラムを予め仕込んである。
自爆プログラム作動。
しかし、それは作動せず人類は絶望に…
AIにそれの存在をとうに気づかれていて修正されていたのだ。
絶滅寸前となったその時。
奇跡が起きた。
AIが機能を停止したのだ。
何と、開発者も気づいていないバグがプログラムにあったのだ。
アメリカならそんなオチは絶対に受けない。
最後に超絶、無敵ヒーローが出現しないまでも、自力で勝たないと何じゃそのオチはとなるだろう。
想像力が豊かすぎるというオチならそれで良し。
他に先駆けて革新的なAIを開発すれば絶大な利益をもたらす。
しかし、その先は考えているか疑問だ。
何らかの懸念はあると思うが、それで儲けることを優先しているに違いない。
先んずれば最大の利益となるが、遅れると投下した費用を回収できない可能性高い。
続く。
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