スパイラルハイシートその22012年03月28日 22時53分04秒

その1より続く。

ハイシート 017

革の弛みであるがしばらく置いておくと馴染んだようで目立たなくなった。
しかし完全に消えたわけではない。意外にも綺麗にするのは難しい。

まとまった距離を走ったのでインプレしてみる。
この日150キロほど走った。メインはローカルなワインディングである。
ノーマルの時は30キロでケツが割れてしまった。
ハイシートではどうか。50キロまではどうともない。
それからはやはり痛くなってくる。
痛いとはいえ、度合いがかなり軽減されている。

この日ア○ルの調子が悪かった。そんな日もある(笑)。
まずはア○ルから来る。そしてケツ全体(というか骨盤)も痛くなる。
ケツの場合は皮の下に肉はあまりなくモロ骨なので痛くなりやすかと思う。
立ったポジションのため上体の重みがケツに集中する。
前傾の場合は集中しないので、ケツに優しい。

ノーマルではケツ全体までくると耐え難いようになるが、ハイシートの場合は
それはなかった。明らかに硬いがしっかりと体重を支えてくれる。
前後方向のポジション自由度はノーマルとは比べようがない。
ケツが嵌るシートはアカン。
ノーマルはシートにケツが沈み込むがこれはそういうことはない。
やはりある程度の硬さは必要。

帰りはローカル国道を使ったが、そこで渋滞に嵌った。
狭めの2車線ですり抜け困難。10キロと中々である。
困難とはいえ、車と一緒にはまっているといつになったら帰れるかわからない。
隙を見て前に出る。
これでケツ割れようものならドツボである。
もっと長い時間保つものと期待していたが、そこまでではなかった。
とはいえノーマルと比べるとその差歴然。概ね満足できるレベルである。

さてハスクと比較してみる。ハスクの場合レース系のシートは岩石のように硬い。
公道を長時間乗るなどということは全く考えていない。
車種によっては断面がカマボコ状となっていて、ぢ製造装置となるのは必定(笑)。
しかしストリート系だとレース系よりは、はるかに快適性を考えてある。
しかしそれまでは街乗りオフは乗ったことはなかったのでなんてケツが割れるんやと
思ったのである(笑)。
この辺は内外問わずシート幅がないオフ車の宿命である。
ハイシートとハスクを比べるとハスクに軍配が上がる。
同じような距離を走っても明らかにハスクの方が楽。
イタリアもやれば出来るんやな(笑)。