キャブその1~序章2016年07月02日 23時23分41秒

過去にも書いているが、キャブの不調続いている。
絶え間なく乗り続けていれば問題はほとんど生じないが、乗る機会は少ないのである。

その不調とは。
始動直後に3気筒現象となるのだ。
オイル下がりあるのでそれでかぶるのか?
始動直後だけでなく、ある程度走ってからなったこともある。

ノーマルキャブはE型で新型となったが、わずか2年で旧型に戻されているのだ。
せっかく開発した新型キャブをわざわざ旧型に戻す。
明らかな不具合あるからとしか考えられない。
その事実から問題はキャブにあるという結論となる。

新車から始動性悪かった。
ひょっとしてエンジンに何かある可能性もないわけではないが。
さっさと見切りをつけるべきと思っていたが、色々大変であるので…
キャブは可動箇所あるので消耗することは避けられないといわれている。
古くなるにつれ、問題が大きくなり…

ある日のこと。
またしても不調に。
もう限界や。もう我慢できん!
ついにブチ切れた!!
今後も乗り続けるのなら避けては通れない道。
アレをやるしかないな。そう、アレを。
決断が遅すぎたとは思うが。

その2へ続く。

キャブその2~準備編2016年07月11日 21時31分32秒

その1より続く。

キャブ換装の決断をしたわけである。
改造ではなく、修理なのだ。
かつては三国の選択肢もあったが、今はない。
ひょっとして買えるのかもしれないが、今回京浜FCRを選択。
京浜の方がセッティングしやすいという話もあるが自分で確認した訳ではない。

ルートは2つある。京浜とビトー。
ビトーは京浜よりセッティング詰められているというのが世間の評価のようである。
よってビトー京浜に決定。
予想納期は1ヶ月。
バイクの世界は納期わからないこと多い。
他の世界ではそういうことは許されないのである。
零細企業がほとんどのため、管理されていないからか。

何の前触れもなく、連絡が入る。
物が来たと。注文から2週間ほど。
予想より早いと喜べない。
時間掛かる前提で考えていたので、資金計画に狂いが生じたのだ。
焦りつつもそれはクリアー。

FCR41 001

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FCR41 005

これでイチ・キュッ・パ。
高い…
単一の部品としては過去最高額。
去年より驚愕の3万アップ!
10年ぐらい前は14ぐらいだったような…
正直、メーカーとしてはやりたくないのだろう。
値上げ。それはやりたくない時の常套手段。
これでもあっているか定かではないのだが。

いきなり組み込んだりはしない。まずは中身の確認から。
セッティングデータは付属していないため、基準値を知っておく必要ある。

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各部ばらして確認しつつ、セッティングも調べる。
ばらしてみて思ったのは汎用品であり、どうとでもしやすような作りであるということ。
そして触れる箇所多い。純正とは大違いである。
そしてTPS対応。
ノーマルでそこを触ったことがあるが開け始めに影響があることを経験済み。
よって無いと困る。

スロットルバルブも外して確認したかったが、これって外したら 同調狂うんちゃうん?
と思ったので止めておいた。

FCR41 030

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FCR41 035

キャブを変えてもラム圧は生かしたい。
走っていてラム圧の効果は体感しにかったりする。
200からは加速がさらに激しくなるので、そこまで行くと誰でもわかる。
しかしこんなこともあった。
空ぶかしでは何の問題もないが、実際の走行では吹けなくなったことがある。
60ぐらいしか出なくなったのだ。
あとで気づいたが、フロート室への過給ホースが外れていただけだった。
つまりは低速でもそれだけ効いているということ。
詳細については次回以降。

基本ファンネルらしく、エアボックス使うには別売りアダプター必要。
これはビトー製、1個7000円。あぐっ!
やはり4気筒は高くつくな。

シン13

キャブを変えるとやたらモロで乗りたがる傾向あり。
ラム圧は別としても公道ではボックスあった方が良いと思うがそれはお好みで。

その3に続く。

キャブその3~取付編2016年07月16日 09時10分55秒

その2より続く。

キャブ、キャブと騒ぐ例多い。
どいつもこいつもキャブ。
某大手部品メーカーまでもが、インジェクションをわざわざキャブにするキット
売っていたりする。なんなんそれ(笑)。

性能でいえばインジェクションの圧勝だろう。
Dトラ125でも標高2000m越え楽勝。
さらにこんなこともあった。
今は一般車入れないが、乗鞍に行ったことがある。
2700m。さらに雨。
9Rでもまともに走れなかったのだ。
インジェクションであれば、それがどないしてんであろう(笑)。

口径の選択肢は41しかない。
ノーマルは40なのでどうか。
口径アップしたところで10馬力上がるなどということはないだろう。
中身確認したら次いで取付作業に入る。

FCR取付 001

FCR取付 003

まずはばらしていくが。
ハチが死んでる。何故だ。何故市んだ。
クリーナーの中にゴキが巣くってことはたまにあるらしいが。

FCR取付 002

仕入れておいたインシュレータ
この時のために備えてあったのだ。なんという計画的犯行。
別途Oリングも必要だがこの俺に抜かりがあろうはずがない。

FCR取付 005

FCR取付 006

当然だがノーマルとは全然ちゃうわけで。

FCR取付 008

キャブとエアボックスは直接繋がらない構造である。
ファンネル部が独立しているが、そこが干渉するので加工せよとのこと。

FCR取付 009

FCR取付 010

モロキャブであれば大気開放するだけですむが、ラム圧残すにはエアベントを
通じてフロート室へも過給する必要ある。
しかしながら。
エアベントを上向きにすることは不可能。
さらにノーマルの配管を使おうとしてもホース太すぎてこれまた取り付けできない。
そんなことはどこにも書いてないぞ。

FCR取付 011

FCR取付 012

FCR取付 016

ということで急遽、材料を仕入れに走る。
肉厚薄くないと取り付けできないが、それだとこれしか売ってなかった。
色がやらしいのでいずれはやり直すか。
この際どさを見よ。
折れたり捻れたりしたら即、不調に陥るため注意必要。

FCR取付 017

FCR取付 027

次は燃料配管。
FCRの方が何故か1サイズ細い。
変換アダプター付いているのが親切だが、エアベントは…
配管は樹脂製なので扱いが悪いと破損の可能性あり。

FCR取付 019

アイドルアジャスターは長いタイプ付属しているが微妙に短い。
ノーマルは中央部にノブを保持できるようになっているがそこに届かない。
もうちょっと長いのはないのか?

一難去ってまた一難。
ノーマルもエアベント2箇所だが、先で集合している。
そこからはワンサイズ太い。

FCR取付 028

FCR取付 030

FCR取付 025

繋ごうとしてようやく気づいた。我ながら段取り悪いな。
というわけでまたしても仕入れに。
配管の経路長い。実走では不具合起きるかも。
その時はまた考えるしかない。

実はノーマルの時からここは細工してある。
それはまたの機会に。

FCR取付 021

まだまだ作業は終わらない。
スロットルをどうするか。
見てのとおりでノーマルワイヤは流用不可能。
それは想定済みなのだ。

FCR取付 024

FCR取付 031

FCR取付 032

FCR取付 033

ワイヤ長さは組んでみないとわからないのでいきなり手配しない。
まずはDトラから部品を拝借して検討する。
1本引きとしているため、ばらすのは最小限で済むのである。

フレームにはワイヤ通し用トンネルがある。
そこにちょうど中間調整部がくるため、その先の取回しに難がある。
ならば潔くない方がマシ。
グリップ側ワイヤガイドの出っ張り大でありカウルとの隙間ギリギリ。
中間調整部との兼ね合いでこのような取り回しにしかならないのだ。
拝借したのはワイヤ長さ800。
それだと長い。しかしそれより短い市販品は700しかない。
700では確実に短いな。
間はないんか、間は。
意外と手強い。どないすんねん。

その4に続く。

バイク用レーダー探知機その112016年07月21日 23時28分59秒

その10より続く。

何度も修理した。だが、その後は不具合の再発はない。
1回で何故直せないのか、疑問だ。
しかし。
先日のこと。走行開始してもGPSの電波受信できない。
30分たってもだ。
それ以外は機能している模様。

その日曇りであった。
GPSの電波は弱いとされている。
天気悪いと受信するまで時間掛かるのは車のナビでも経験済み。
しかしいくらなんでも30分は遅すぎる。新たなトラブルの発生であろうか。
その後使用していないので様子を見ることにする。

取付ステーだが、メータやインジケータランプの見やすさ、キーとの位置関係を考え
何度か変更している。

ユピテルレーダー探知機 062

ユピテルレーダー探知機 063

ユピテルレーダー探知機 064

ユピテルレーダー探知機 066

ユピテルレーダー探知機 070

ユピテルレーダー探知機 071

ユピテルレーダー探知機 072

現状はまだ暫定である。
位置決めたら綺麗に作り直す予定。
画面を寝かすと日光の影響を受けやすく、見えづらくなるので立てる方向とした。
あまり立てるとこれまた見にくいのでほどほどに。

ユピテルレーダー探知機 073

Dトラの作業中にハーネスに目がいく。
保護チューブが結構すれている。何か起きるほどではないが気になる。

まあ良いではないか、減るもので無し。
そんな…困ります。あぁぁ~

まさに悪のエロ代官プレイのような(笑)。
イタリアっぽい?のか、こんなんでエエやろ感ありありなのだ。
さすがは川崎やな。

その12へ続く。