キャブその4~スロットルワイヤ2016年07月26日 20時55分59秒

その3より続く。

一度試してみたスロットル。
意外と難しい。
長さは任意に決める必要ある。
リール径は36が扱いやすいとか。
以上により仕様決定。

アクティブハイスロEVO 001

アクティブハイスロEVO 002

アクティブハイスロEVO 003

選択したのはアクティブ製ハイスロEVO、36。
スロットル側ワイヤー金具の出代少なく、リール径の選択肢が多いのが有利。
値段は高いが。
汎用品はワイヤ長さを自分で決める。
つまりは片方のエンドの処理をセルフでやるという、国内メーカーとしては
スパルタン?な商品なのだ。
そのためワイヤは強烈に長い。超アップハン対応やな(笑)。

アクティブハイスロEVO 007

まずはアウターを必要な長さに斬る。これはどうということはない。
続いてはキャブ側金具を取り付ける。
専用工具付属。
これもなんてことはないが、何かおかしい…

アクティブハイスロEVO 008

何でか錯乱しとったわ。

アクティブハイスロEVO 009

アクティブハイスロEVO 010

アクティブハイスロEVO 011

気を取り直して修正し、正しくかしめる。

アクティブハイスロEVO 012

それまではどうということはなく、前戯でしかない。
インナーワイヤへの太鼓のセットが本番なのだ。

アクティブハイスロEVO 013

ある程度のめどで太鼓の位置を決める。
止めねじをこれでもか!と締めないとスロットル操作によりワイヤよりすっぽ抜ける。

アクティブハイスロEVO 017

斬りすぎたら元に戻せないので慎重に長さを決める。
しかし。
太鼓よりワイヤー出た状態ではリールの穴にはめるのは至難の業。
そうこうしている間に妙なクセが…

アクティブハイスロEVO 014

アクティブハイスロEVO 015

アクティブハイスロEVO 016

太鼓の位置を決めたならば、抜け止めとしてハンダを盛る。
ステンレスにはそのままハンダ使えないということで専用フラックス入手。
説明書にはそんなことは全く書いていないが。

しかし勢い余って?盛りすぎたのでやすりで修正した。
リールの穴の中では多少動く必要あると思うが、形状と大きさ故苦戦した。
慣れていないならいきなり生本番とはせず、練習した方が良いだろう。

アクティブハイスロEVO 020

あとは組むだけ、のはずが不具合発覚。
開ける方はなにもないが、戻すとどこまでも戻ってしまうのだ。
さらに戻すと今度は閉じているはずが何故か開いていく…
おぉぉ~!?何故だ。
原因を調べる。
なんと戻し側インナーが長すぎたのだ。
それもおもっきり。アジャスターで調整しきれないほどに。
ちゃんと長さ合わしたはずだが、その理由はわからない。
ともかく短くするしかない。

アクティブハイスロEVO 021

アクティブハイスロEVO 022

アクティブハイスロEVO 023

ハンダ付けした太鼓を再び溶かして再利用する。
そんなことはまず無理と思ったので単体で急遽入手。
こんなことしていたら、全くもって進まない。

太鼓の位置決めだが時間かかる。
ワイヤーを斬ると断面がささくれ立つ。
その状態で太鼓をワイヤーに入れるのは難しい。
既に書いたがワイヤーが長い状態でリールの穴に入れるのも困難。
あまり慎重にやりすぎてもアカンといいうことだ。
仮に太鼓の位置を決めたなら、ワイヤーを斬るが太鼓と面位置で斬れないのである。

以上よりわかったこと。
ワイヤー切断後、太鼓をずらして切断面と面位置にすると良い。
これに気づいたのは作業終わってからというオチ。
エンドの処理方法は説明書に書いているがこんなコツは全く書いていない。
それが重要やろ。

たったこれだけの作業やるのにどれほどの時間を要したか。
難しくはないが、ともかく面倒で時間掛かるのである。
これで完了しいよいよ、始動かと思われた。
ここでまたしても問題が。

アクティブハイスロEVO 026

取り回しの関係か、ステアリング角度によりワイヤーが落ち込んで遊びが大幅に変わる。
それはまずいのでガイド作って対処した。
あくまで暫定でいずれはやり直すことにする。

完成するのはいつのことか。
道のりはまだまだ長い…

その5へ続く。