スターチルドレンその2 ― 2024年02月19日 21時24分46秒
その1より続く。
トランプが在職時にナトー首脳に金を払わなければロシアに攻めさせると脅したと自ら言っていた。
アメリカという国は力を背景に強引な外交を行う。
それでも同盟国に対しては超えてはならない一線を絶対に超えないという認識が
あったと思う。
しかし、トランプにはそれが全くないどころか度が過ぎている。
その発言が実際にあったかどうかは問題ではない。
復活すればそれを言うのは間違いないのだから。
実際にそれをやるだろう。
同盟国への敬意は全くないし、これまでももっと軍事費を負担しろと散々言っていた。
選挙集会中での発言のようだが、その発言でめっちゃ受けていた。
つまりはトランプだけが突出しているのではなく、アメリカ人の多くがそう思っているのだ。
それを聞いて、これまでのトランプ支持をやめた人々いたかもしれないがいても極わずかだろう。
何故アメリカが多額の負担をして、アメリカの利益や安全に何ら関わらない他の国を
守る必要があるのか。
他国に関与することで他の国から信用を得ることが出来るし、政治的な影響力も発揮できる。
第一、敵対国家が”領土”を増やしたら、アメリカの脅威となる。
アメリカ企業もその国々で活動しやすい。
すなわちアメリカの利益。そういう考えは全くない。
とにかく負担したくないだけなのだ。
はっきり言えば、他の国はアメリカの利益にならなけばどうでもいい。
アメリカ以外の国は別の星にあるぐらいの感覚ではないか。
これはトランプだけではない。
ほとんどのアメリカ人は一度も国外に出ることなく、一生を終えるらしい。
つまりは他国に興味はないし、存在しないのも同然。
これだけ人の動きが国境に関係なく激しい時代であってもだ。
それに先立ってトランプの言動の解説があった。
他の国々はアメリカの富を盗んでいる寄生虫のようなものと考えているというのだ。
他の星にある国のために何故アメリカが守ったりする必要があるのか。
それに大いに納得した。
ここでトランプの行動原理が分かったような気がした。
トランプがバイデンを攻撃する時は、バイデンは弱いと言うことが多い。
弱いとの烙印を押されるのは、存在を否定されるぐらいの意味を持つのだろう。
アメリカ人にはそれが激しく受ける。
民主党と共和党は水と油の違いと言われる。
力の信奉者であるのはどちらも同じだ。
僅かな違いを根本的な違いのようにアメリカ人は思っているようだが 日本人から
したらその違いは僅かだ。
再びトランプになったら、どうでもいいウクライナの支援を完全に打ち切るのは間違いない。
流動的な中東情勢。
”報復”すると事態の深刻化や複雑化を招くと分かっていても報復しないという選択肢はない。
政権が”弱い”と国内で叩かれるからだ。
強さが全ての国で、弱いとみなされるということはどういうことか。
そういう意味で民主も共和も違いはない。
外交ではなく、内政上の都合で動いているにすぎない。
その3へ続く。
トランプが在職時にナトー首脳に金を払わなければロシアに攻めさせると脅したと自ら言っていた。
アメリカという国は力を背景に強引な外交を行う。
それでも同盟国に対しては超えてはならない一線を絶対に超えないという認識が
あったと思う。
しかし、トランプにはそれが全くないどころか度が過ぎている。
その発言が実際にあったかどうかは問題ではない。
復活すればそれを言うのは間違いないのだから。
実際にそれをやるだろう。
同盟国への敬意は全くないし、これまでももっと軍事費を負担しろと散々言っていた。
選挙集会中での発言のようだが、その発言でめっちゃ受けていた。
つまりはトランプだけが突出しているのではなく、アメリカ人の多くがそう思っているのだ。
それを聞いて、これまでのトランプ支持をやめた人々いたかもしれないがいても極わずかだろう。
何故アメリカが多額の負担をして、アメリカの利益や安全に何ら関わらない他の国を
守る必要があるのか。
他国に関与することで他の国から信用を得ることが出来るし、政治的な影響力も発揮できる。
第一、敵対国家が”領土”を増やしたら、アメリカの脅威となる。
アメリカ企業もその国々で活動しやすい。
すなわちアメリカの利益。そういう考えは全くない。
とにかく負担したくないだけなのだ。
はっきり言えば、他の国はアメリカの利益にならなけばどうでもいい。
アメリカ以外の国は別の星にあるぐらいの感覚ではないか。
これはトランプだけではない。
ほとんどのアメリカ人は一度も国外に出ることなく、一生を終えるらしい。
つまりは他国に興味はないし、存在しないのも同然。
これだけ人の動きが国境に関係なく激しい時代であってもだ。
それに先立ってトランプの言動の解説があった。
他の国々はアメリカの富を盗んでいる寄生虫のようなものと考えているというのだ。
他の星にある国のために何故アメリカが守ったりする必要があるのか。
それに大いに納得した。
ここでトランプの行動原理が分かったような気がした。
トランプがバイデンを攻撃する時は、バイデンは弱いと言うことが多い。
弱いとの烙印を押されるのは、存在を否定されるぐらいの意味を持つのだろう。
アメリカ人にはそれが激しく受ける。
民主党と共和党は水と油の違いと言われる。
力の信奉者であるのはどちらも同じだ。
僅かな違いを根本的な違いのようにアメリカ人は思っているようだが 日本人から
したらその違いは僅かだ。
再びトランプになったら、どうでもいいウクライナの支援を完全に打ち切るのは間違いない。
流動的な中東情勢。
”報復”すると事態の深刻化や複雑化を招くと分かっていても報復しないという選択肢はない。
政権が”弱い”と国内で叩かれるからだ。
強さが全ての国で、弱いとみなされるということはどういうことか。
そういう意味で民主も共和も違いはない。
外交ではなく、内政上の都合で動いているにすぎない。
その3へ続く。
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