武川のフィルター2013年04月04日 21時45分02秒

ノーマルからしてモロキャブなので当然、エアクリなんぞ着けたことはない。
しかし、コース上にはタイヤかすだけでなくいろんな物が落ちている。
コースアウトすることもあるので、リアフェンダーは必須。
さらにキャブ後ろに板も取り付けて二段構えとしている。
これでもいつの間にやらクランクケース上部に小石など溜まってしまうのだ。
岡田杯で土まみれになったこともある。
ひょっとしてエンジン内に吸い込んでいる?
さらなる対策が必要か。

武川フィルター 001

武川フィルター 002

そこで入手した武川のフィルター。2000円。
高いのか安いのかわからん。
寸法的にうまくファンネルに収まる。
物は袋状となっていて伸ばして被せるだけの簡単装着。
だからすぐに取れることはないようだ。
写真ではわからないが、予想通り目がかなり粗い。
透かしてみると、点々と光が漏れてくるのがわかる。
異物が入らなければそれで良し。
ただ耐久性については悪そうな感じはする。

禁断のシリンダーその22013年04月07日 17時35分52秒

その1より続く。

馴らし完了したならばセッティングを進めるわけである。
ハスクバーナ究極の秘孔をその体で試させてもらったわけであるが、結果は
芳しくなく俺の求めるハスクバーナはまだ遠い!というオチであった。
ともかくまずは濃いめからスタート。
全開するとあるところからガス欠のような症状が発生し吹けなくなる。
プラグをみると白い。白いというよりは付着物が全くない。
相当薄いのか。MJを上げる。そして試乗。しかし変わらず。
結局手持ちのジェット尽きたので新たに入手することに。

ジェット入手したのでさらに作業を続ける。
しかし状況は変わらない。どんだけ薄いんじゃワレ~。
またしてもジェットが尽きる。そしてまた入手。
ここまで上げたらもういけるやろ。
しかしまたしても…
どういうことや?
メーカーによりジェットの番手の定義異なる。
デロルトの場合、なんと上は300以上もある(笑)。
下は50から。なんという幅の広さ(笑)。
メインもスローも区別はないので下に広いのはわかるが300以上ってどういうことや(笑)。
それはともかく、ひょっとして2次エアー吸っているのか?

2次エアーチェック 001

線香で調べるがこれではわからん。

2次エアーチェック 003

2次エアーチェック 005

蚊取り線香3倍攻撃でどうだ。
これでも明らかに吸っていることを確認できなかった。たぶんそれないのだろう。

いくらなんでもここまで極端に変わるか。
釈然としないが薄い物はどないしようもない。
そんなことを繰り返した。何回ジェット買ったんやろ(笑)。
ノーマルは#110程度のところを#200とかになった時に気づいた。
200ぐらいだと目を細めなくても向こうがよく見える(笑)。
薄いのではなく濃いのではないか。
試しにクリップを下げて(針を上げて)みる。
すると吹けなくなるのが、もっと早くなった。
結論。濃すぎる。はよ気づかんかい、俺!

どうにもこうにもプラグが白いので薄いのだと思っていた。
思いこみは怖い。方向性を誤るととんでもないことになるということやな。
ともかく濃いことが判明したので絞っていくのみ。
どの辺りから吹けるのか探る。
すると境目が明確となった。ここでようやく真のセッティング開始である。

WRシリンダーセッティング 001

MJもそうだが針も大きな影響があるようだ。
クリップで開け始めに大きく影響する。
開度的にクリップはまだ早いように思うが、そこはデロルト。
テーパー開始位置が手前の方なのか?

方向性がはっきりすると作業が一気に進む。
今まで何やってん!(笑)。

WRシリンダーセッティング 002

WRシリンダーセッティング 003

最終的にはこんな感じに。
レースではなく街乗りなのでもうちょい濃いめの方がよいが、それだと吹けなくなる。
セッティングの幅が狭いのか。
プラグは8番を使用。9番にするともっと黒くなるが、冷えている時にかぶりやすく
なるので微妙なところではある。

ここでインプレ。
ノーマルよりも中速は細い。しかし高回転は一気に吹けあがる。
ノーマルでは9000で明らかな頭打ちがあったがそれは全く無くなった。
突き抜けるかのようなストレートな吹け。これ、これ!
立ったポジションと相まって相当な加速感がある。
余は満足ぢゃ(笑)。

俺の求めるハスクバーナが完成の時を迎えたようだな!(笑)
というわけで、次はパワーチェックやな。

WRシリンダーセッティング 004

ところで入手したジェットの数々。
左端は別だが二度と日の目を見ないのは間違いない。
どないすんねん、これ。

その3へ続く。

テクノロート2013年04月11日 20時27分59秒

前回より続く。

マスク無しで外にいれば、すぐに苦しくなってくる。
逆にそれだけ効果あるといえるが隙間が気になる。
マスクして1日中外にいる場合、家にいるときと比べて確実に夜のしんどさが違う。
隙間から吸っているのは間違いなく、いかに隙間を無くすかがポイントとなる。
シャア曰く、当たらなければどうということはないわけである。
そのまんまや(笑)。

鼻当てで効果があったが、他に方法はないのか考えていた。
ノーマルでは満足できん!
日々、性能を追求しているのだ。
そんな折、これを発見した。

テクノロート 001

テクノロート 002

テクノロートなる物。
マスクによっては鼻の部分に入ってるアレ。
樹脂製のワイヤーだが、なんとそれ単品で売っていたのだ。
早速取付にかかる。

テクノロート 007

それを使うのはよい。
しかし、この継ぎ目が問題だ。
これを見て思うのは…





男塾07

またしてもまんぢ丸先輩だったりして(笑)。

テクノロート 006

テープで貼り付ける。
そのままだとこういう風になるが中央にワイヤがー来ずセッティングの範囲が狭い。

テクノロート 004

継ぎ目を無視して右から左まで一気に貼る。

テクノロート 005

これまたイマイチ。
当初は接着剤を使用したが貼りにくいし、手も汚れる。
包帯を止めるテープがベスト。

やはり継ぎ目が問題である。
ということで、邪魔なら切ってしまうことにした。

テクノロート 008

継ぎ目の一部をハサミで切って、貼り付ける。
これで解決。
さらに意図的に広い範囲に貼り付ける。
幅広い方がセッティング幅広がり好都合となる。
これで完成。

完成したならばテストする。
鼻当てと効果は同等かと思う。両方組み合わせることも可能だ。
樹脂なので再利用可能であるが、表面が弱いようでテープ剥がすときに
表面が荒れてくる。1週間程度が限界か。

テクノロート 009

テクノロート 010

このタイプのマスクは耳ひもがすぐに伸びてしまう。
根性無しが!(笑)。
緩くなると隙間が出来てマスクの効果激減する。
隙間は出来るだけ詰めるべし。

マスクしているのに下にずらして鼻が露出しているのを良く見掛ける。
何の意味もない。
息苦しいとか、うっとうしいということと思うがそれなら潔く何もしない方がいいと
思うのは俺だけだろうか(笑)。

耳ひもを折ってホチキスで止める。これで解決。
ただ、見た目はちょっとアレになる。とはいえまず気付かれることはないだろう。

禁断のシリンダーその32013年04月14日 19時18分18秒

その2より続く。

ここまで来るのにすでに5年以上掛かった。
こればっかりやっているわけではないからな。
目指す方向は明確であるが、何かしてもすぐに幸せになれるわけではない。
時には進み、時には戻る…

ノーマルシリンダーでは9000で激しく頭打ちし、そのまま引っ張っても11300程度
が限界であった。シリンダー交換後はどうか。
デジタル表示なので、2ストならではの爆発的な吹けは走行中確認困難。
一瞬、12000の表示あったような気がしたが…

WRシリンダーセッティング 005

メーターにピークホールド機能ある。
なんと12900まで回っていた。
そこでもノーマルのような明らかな頭打ちはなく、一気に回る。
何にでも誤差はあり、どこまで正確か分からないが1000回転もずれている
ことはないと思う。なかなか回っている。
4ストのようにバルブ突くなどということはありえないので、直ちに危険と
いうわけではないが回しすぎるとクランクに負担が掛かる可能性はある。
これで俺が求めるハスクバーナは完成の時を迎えたか?(笑)

しかし中間でのセッティングは出ていないように思う。
中間開度は針で決まる。
針には色々要素がありクリップだけで済めばよいがそうもいかないようだ。
とことん追求すれば深みにはまる可能性大。
とはいえ俺が求めるハスクバーナが完成を迎えるには避けて通れない道ではある。

その4へ続く。