邪道レース~堺ちゃんこ2012年11月05日 22時03分10秒

3日は邪道レーシング主催、ちゃんこが堺で行われた。
秘かに2回目だったりするが1回目は不参加。

今回は岡田杯での転倒やトラブルのため自前車両は使えない。
岡田杯の時点で間に合わないのは明白であった。

参戦するクラスはタイム制限付き60分と一般の部80分の2本。
タイム制限付きはナイトレース仕様のクラスが急遽設けられた。
そちらへの参加となる。
43秒の制限があるがとてもではないがそんなタイムは無理。
50秒切るぐらいが目標だ。

一般の部はXR100ST仕様。両方ともここで走らせるのは初めて。
事前の練習などは当然?なくいきなり生本番。セッティングも不明。

ここ数日で一気に気温が下がり寒い。
6時過ぎに現着。10℃ぐらい。
手違いなどあって混乱し、朝からバタバタ。何かと忙しい。

ともかく、練習の時間。まずはタイム制限の方から。
走行直前に不具合発生。それもありさらにバタバタ。
拉致があかないので無理矢理走行開始。タイヤは冷え冷えである。
半周もしないうちに前が流れる。どんだけ遅いペースで走っとんねん!
1分以上のはずだが、どこまで遅く走ればええんや。
さらにペースを落とす。
荷重をかけないとタイヤは暖まらない。ペースを落とすとさらに時間が掛かる。
これぞドツボの連鎖である。
2周目。2コーナー立ち上がりにて。アウトギリギリをちんたら走っていた。
ギャップに乗る。その瞬間前から滑って転倒!
完全にツーリングペースだったが…
オイルなどはなかったと思う。
速度は低いが、自車と絡む危険な状況に。

堺ちゃんこ2012 147

俺のち○ぽが!後で気付いたが脚の付け根に打った痕があった。
イ○ポになったらどうすんねん!
朝からこれか…すでにアカンような雰囲気。
ちなみにウォーマー禁止となっている。
他にも何でもないスピードでこけたりを目撃するなど転倒多数だった模様。
レース向きのタイヤは冷えていると全く話にならん。
タイヤはスリックでもレインでも制限はない。
今ではウォーマー広く普及しているので、許可してもらいたい。
しゃぶしゃぶと同じで最早それ無しでは生きていけない体なのだ。
そういう状況なのでセッティングの確認などしている暇は全くなかった。

堺ちゃんこ2012 002

こっちの都合など関係なくレースは始まる。
両レースとも2人で走る。
冷えたタイヤでスタート出来ない軟弱者は第2ライダーとなる。

堺ちゃんこ2012 007

ほとんどベッタからスタート。どのみち一般車両と競えるとは思っていない。
淡々と走るのみである。二入なので半分半分で走る。

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堺ちゃんこ2012 022

当チーム関係者のみナイトレース仕様、通称闇クラスでの出場。
一般の人々はそういうことはしないのである(笑)。
想像を絶する遅さ。そういうのだけで走っていても遅いのに一般の部と走ると
遅さが際だつ。ほとんど減速はしない。2コーナーも当然全開のまま。
ここでの速度はメーター読み60ちょい。限界が近いような挙動を見せる。
逆に遅いのでコーナーでやることが少なくスムーズに走れる。
そのためコーナリングスピードは意外と速い。

レベルはバラバラでライダーによっては詰めることも可能。
しかしながら立ち上がりで置き去りにされる。
モビルスーツの性能差は如何ともしがたい。ストレートでも同様である。
1コーナーのインによると突っ込まれる可能性あるためアウトよりを走ることになる。
ごぼう抜きされまくり。一般の部を全く抜けないというのは悲しい。
予想どおりの展開であった。それでも47秒台。思ったよりは出た。
体重の為せる技か。俺は測っていないので不明だが50秒弱ぐらいか?
一応、クラス2位でフィニッシュ。一般の中での順位は意味がない。
チームによっては43秒切って失格となった模様。

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タイよりダンサー出現。

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地面で踊るダンサー?
その正体は…



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ノリノリな某息子(笑)。

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俺はダンサーちゃうぞ(笑)。

他にマジシャンもいたようだが、走ったり他のことをしていたりして見ていない。
この辺は主催者のこだわりである。一緒に来る女子供は普通興味ないだろう。
カートコースはまだましだが、サーキットは普通山奥にあり、朝もはよから
(場合によっては夜から)なんでそんなところに行かなアカンのやということになる。
この日見ているだけだと滅茶寒い。何してるかわからんわ。
そういうのは結構、重要と思う。

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体験走行も有。

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本日2本目80分耐久。こちらが本命。
このレースにはタイム制限はなく、ノーマルとSPに相当する。
こっちもベッタ付近よりスタート。

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これも半分半分。
しばらく順位は標示圏外であったが、いつのまにやら圏内に入っていた。
他はライダー交代が多いようだ。その隙に順位を上げる。
ピットインで順位変動があって、俺に変わる頃には再び圏外。

闇クラスと倍半分の排気量。さすがに速い、というよりはこれが普通。
減速無しとはいかず、感覚が狂う。そのためしばらくはペースが掴めなかった。
ギヤはもっとショートな方がいいと思うがどうにもできない。
いつの間にか3位になっている。
特に抜いたような感じはないのでライダー交代での変動だろう。
それに加えて上位が消えていっているようだ。
そして2位に。おおっ?!
3位には1周差。残り10分切っているので安泰だろう。
4コーナー。ここには前を残して入っていく。どこでも同じだが。
クリップでブレーキを離した瞬間、前が切れて転倒!
突っ込みすぎたわけではないが…
離すとフォークが伸びて荷重が抜ける。そういうことなのか?
いつかはブレーキを離すわけで、そうであればいつまでも離せないことになる。
ここでは過去に何度も転倒しているし、見ることも多い。
何かあるような気がするが。
低速コーナー故、損傷はないようだ。ピットに戻っていては大幅にロスしてしまう。
残り時間ないし、そのまま走り続ける。
3位に落ちてしまった。前に追いつくのは無理なようだ。

堺ちゃんこ2012 061

結局は3位でチェッカー。2位と3位では全然ちゃうな。
この日、合計2こけ。新型ノーマルスーツが!

耐久は最後にもう1本あるがその間にスプリントを挟む。
一般の部と危ない部の2本。

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こちらは危ないクラス。車種は色々。特に何事もなく終了したようだ。

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本日の最終レース、改造クラス60分。
レース前に何やら目で訴えてくる監督。2人では厳しいらしい。

アミバ06

しかし、とぼけておいた(笑)。

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高校生、今回も呼ばれていた。若さ故か元気。
隙あれば容赦なく刺す。

堺ちゃんこ2012 092

堺ちゃんこ2012 094

堺ちゃんこ2012 095

これで終わりかと思いきや何やら騒がしい。
特別クラスあるらしい。

堺ちゃんこ2012 129

邪道内部で抗争勃発。
堺ちゃんこ2012 102

堺ちゃんこ2012 141

堺ちゃんこ2012 111

抗争スタート。この後一人バックドロップが!
そしてレバーが宙を舞う!

堺ちゃんこ2012 116

堺ちゃんこ2012 134

堺ちゃんこ2012 137

1発勝負かと思わせて2発勝負。
以上にて全て終了。それぞれドラマ?があったようだ。

これで今年のレースは終了。締めてみれば結構出ていた。
そんなつもりは全くなかったのだが。

サンスタープレミアムレーシングその22012年11月10日 22時57分41秒

その1より続く。

12年、6万キロなかなか乗っている。
そこまでして乗る理由はあるのかと聞かれることがある。
俺もそう思う(笑)。
意地になっているわけではないが、色々としたので引くに引けないのは事実。
本気で乗り換えを考えたこともあったが、驚くほど値段つかないのだ。
乗り換えたい車両は実際のところ、ほとんどない。
昔ほど距離も走らないし、今では原付がメイン。
そんなこんなでちまちまと手を入れつつ、乗っていくことになる。
この辺もその一環である。

ZCOOパッド 005

キャリパーの脱着がしにくいためサポートを外したわけだが…

ZCOOパッド 007

こんな感じでねじ山死亡。

ZCOOパッド 001

ディスク替えた場合はパッドも替えるのが基本。
当たりって何ですか?というのであれば替える必要はない。

これまではメタリカを愛用していた。
特に不満はなく、高評価であった。値段以外は。
ディスクだけの違いを知るには同じパッドを使うべきであるが、別のパッドも
試してみたい。というわけでジクーを選択。
サーキットではメタリカかジクーを使うのが一般的らしい。

ZCOOパッド 004

ZCOOパッド 003

ZCOOパッド 002

パッドの比較。裏板の仕上げではメタリカが1枚上手。
実に隙がないが、だからといって性能に影響するのかは別の問題ではある。
厚みもメタリカの方が1ミリ分厚くなっていることから性能の安定性を重視している
ことがわかる。そのためキャリパーによってはピストンを目一杯押し込んでも
ディスクに嵌めることができないかもしれない。
ライニングが厚すぎて取り付けできないパッドもあるらしい。

完成したならば試乗する。
ディスクが新品の場合は当たりがつくまで本来の効きにはならない。
しかし、今時のパッドは当たりがつくのが早く普通に走る分には気を遣うことはない。
ちょろっと走るだけで十分な効きとなった。
新型ディスクの性能とやらは如何に。
レバーを引くと一気に減速力が立ち上がる。
これはディスクではなく、パッドの特性のようだ。
初期から効く方が好みであるが、立ち上がりが早すぎる。
メタリカの方がかけ始めのコントロールがしやすい。
この辺は好みで評価が分かれるのだろう。
俺はメタリカの方が良いと思うが、慣れの部分もある。
タイヤやオイルもそうだが人により評価が全く異なることがある。
基本的な評価は誰でも同じで、それほどの違いが出るのはおかしいように
思うが、各自で判断すべし。

パッドを変えると特性が激変することがある。
こんなこともあった。
超強力を謳うパッド。なんぼのもんやと試してみた。
そのとおりで凄まじい制動力。握力はほとんどいらない。
しかし、わずかな引き代で効くためコントロール困難。
車体の挙動が落ち着かず使えた物ではなかった。
そのためほとんど使うことはなく、某氏に進呈した。
同じキャリパーの某氏車。どうなのか聞いてみた。
別に使いにくくはなく合っているとのこと。
車重がかなり違ったので、効く方がマッチングがよいのだろう。
同じ部品でも車種により評価が変わる。そういうこともある。

サンスタープレミアムレーシング 016

100キロ弱走ってみた。まだ当たりは完全には出ていない。
パッドの個性が前面に出てディスクの違いはわからない(笑)。
一気に効くため、ノーズダイブが激しくなった。
超強力パッドの時ほど激変したわけではないが。

ブレーキを触るとフォークへの影響もある。セッティングを変えるか?
ウェーブワッシャーを選択したので、音は静か。
ガタガタのディスクとは雲泥の差である(笑)。
さすがに純正よりは動きが大きいため、ギャップで突き上げられると音はするが
それぐらいで気になるほどではない。

パッドはともかくサポートは予定外であった。
1式で10万ほどに…
使うときは一瞬であるが、これだけ稼ごうとすればどれほどのものか。

グラスウール2012年11月17日 09時09分42秒

FMFのチャンバーだが音量が大きくなっているのが気になっていた。
音量よりも音質の方が気になる。
下品な感じがしていたのだ。
距離的には大したことはないが、ウールを交換することにした。

SM125グラスウール交換 001

SM125グラスウール交換 002

差し込み部に液ガスを塗るとばらしにくく苦労する。
気になる中身の方は…

SM125グラスウール交換 003

SM125グラスウール交換 004

これは!
入口側は炭になっている…
9Rも炭になっていたが、あちらは大排気量4ストであり使用期間もかなり長かった。
排気温度が低い2スト、しかも大して走っていないのにこれか。
オイル分で音量増大するのはありがちであるが、炭になっているとは。
炭になるほど高温になる理由は考えにくい。釈然としないが…

SM125グラスウール交換 006

芯に焼き付いたウールを取り除くのに暇が掛かった。
いきなりグラスウールではなく、ステンウールを巻くとよいが、急に決めたので
用意していない。

SM125グラスウール交換 007

ウールは9Rの時の余り。しかし微妙に足りない。

SM125グラスウール交換 008

別のウールも持っていたのでそちらで不足分を補う。

SM125グラスウール交換 009

SM125グラスウール交換 010

隙間やリベットに液ガスを摺り込む。これで十分。
エンジン始動。今までの下品さとはおさらば。
炭になる原因はしばらくこれでいって確認するしかないな。

ミッドラインのハンドルクランプその12012年11月20日 21時22分37秒

岡田杯でのダメージ修復や不調の原因を探っている。

破損したハンドルクランプ
代品の手配が必要なのでメーカーに連絡を取る。
ところがもう作っていないとのこと。割と破損あったためというが…
こけると潰れてもおかしくはないと思うが。
実際かなり激しかったようであるし。


Gワークスハンドルクランプ 022



タンクの上の方に傷があるので縁石で引っ掛かって横回りした模様。
根元が当然最も条件が悪くハンドルバーでアジャスター兼、固定ボルトが
引きちぎられたのだろう。凄まじい力だったと思われる。




剣崎

これぞ一撃必殺。場外まで吹っ飛ぶようなもの(笑)。
バーが強すぎることもある。
倒立フォークだとフォークはダメージはなくてもフレーム終了と同じ。

ともかくやらないというのでは仕方ない。別の方法を考える。
50RではTTSが一般的と思うが、それではメーターの配置に難がある。
構造は異なるが別のメーカーからも出ているのは知っていた。
ミッドライン製。
メーカーのHPはなくこちらが販売元のようだ。
バー有りと無しが選べる。バーは既にあるので当然バー無しを選択。
16980円。なんでもそれなりの値段はする。

ミッドラインハンドルクランプ 004

ミッドラインハンドルクランプ 005

ミッドラインハンドルクランプ 006

取付はノーマルと同じなので外部からプリロードの調整はできない。
一旦決めるとそうそう調整は必要ないし、中にカラーをかませば可能。
必要であればそうすることにした。
バー交換式となっている。
クランプはボルト1本でやや心許ない感はあるが、コスト上しかたないか。
緩むと危険なのでネジロック使うべし。

ミッドラインハンドルクランプ 001

ミッドラインハンドルクランプ 002

ミッドラインハンドルクランプ 003

ノーマルおよびGワークスと比較。
ミッドラインのみ垂れ角がついている。これぐらいが良いかと思う。

ミッドラインハンドルクランプ 007

マスターが邪魔でクランプボルトへアクセス不可。
こちらも構造上、仕方ない。
ノーマルはバンジョーが前出しなので転倒するとそこにダメージがある。
NSR用は横出しでありそういう理由でそちらを使っている。
前出しだと関係はない。
マスター外せば問題ないしマスター付けた状態でバーを外すことはないだろう。

ミッドラインハンドルクランプ 008

ミッドラインハンドルクランプ 009

ミッドラインハンドルクランプ 010

取付にはノーマルのフォークトップキャップが必要となる。
これまでは必要なかったので探すのに難儀した(笑)。
インナーチューブとトップブリッジ上面を合わせると回り止め部が浮き上がる。
これはGワークスも同様。
トップキャップとクランプの位置関係は変わらないので突き出しは自由に行える。
ただし、その分だけハンドルも高くなる。
回り止め部との隙間も広がるのでその辺も考える必要がある。
突き出しの必要性は感じないが、その辺はお好みで。
インナーチューブを延長し、そこをクランプすると突き出しとハンドル位置を切り離す
ことができるし、プリロード調整も可。
それが理想だが高くなってしまう。値段を気にしなければということだ。
あるいはトップブリッジ下にクランプし立ち上げる。
そのような製品は今のところない。NSR用は売っているが…
この方法でも回り止めは必要となる。

現状ハンドルが強すぎる。
今の固定ボルトは表面処理からかなり強度ありそうだがボルトが千切れなくても
クランプが破損しないという保証はない。
バーを意図的に弱くするしかないだろう。

年内に確認のための走行したいが時間的にどうか。

その2へ続く。